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昨日見た夢133 〜邪悪の世界〜

12月26日

この夢は、三部から成る。
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僕のそばに男の子がいる。
インド人風の小さな子。

僕達はちょっと高い丘から下の広場を見下ろす。
中心に石(?)の円いサークルがある。

男の子はここで急に泣き叫び始める。
だが、その理由がわからない。

少し向こう、森に少し隠れて「僧院」が見える。
そこに行くか?と聞くと、「行く。」という。

受付のようなところがある。
そこでお金を払うのだが、残念ながら閉館の時間になったようで、向こうにある入り口にはシャッターのようなものが下りている。
シャッターの向こうに、鳥居のようなものがある気もする。

受付には、確か丸い石があった。
だが、それを手に取ったか・・覚えていない。

僕は、シャッターの方に歩いていく。
左側に少し隙間があって、中に入れるようだ。

入った瞬間にわかった。

ここはヤバいところだ。


邪悪なエネルギーが充満している。
そのことがヒシヒシと伝わってくる。

入り口付近に何人か人がいる。
みな、恐怖に怯え、震えている。
何故か全員女子。僕の娘もいた。

僕は振り返り、

助けを呼んだほうがいい。


と言ったのだが、何故か声がうまく出ない。
腹に力が入らず、息が漏れる。
それでも何回かトライし、伝えることに成功した。

僕は先に進む。

下に降りる階段がある。
その階段の両側に、二人の人物(男?)がいる。

人物・・と書いたが、人間かどうかわからない。
“ヒューマノイド型”ではあるが、明らかに顔立ちも服装も違う。

彼らは長い「針」、そう、注射針のようなものを持っている。カギ型に曲がっている。
どうやらそれを人に刺すらしい。
液体が滴り落ちる。

僕は「かなりヤバい状況だな・・」と考えているが、静かに右側の男の針を手で握りつぶす。

すると彼は言った。

「目を開けて来る奴は珍しいな・・」

ここで一旦目が覚めた。

僕は体を起こし時計を確認したが、2時半を少し回ったところだった。

意識ははっきりしているが、目を閉じたまま、座って状況を分析する。

かなり危険な状況だった。
間違いなく“邪悪”な者たちだ。だがまずは対話をせねば。
僕は対話を試みる。だが返答はない。

家族を返してもらおう。

僕はそう告げ、家族全員を 〜姿はないが〜 こちらに取り返す。

続いて不動明王の真言を唱える。
だが、どういうわけか、数回に一回、どうしても「間違えて」しまう。
何度も唱えたが、効果がある気がしない。

これは、ダメだ。


僕は気持ちを切り替え、光明真言を唱える。

すぐに丹光が浮かび上がった。
いつもの星空(宇宙)なのだが、手前に雲というか、モヤがかかっている。
それを払うつもりで、真言を唱える。
何度も、何度も・・

何度繰り返しただろうか。モヤが晴れ始めた。
だが僕は心の中で、もっと別の「武器」が必要だと感じている。
「剣」は意識したが、それを抜くことはなかった。

再度画面が切り替わる。

暗い背景に白いゲートがある。円いトンネルのような。
白い樹のようなシルエットも見える。
さっきとは打って変わって、深遠な世界。

するとゲートの背後が白く輝き始め、次第に紫色に変わっていく。

美しい。
とても美しい光景だった。
前段とは、明らかに「次元」が違う。

そこに“flower of life”があったような気もする。

ここで再度画面が切り替わり、僕は高いところから「水」に落ちるのだが、全く無事であった。
恐ろしくもなかった。
この場面の詳細は省略する。

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基本的には、ヘビー級に「危ない」夢だ。
何かが取り憑いていたか、波動の低い世界に足を踏み入れていたか。いずれにしても、「紙一重」だったように思う。

幸いなことに僕は、“彼ら”に何もされることはなかった。
恐怖がなかったと言えば嘘になるが、それでも逃げることはなかった。
それが「目を開けて来る奴は珍しい」ということなのだろうか・・

今になって思えば、悪霊や“念”の類と戦う時とは根本的に様子が違っていた。金縛りもないし、体のどこかが責められるみたいな感じもない。

そうではなくて、「別の世界」の入り口を垣間見た、ということではないだろうか?

この夢の「真実」はわからない。
だが、新たに何かの「武器」があるといいかもしれない。
それが何かはわからないのだが・・

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