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劣等感はパワーに変えろ!LGBTオンラインサロン塾長 鈴木優希

僕は性同一性障害。FTM
身体は女。心は男で生まれてきた。

今は、戸籍は男。
LGBTのTを指す、トランスジェンダーである。

性同一性障害を抱えて生まれてきた僕は幼い頃から常に「劣等感」の塊だった。

普通が普通じゃない。

男でもない。女でもない。男にもなれない。女にもなれない。

どちらでもない中途半端さ。宙ぶらりんな自分に自信なんか1ミリも持てるはずもなかった。

自分に自信をつけたくて心と身体を合わせる治療を始めたのが20代の頃だった。戸籍が変わり「男」になれた30代。女の子と結婚もして「男」を味わった。そして40歳を迎えた。これまでを振り返って思う事。それは、

戸籍を男に変えることが治療のゴールでも、
人生のゴールではない。

男になってからの人生にも、劣等感は消えない。ということだった。

ただ、僕は負けたくなかった。

僕は現在LGBTセミナー講師・LGBTオンラインサロン塾長の活動をさせてもらっているが決して前向きでポジティブな性格ではないと自覚している。

どちらかというと臆病でネガティブな性格。

ただ、負けず嫌いであり、貧乏性である。

だから、「こんな風に生まれてきたから仕方ない…」何事にもそう思ってこの先ずっと生きていくのは、まっぴら御免だった。ネガティブだったがこの気持ちだけはかなり強かったと思う。

今思うと、そんな風にクールに割り切れなかったという方が正解かもしれないけど、

「こんな風に生まれたからこそ、人よりももっともっと楽しく幸せでいたい!」そう思えないと生きていけない。そんな風に思っていた。

大切なのは「なにくそ」根性

普通じゃない劣等感を、力にする!
その為には、「なにくそ」

この思いが大事。

普通じゃないからこそ、普通の人に負けたくない!同世代の男よりも稼ぎたい!たくさん恋愛がしたい!遊びたい!人生を楽しみたい!

お金を稼ぐ力。遊ぶ経験。生きている中で学ぶ事。
全てに貪欲であれ。

劣等感から来る貪欲さがパワーとなり、経験を産む。
そして、その経験が自信となる。

そして自分に自信が持てた頃には、劣等感は自然と薄れていく。

なぜなら、凄い!と思える人に出逢うと、男も女も関係なくリスペクト出来る。

結果、性別じゃないその人の「人間力」だという事に気付かされるからである。

まずは今いる所のひとつ上の階段を上ってみよう。

劣等感をパワーに変えて。


鈴木優希のセミナー活動、LGBTについてのコンテンツを掲載しているオフィシャルサイトも是非見て頂けたら幸いです。

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