見出し画像

り:理由は必要か。

「自分らしさ」に理由が必要ない人は、とても強い。

私のいいところは、あまり人に影響されず芯があるところだと思う。
それは持って生まれたもので、環境とか努力のたまものではない。
特段周りの言うことを気にせず、自分の思うとおりにやろうと思う、マイペースさはもともと持っていたものだ。

ところが、周りの人を見てみると、「こういう評価を得ているから」自信があるとか理由付きの自信、自分らしさを持っていることに気づく。
特段理由なんかなくても、(人に迷惑をかけなければ)何をしてもいいはずなのに、個性を隠してしまう。日本が「出る杭は打たれる」の文化で、特徴的な人は、コミュニティに必要ないとみなされ、のけ者にされがちだからである。でも本当に輝いている人は、「自分の個性を理解して、それを周りに発揮できる人」である。(それを真の意味で理解し、実践している人は少ないと思うが)

私の強みは、「深く考えられること」「多角的にものを見ること」「努力が継続できること」だと思う。反面、瞬発力がない。話すのが苦手だったり、聞かざるのが嫌いなので、自分らしさが表面に出てこない。「何も考えていない」「地味な子」とよく言われる。何も考えていなかったら、毎日1000字以上エッセイを書いたりしないし、自分の考えを発信したいとも思わないだろう。(アピール下手を治すのが、これから前に出ていくための必要な能力なのはわかっているのだが…)

いろいろ言われるほうではあるが、自分に自信はある。(押し付けるつもりは毛頭ないが)「これがやりたい!」ということに一片の狂いもない。それは、周りに評価されたから「自分に自信がある」という状態にならないからだ。ではどうやったら脱却できるのだろう?

自分の存在理由に他人を利用しないこと、が一番である。
何に対しても理由の中に他人が入ってくるとろくなことがない。その他人が何を言うかによって、状況が変わってくるし、他人は自分のことなんて大して大事に考えてくれない。

個性を発揮することで、自分のことを好きになってくれる人が現れるし、合わせ続ける歯車から抜け出すことができる。そして、個性を知ることで自分が不完全であることを知り、周りと助け合うことができる、という成長の流れを体験するのかな、と想像している。

友達がいなかろうが、自分のやっていることを応援する人がいなかろうが、充実する人になったら、楽になれる。やっぱり、他者に応援されたほうがモチベーションも上がるし、前に向かって進みやすいのは確かだけど、周り全員に好かれようとして、結局好かれず、それにも気づかず一生を過ごしていた・・・とならないようにしたい。

自分の同士を見つけたとき、自分の個性はこれ、と周りを助けられるように、能力を磨いておきたい。

この記事が参加している募集

よろしければサポートお願いします。フリーランスになるための資金に使用させていただきます...!