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2024年FTM整形してみた! 

僕は女から男に戸籍を変えて生きるLGBTのTであるFTMトランスジェンダー。1980年名古屋生まれ鈴木優希。
仕事は、地元名古屋の繁華街、錦三丁目で同じLGBT当事者を集めたオナベバーVenusビーナスとレズビアンバーWダブルの経営をしている。

オナベあるある

オナベバーVenusのTikTokチャンネルでも上げているが、あるあるとしては
・身長が低い
・童顔
・ガソリンスタンドのバイト選びがち
・ソフトボール部に多い
・靴のサイズで困る
・彼女を「嫁」と呼びがち

などなどがある。

僕自身もいくつか当てはまるが、一番は童顔で43歳の今も年相応には見られたことがないこと。
これが悩みだと言うと、大体「若く見られていいじゃん!」と言われることが多いが、本人的には貫禄が欲しいお年頃なのだ。(笑)

オナベでもクオリティにこだわりたい!

胸を取った時も担当の美容クリニックの先生は「平らになればいいでしょ」みたいな扱いだった。
結果、左胸の神経も失って乳首も取れた。
アフターケアを求めたけど、結果その美容クリニックの対応は雑で、ビタミン剤を処方され様子を見てとのこと。それだけでは、どうにもならないことは想像していただけるだろう。
確かにFカップの巨乳は無くなったけど、僕が望んだ上半身にはならず、憧れていた海パンだけで海に行く!ということは叶わぬくらい痛々しい事になってしまった。

確かに、ナベシャツと呼ばれるさらしのようなものをつけなくても良い事だけで世界は変わったけれど、もっとクオリティを求めたい!

僕はシンプルに、でも強くそう感じた。

後に違う美容クリニックで胸の修正を行う事になるのだが、ここでの先生にも「確かに気になるのはわかるけど海に行くなんて年に何回ある?」「必要ないんじゃない?」と笑われた。
クオリティを求める僕の気持ちは何故誰にも分かってもらえないのだろう。

僕らの逆であるニューハーフさんは綺麗になりたい!女らしくなりたい!という想いは当たり前でありクリニックも積極的なのになぜFTMだとこんなにも扱いが違うのか。

美容女子は当たり前だけど、美容男子にまだ理解が薄い事と一緒なのかな。

オナベだってクオリティの高い「男」を目指したい!

今回は「目」

僕の店オナベバーVenusとレズビアンバーWがある名古屋錦三丁目は仕事柄みんな美に関して意識が高い。サプリメントの情報から美容整形まで。情報に溢れている。

僕も童顔ではあるが43歳。40歳くらいからだろうか目の下のクマが気になりだした。見られる仕事であるが故、すぐにお客様に指摘されるので意識がいくのはありがたい。
そういえば、「疲れてる?」とよく言われるようになったのもこの頃から。

写真を見ても、確かに目の下のクマが気になってきた。ダウンタイムが結構ひどいという事も聞いていたので長期仕事を休めるタイミングをうかがっていた。

そしてやっと、2024年の正月休みを利用して1月4日に「裏ハムラ術」でくまとりの手術を受けた。これまでに性別を変える為と+クオリティ重視での形成の手術も含めて沢山手術を受けていたけど、ビビりな性格なので...笑気麻酔だけでなく追加で静脈麻酔もお願いして臨んだ。

今まだダウンタイム真っ最中なので結果はまたお知らせできればと思う。
中間報告出来ることと言えば、目から血が出る恐怖を味わったこと。

痛みはなく、普通に目が見にくいなぁと思ったら...目からポタポタと鮮血が垂れてきた。生理もない今、見慣れていない「大量の鮮血」に肝を冷やした。

カッコよくなりたい!明日は脱毛。
これまた男性ホルモンを投与してせっかく生えてきた毛をわざわざまたお金を払って抜くなんてとか突っ込まれるけどこれまた、男らしくはなりたいけど「尻毛」は要らないわけで(笑)

とにかく僕はカッコイイ男を目指す!
志と意識は高く!

なりたい自分に、僕はなりたい。

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