ひ:日々の中にチャンスを作る。
チャンスがつかめた経験というと何を思い出すでしょう。
私の今までの人生でチャンスをつかめた、と感じたのは、
一浪したが、大学受験で第一志望の大学に入学できたことだ。
チャンスをつかめた理由を考えると、2つほど思いつく。
①努力したこと
合格するために、今では考えられないほど、勉強していた。
それほど合格したいと思える気持ちがあったことが、自分にとってとても幸運だったことが今ではわかる。オープンキャンパスに行った時から、ここの学生の方はとても優秀で、こういう人たちと学びたい!と思えたからこそ、その熱量を持つことができた。たくさん勉強できたのも、気持ちが折れなかったのも、そのきっかけがあったからこそだと思う。入学してからも、この大学で勉強できることが嬉しくて、勉強も毎日刺激的で、4年間をここで過ごせたのは大変充実していた。
②勉強に集中できる環境があった
浪人中予備校に通っていたが、一緒に浪人していた友人たちはみなまじめで、遊びに行くこともなく、勉強に集中することができた。
教えてくれる先生方もとても丁寧で、わかりやすかった。
勉強をしている中で、丸暗記している項目を解説してくれたり、問題演習の時間をとってくださったりで、至れり尽くせりだった。
その当時は、勉強しないとまた合格できなくなってしまう、と必死で、周りのおかげで自分は勉強に集中できている、という事実に気が付かなかった。しかし、後から考えてみると、環境が私の合格に後押ししてくれたのだなと思う。
結果が出すためには、①努力と②それをかなえる環境が不可欠ではないか、というのが個人的見解だ。
でも①努力もそのモチベーションとなる「入りたい」という情熱をもらえたのは、たまたまだったし、②の環境は、自分にどんな環境が合うか、は浪人する前に相当試行錯誤したが、結局自分に合っている予備校を選べたのは、運だと思う。
こう考えると、自分にできることは少ない。
モチベーションがなくとも、努力して技術を磨いていること、そして、自分に合う環境を考え抜くことだと思う。
日々の中にチャンスを作るのは、努力することに他ならない。