『52ヘルツのクジラたち』を読みました。
久しぶりの投稿となってしまいました。
今日は「絶対この服が着たい!!!」という服があり、起きてからずっとそこそこのおしゃれをして家で過ごしていました(笑)
出かけたいけど、出かけたくない。
そんな時ありますよね。
この格好で外でないとか何事...
17時。重い腰を上げてカフェへ。
でもカフェって幸せ空間だ〜〜♡♡
別に男性が来ても良いと思いますが、ふらっと可愛いカフェに1人で入れるのは女性の特権かもしれませんね。
ちなみに私は、おしゃれカフェで1人で仕事してる男性、結構好みです。
今日のトップはそんなカフェの写真。(*^^*)
調子にのってケーキまで頼みました。
本題です。
昨晩、【52ヘルツのクジラたち】を読みました。
何ヶ月も前から人から借りていて(ごめんなさい〜(^^;;))、その時に聞いていたのが、
「面白かったよ!ネグレクトの話だけど。」
というなんとも曖昧な感想。
私自身も、「どういう風に面白いのか」とか詳しく聞くこともなく、むしろあまり興味を持たず、なんとなく借りてそのままになっていました。
『ネグレクト』
悲しきかな、特別支援学校で勤務をしているとわりと珍しくない世界なんですよね。
(彼らは学校に通えていただけ良かったかもしれませんが。)
知ってるよ。またそんな話でしょ。
ネグレクトについては、映画【誰も知らない】が最強衝撃作だったので、他はまた似たような話でしょ。
・・・なんて思っていたところもあるかもしれません。
そんなところが何ヶ月も興味を持てなかった理由。
昨夜、なんだか寝られず、ふと思い出して読み始めてみました。
結果、めちゃくちゃどハマりして一気に読み切りました。(おかげで昨夜寝たのは朝の5時。。。)
私は、親に叩かれたことや暴言を吐かれたこともなく、ごく普通の家で生まれ育ち、多少の文句はあれよ良い家庭で育ったと思っています。
自分自身はネグレクトからは遠い存在のはずなのです。
それでも、あの話は共感する場面が多い。
途中何度も涙がこぼれました。
もっと愛されたい
私の全てを受け入れてくれる人は?
そこに縋るしかなかった
縋りすぎたかもしれない
もっと相手を愛さなければならなかった
たしかにネグレクトを取り上げた話ではあるのですが、あれは、『愛』がテーマの話だと思いました。
30歳を過ぎても、私はまだ正しい人の愛し方、愛され方を知らない。
両親には愛情をもって育てられ、これまで何人もの方とお付き合いをさせていただいて、それでいて贅沢なことですが、
やっぱり愛されたいし、私ももっとちゃんと見て声を聞いて相手を愛さなくてはいけない。
と感じました。
なんだかいろいろ書きたかったのに、思ったより進まず。。。
ぜひいろんな人に読んでみてほしい1冊でした。
最後に、教員目線でネグレクトについて書くと...
ネグレクト気味なご家庭のお子さんは、目に見えて愛に飢えています。
そして不思議としっかり行動に移します。
男女交際の問題
友人関係トラブル
人への過剰な距離の近さ、遠さ
不良ぶる
長期休暇前後に荒れる
などなど...
『虐待』『ネグレクト』...その他家庭問題。
そこから子どもを助け出せるかもしれない手段だってあります。何度も連携させていただきました。
でも、親子引き離す、それが一番正しいかは、難しい。ご家庭によって違います。その時ベストではないかと思われる選択と対応をしてきました。もちろんただの担任の一存では決められませんが。
今でもあの選択と対応がその子の人生にとって良かったのか、、分からないままです。
教員は親の問題は解決できません。
だけど、子どもの行動は学校で見える範囲、教えられる範囲は助けられるし防げます。
「教員不足」「どこまでが教員の仕事」と騒がれている世の中ですが、そんな子どもだからこそ、できるだけ目と手をかけてあげたいところですね。
そんな問題が減っていけばよいのに
世の中もっと良くなればよいのに。
今夜は寝れるよう、カフェインレスコーヒーにしてもらいました。
カフェインレスコーヒーのあるカフェ最高です!
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