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4月と学校の先生と保護者と。


4月も半ばを過ぎましたね。
保護者の皆様、今年の担任の先生は、「当たり」でしたか?

まぁ、「当たり」ってなんだ?
という話ではあるんですが....
少なからず、よっぽどベテランで有名なほどの評判の良い先生でない限り、保護者の皆様には不安はあることでしょう。

そしてその不安、先生たちもきっと同じです。(笑)


同じ学年を持ち上がるならまだしも、別学年に変わることになる時のこの時期、私はもう、「はずれと思われているだろうけど思われないように必死」でした。(笑)

私、すごい童顔なんですよね。
生徒に混じってどこにいるか分からないなんて、何度言われたことか。

「こんな若い担任で大丈夫か。」
思われているだろうな〜〜〜
いやだな〜〜〜

それはそれは、保護者からの電話、連絡帳、気を遣ったものです。
(ちなみに保護者さんとのやりとり好きなので、慣れてからは楽しんでました(*^^*))

気を遣いつつも、お子さんの情報、特性、日々の生活、そして保護者の方のタイプもここでどうにかして聞き取り読み取りしたものです。

そして、4月は保護者の方とだけでなく、子どもたちとの関係作りがもちろん一番大事。
とにかく「学校って楽しい!」「毎日行っても良いかも」と思ってもらわないと!

子どもの特性、性格を読み取る大事な時期。
距離感を掴みつつも、できるだけ一緒に過ごし、たくさん雑談をしました。
きっと、これはどの先生も今、必死にやっていることでしょう。

私は、4月は基本は厳しいことや難しいことは言わず、でもルールは作りました。
「ルール内なら良い。」
ルールの内容設定さえ間違えなければ、これって子どもも先生も(保護者も?)分かりやすくて、穏やかに楽しく過ごせるんですよね。
今思えば、「このクラス居心地良い」が、私の学級経営案だったかもしれません。・・・学級経営案にそう書いたことはありませんが。(笑)
5月以降頃、子どもの特性が分かってきたら、子どもによっていろいろと対応は変わっていきますが、これはまた別の話。


そして、自分で言うのもなんですが、同世代の誰よりも進路については勉強したつもりです。

私自身、特別支援学校卒業後の進路に興味があったのもあるのですが...
「こんな若い先生に進路相談できない。」
私だったらきっとそう思うから。

・4月の間の保護者とのやりとり
・4月の間子どもができるだけ安心して学校に来られる場の設定
・5月の懇談会での話

懇談会では、1ヶ月の様子から今年度の目標を決めること。
そして、進路について保護者の方の意識の確認と歩調に合わせつつもがっつり話をする。知識フル活用!

これを無事クリアすると、やっと不安が少し拭えます。
そして、だいたい保護者と良い関係を築ける1年になります。(私の場合)


先生によって、強みは違います。

・一人一人への向き合い方が上手な先生
・全体指導が上手な先生
・挑戦の場の設定が上手な先生
・とにかく授業が面白い先生
・支援方法の知識量がすごい先生
・駆け引きが上手な先生
・若くてガッツがある先生
・やっと先生になれて、誰よりも意欲の高い初任の先生

他にもいろいろ...

でも、今の時期の先生たちに共通しているのが、きっと、「この子どんな子?」を探っています。
もしかしたら、見当違いなこともあるかもしれません。だってまだ1ヶ月も経っていませんから。

でも、もしその1回の見当違いがあってしまったとしても、それで「はずれ」と思わず、そこは保護者の方に教えてほしいのです。

保護者の方と担任が、一緒に協力して、子どものためになることを。ですね。

「保護者からめちゃくちゃ電話くる、大変・・・」とかいう話もよく聞きますが(苦笑)、私は、お子さんのより良い生活や将来のためにたくさん教えてほしかったです。
様々な面での不安な気持ちも是非お話して共有してもらえたらと思っていました。

ただ、、、責めるように言うと先生たちも悲しくなっちゃうので優しく教えてくださいね!(笑)
 
 

そして、これから、どの先生も自分の強みを活かして1年間子どもたちと向き合ってくれるでしょう。

4月ってお互い不安で、手探りな時期ですよね。
でも、先生たち、みんな子どものために頑張ってますよ。

少なくとも私の周りの知っている先生たちは、今、本当に必死で働いています。子どもに向き合っています。

「当たり」「はずれ」決めるの、もう少し待ってもらえませんか?


と、珍しく、先生の味方をしてみました。(笑)

トップの写真は、高3卒業生を送り出した時にいただいた花束💐

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