お客様にとって101点とはなにか、を探す。
先日、メンバーの1人が「お客様に育ててもらいました。」と呟いているのを聞いて、こっそり泣きました。
あだ名メーカーのメンバー、亜里砂さん
そのメンバーとは入社2年をそろそろ迎える社内でもベテランの女性。
その名は亜里砂さん。今や多くのメンバーを率いる立場にあります。
入社した頃からあだ名メーカー(たとえ名人?)で、社内のあらゆる事象に名前をつけてくれました。
「なんかワカルクのスピードってF1レーサー並みですよね。」
「私が困った時に私のために使ってくれた時間ってワカフォって呼んでいいですかね?今日もワカフォいただきまして。」(※ワカフォ・・・ワカルクFor memberの略とのこと)
「いい仕事のやり方見つけたのでワカルクハックと名付けて集めておきました。」
「なんか今の雰囲気、〇〇時代って感じですよね。」
「私はこのプロジェクトの城主になりました。」
「なんじゃそりゃ」と突っ込みましたが、場を切り取るのが上手で、的を得た🎯そのたとえ。2年経った今も社内の事象を表す言葉として使われているものがあります。また、その気づきから、新人の研修に取り入れたものもあります。
「日々の感謝を、仕事の邪魔をせず伝えられる方法ないですか、、?」と亜里砂さんが呟いたことが形になったサンクスプロジェクトは、今やワカルクの大事な取組みの一つになっています。
入社当時のトライアンドエラー、攻めのPDCA。
さて、亜里砂さんが入社した頃ちょうど、お取引スタートしたお客様がありました。
お客様業務立ち上げに早速携わることとなった亜里砂さん。ご要望ヒアリングのミーティングの実施、マニュアル作成、やってみて、壁にぶち当たってマニュアルを変更し直し、またトライして、と。
亜里砂さんはまさにPDCAを回しながら一つの領域を整えていってくれました。複数人で取り組まないといけない業務だったので、お客様とだけではなく社内メンバーとの連携も工夫を繰り返してくれました。
ワカルクでは101点でお客様にお仕事をお返ししようと声を掛け合って仕事をしています。入社間もない彼女からすれば、100点がどこかもわからなかったかもしれない。だけど必死に101点の仕事をしようともがいている姿を見て、時に難題を与えてしまったかな?と心配もしましたが、おやや、思っているより楽しそう。
細くとも長く、欠かせない存在であってほしい
それは真摯に101点を目指す姿を、ワカルク社内で先輩メンバーが見守る以上にお客様が見守ってくださり、励ましの言葉をいただき、感謝されながら業務を遂行できたからだと感じます。
「ありがとうございます。」
「ワカルクさんに頼んでよかったです。」
「おかげでここが良くなりました。」
「うちの悪いところどんどん教えてください。」
と、私たちに声をかけてくれるお客様。
業務のご依頼をうける私たちは、もちろんプロの業務推進パートナーとしてお客様に伴走しています。しかし、気持ちよく業務を遂行する言葉のチョイスやそのタイミング、お客様からの視点のご提案やお考えの共有を受け、各分野のプロの仕事ぶりに学ぶことが多くあります。
「ワカルクさんとは一時的な付き合いじゃない。細くとも長く、欠かせない存在であってほしい」と、あるお客様は亜里砂さんにおっしゃってくださいます。なんて優しくありがたい言葉だろうと私は感動して思わず泣いてしまったのです。
初めてBPOを利用されるお客様にとっても日々トライアンドエラーで、スムーズなことばかりではなかったかもしれません。温かい笑顔とお言葉に助けられ今があるのだと、亜里砂さんの一言に改めて気づかされました。
今日もますます、メンバーの一人一人がお客様とそんな信頼関係を結べるよう、メンバーが真摯に仕事に向き合える環境をつくりたいと思います。