これ以上は無理、というラインを知る道のり
SHARPのTwitter公式アカウントが好きです。
中の人が毎週書かれるコラムも読んでいます。
知性やユーモアが感じられ、感心しつつ共感も覚えます。
先日のコラムの内容に考えるところがありました。
(実はこの文章をけっこう前に書いて忘れていたので、ちょっと前のになりますけど)
コラムはこちら↓
もしかしたら、シャープさんは私と年齢が近いのではないかと考えているのですが。
そうした意味で考えても、非常に共感がありました。
更に言うと、これ以上は無理、という限界値が自分の年齢によって刻々と変化しているのを感じる。
肉体的なことでいえば、
以前と同じ量を食べると腸に異常をきたす、とか
以前と同じ時間しか眠らないと翌日やたらしんどい、とか
冬は身体の保湿を一日サボっただけで乾燥しすぎてかゆい、とか。。
なんか哀しい。けど真実。
そのひとつひとつを、あぁ今そうなんだ、と静かに発見して受け止める。
気をつけなくちゃ、と思うのに生活リズムがすぐに修正できず「やっちゃったな」と重だるい身体をひきずって自分に謝る。
精神面でいえば
仕事と家の往復だけだと心が死んでくる、とか
気を遣いすぎた日は身体もヘトヘトになる、とか
いろいろあるんだけど、どこがラインなのかまだわからない。
だから、やたら悲しいとか元気が出ないことに気づいて自分のケアに手を着ける。
年齢と経験を重ねて良かったことは、なんか気持ちがふさいだときに、その感情に飲み込まれずに
「なんでこうなったかな、疲れすぎか、身体の不調の影響かな」などと冷静に思えるようになったこと。
だいたい理由があるから、それに対処すれば落ち着けると知っているから、慌てない。
ある意味、私の身体と心がちゃんと教えてくれるから大丈夫。
その声に気づけるようにしておくこと。
今日はおやつ食べるのやめておこう、とか
今日は早めに眠ろう、とか
今日は人の多い場所には行きたくないな、とか。
限界ラインは変化するけど、自分と仲良くし続けることが、全部を解決してくれるのかもしれない。