感じの良い人になろう!
プライドも大事。カッコつける事も大事。
ただ、それよりも大事なことがある。
人に対して「感じの良い人」になろう。
と言っても僕は、本来かなりの人見知りである。
とにかく第一印象が悪かった。
今となっては笑い話で、当時の事をよくネタにされる。
自分としては、尖ってた意識は微塵もない。
偉そうにしてるわけもなく、相手を嫌いなわけもなく、もちろん怒ってるわけでもない。
ただ「恥ずかしい」だけ。
なぜ、わかってくれないんだろう?
ずっとこれは僕の悩みだった。
わかってくれない人にはわかってもらわなくていい。
なんて、開き直っていた時期もあるが、
それが決してカッコイイことじゃないと知った。
スカしてるダサいやつだった。
なぜ気づいたか?
それは、たくさんの「感じの良い人」に会ったからだ。
経営しているVenusで出会うお客様の中にももちろん。
その他にも、
サーフィン先で会った人
たまたま駐車場で会った人
スーパーで会った人
旅先で会った人 などなど。
そこには職業も性別も年齢も関係ない。
そういう人に出会うと、自分の小ささを知る。
カッコつけてる自分より、自然体で「感じの良い人」の方がカッコいいことを体感した。
それが天性で出来る人もいる。
でも、努力や意識をしてはじめてできる人もいる。
自分の性格だから。と決めつけないこと
出来なかったら努力をしよう!
最初から上手くはいかない。思い通りにいかなくて、凹むことばっか。
でも、意識を続けていこう!
そうすれば少しずつ変わっていける。
感じの良い人には、自然と人が集まる。
人は一人では行きづらい。
自分で何かが出来なくなった時、気力や根性ではどうしようもならないことがある。
僕の場合は、アキレス腱を切って松葉杖生活だった時、入院生活の時、凹んで何かする気力を失った時。
自分の無力さと同時に、側にだれかが「居て」くれるありがたさを知った。
自分も誰かが元気を無くしている時に、してもらって嬉しかったこと。助かったこと。と同じことをしたい!そう思った。
今、活動しているLGBTの講師の活動や、LGBTの為のオンラインサロンも、そのひとつだ。
元々、仕事以外全く興味がなかった。
自分の事で精一杯。
LGBT・性同一性障害に関しては自分の治療が戸籍変更という一区切りがついた以降から、特性別違和に対して何を思うとか、後世の為に何か伝えたいなど思ったこともなかった。
では、なぜはじめたのか?
40歳が目前になった昨年。
僕の経営している飲食の仕事が「やりたくてもやれない状況」になった。
25歳で自分の店を持ってから今まで走り続けてきたけど、国からの時短・休業の要請で立ち止まらずにはいられない状況に陥る。
その時に、ふと自分に出来ることは何だろう?
と考えさせられた。
雇用しているスタッフを守ること。
そして自分にしか出来ない「経験」を伝えることだと、今も共にこの活動に携わりサポートして頂いている社長の一言からスタートした。
「成功体験だけじゃなく、失敗体験を求めている人は沢山いる。それを伝えてあげたらどう?」
僕もふと性別違和で悩んでいた思春期に、自分が何者なのか知りたくて同じ境遇の人の本を探して沢山読んだことを思い出した。
でも、そこには「キラキラした成功体験」で溢れていて、当時闇の中でもがいていた僕には、逆に遠く果てしないものに感じてしまって、その本から学ぶよりその本達から逃げてしまった。
あの感覚か。。。
ならば、僕は治療の上で、これまでの人生の中で、失敗してしまったこと、後悔していることを伝えていこう!それなら僕にも出来る。
そう思ったのがスタートだった。
僕もこれからみんなと一緒に学ぼうと思う。
LGBT関連の活動は、今までにしてきたことのないことで僕にとっての初体験。
上手くいかないことばかりだけど、
はじめての事に挑戦している自分は結構好きだ!
さぁ、みんなも初めての事をはじめてみよう!
鈴木優希のセミナー活動、LGBTについてのコンテンツを掲載しているオフィシャルサイトも是非見て頂けたら幸いです。