楽に生きるための合言葉。なるようになるんじゃない。「なるようにしかならない。」のだ。
なるようにしかならない。
これ、おばあちゃんの口癖。
おばあちゃんの経験値には遠く及ばないけど、
僕も40歳になって思う。
僕の人生にも、性同一性障害だけじゃなく、この40年の間に
まるでドラマみたいな悲劇。別れ。などなど沢山の予期せぬ大事件が起きてきた。
この先もきっといろんなことがあるんだろう。
若い頃は、悲劇的なことが起きてもそのたび「なんとかなるんじゃないか」と思ったり、祈ったりした。
だって、テレビでは、よくドラマチックな奇跡が起きたりするもの。
だから、どんな悲劇でも、またまたー と受け入れる事が出来なかった。
でも、実際「奇跡」は起きない。
簡単に起きないから「奇跡」なんだ。
どれだけ祈ってもお金があったとしても
なんともならない事がこの世界にあることを痛いほどに知らされた。
そこから学ぶ。
時が解決してくれるという意味と
なるようにしかならないんだという現実の受け止め方を。
諦めに近いが決して諦めや自暴自棄じゃない。
受け止められない自分も受け入れる。
弱っちい自分も受け止める。
前を向けない自分とも付き合っていく。
辛いの真っ最中は、「時が解決してくれるよ」っていう誰かがかけてくれた言葉さえ、
「僕の気持ちは誰にもわからない」
「今が辛いのに、いつまでこれが続くのか」と果てしのない不安と恐怖感で素直に受け止められなかったけど、今は違う。
時間が全てを解決してくれるなんて事は確かにない。
悲しみや後悔は決してゼロにはならない。
だけど、
時間が癒してくれるという事は実感した。
心の傷も僕の人生
考えたらまだ涙が出るけど。
たぶんこれは一生変わらないんだろうけど、
それが、僕の人生なんだ。
なるようにしかならない。僕の人生。
今、辛いことの真っ最中にいる人がもしもいるならば、気持ちを切り替えていく「意識」をしてみよう。
まずは意識だけでいい。
絶対毎日、今よりも少しずつ楽に生きていける。
いつか振り返れる元気が出る日まで、意識をしながら毎日を越していこう。
鈴木優希のセミナー活動、LGBTについてのコンテンツを掲載しているオフィシャルサイトも是非見て頂けたら幸いです。
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