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白馬のおじさんと作った「村ガチャ」での大きな気づき
多拠点生活での一番の魅力を
村ガチャでカタチにすることができた。
「ふざけている笑」
「やばくない!ウケるw」
企画段階からこの言葉が飛び交っていて
こんなに1つの企画と
正面から向き合うこともあまりなかった。
カプセルトイ本体を買いすぎて
Google広告は決まって本体が表示されている笑
10月22日(土)
長野県白馬村にて「村ガチャ」
大幅にバージョンアップしてリリースします。
白馬・小谷に住むおじさんをはじめ、
村民の方々と最高のスピード感で
作り上げた他にはないカプセルトイ。
今日はそんな村ガチャでの気づきをまとめてみる。
僕は家無し生活3年の人見知りアドレスホッパー
僕はアドレスホッパー。
家をなくして3年半を迎えようとしている。
月4.4万円から全国住み放題のサービス
ADDressを利用中だが、
人見知りで1人が大好き人間の僕にとっては
利用開始当初、2ヶ月で退会しようと思っていた。
ただ、実際は利用し始めてから2年半が過ぎ、
北は北海道から南は鹿児島まで
34都道府県92拠点をホッピングしていた。
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90拠点以上まわってみて
一番好きな拠点はどこですか??
取材やこれまで会った人によくいただく質問。
いつもは複数の地域を出すけれども
決まって入れ込む場所がある。
それが白馬だ。
白馬の魅力
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1998年に開催された
長野オリンピックの会場で有名の白馬。
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世界的に有名なスノーリゾート地。
世界トップクラスの白馬の雪質をもとめて
世界中のスキーヤーや
スノーボーダーがやってくる村だ。
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冬の印象が強い白馬だが、春夏秋もそれぞれ最高。
春は、桜と雪山のコントラスト。
田植えが始まり、
水面に山が移る様子はこころが惹かれる。
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夏は、東京の平均気温と比較して10度近く下がる。
川の雪解け水は、数分足をつけるだけでも寒く
その雪解け水で夏野菜を冷やして食べる。
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そして秋は、3段紅葉の時期で、
日々の山の景色の変化は圧巻だ。
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実は移住者の多くは冬以外にも
魅力を感じて移住している人が多い。
でも僕にとっての一番のインパクトは
白馬のおじさんとの出会いだった。
娘さんが生後7日で移住した俊さん
白馬にADDress拠点ができた2020年夏。
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白馬拠点の家守である
ミズトさんの紹介で俊さんと出会った。
※家守=家の管理人で地域と繋ぐ方
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俊さんはもともと千葉出身で、
高校時代にスノーボードにハマってから
働くことも全ての生活においても
スノーボード中心の生活を送っている。
娘さんが生後3日で白馬・小谷に移住した話は
すごく印象的で面白かった。
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そんな俊さんは今、
スキー・スノーボード・
ウィンタースポーツ用品全般の買取専門会社
モンスタークリフ株式会社を経営。
またモンクリ(モンスタークリフ)内で
白馬の山々を滑るためだけに開発したスノーボード
(THE DAY.HAKUBA)の開発をしている。
あとスケ棒ことタオパイパイもw
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THE DAY.HAKUBAは白馬の山々を滑るためだけに開発した新しいコンセプトの地域密着型のパウダースノーボード。企画・デザイン・設計・テストを自社で一貫して行い、中国にて生産。卸や中間業者をほぼ無くしたD2C形態をとることで多くのスノーボーダーの足に届く3万円+TAXという価格帯を実現。
最近では、
1600人が入る白馬の観光客向けの
オープンチャットを立ち上げた。
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本人の前では恥ずかしくて言えないが
今まで何万人と会ってきている中で
僕にとって俊さんは
人生で尊敬する数少ない大人の1人だ。
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「やる」と決めてからの
スピード感・熱中度
そして細部にまでこだわる妥協のなさ
だからと言って、頭が固いわけではなく
よりよいものにしようと、
誰からの意見も耳を傾けて謙虚。
自分の考えを持ちつつ固執しない。
現状に満足せず、
ひたすら少しでも良くしていこうとする。
振り返ったら、ライバルとか
周りに人がいなくなったりするんだよね笑
あまりにフルスロットでいつも動いているから
こんなこともよくあると話すが
僕にとっては何か物事を進める時に
一番心地よいスピード感と発想力で楽しい。
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出会った場所は
小谷村のディズニーランドと言っても過言ではない
俊さんの家「THEDAY」
ここで呑みながらいろんな話をした。
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あれから2年が経ち
この「THE DAY」で話したことが
エクストリームワーケーションとして
カタチになったりなど
僕のHAKUBA LIFEのQOL(Quality of life)は
大きく上がっている。
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俊さんと始めた村ガチャ
そんな俊さんとはじめた
カプセルトイが「村ガチャ」
「何か一緒にやりたいね」と話していて
この2年で初めて俊さんと
本格的に取り組む企画となった。
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「回して繋がる旅を」
のコンセプト通り
村ガチャを回すと
白馬ローカル民と繋がることができる。
白馬村は、約9,000人の人口のうち
半数の4500人近くが移住者の村。
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コロナ前から移住が盛んに行われている場所で
人気すぎて賃貸で住める場所はほとんどなく
家賃も1Kで10万を超える物件と東京なみだ。
そして観光業で成り立っている街だからこそ
宿経営者など、個人事業主の割合が多い。
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だからこそ、移住の言葉がこれだけ広がる前に
いろいろ悩み・葛藤して白馬の移住を決めて
住んでいる人が大半であること。
また白馬生まれ白馬育ちの方も
ワールドワイドな白馬で育っているからこそ
価値観も多様で、自分のやりたいを貫く人が多い。
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白馬自体、スキーやスノボーはもちろんのこと
グリーンシーズンではバイク・
SUP・ラフティング・パラグライダーなど
アクティティが充実している。
加えて景色も
「ここはスイスか?」と思う絶景があるので
正直、これだけで観光は成り立つ。
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ただ、僕の暮らしで感じたことは、
アクティビティ・景色などのハード面だけの観光は
多くの人にとって数回行けば
お腹いっぱいになりもう行くことはない。
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ADDressで初めて白馬に滞在してから2年。
僕はもう20回近く訪れている。
これはハードだけでは決して実現できない。
何でそんなに白馬を訪れるのか?
それは白馬で友達がいっぱいできたからだ。
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世界中を滑り、白馬でコーヒー屋さんをする人
ウィンタースポーツしないのに
白馬に移住して宿を経営する人
白馬生まれで自分のお店を開業した人 などなど
40人近くの友達ができた。
現地の人と繋がって友達となり、
また一緒に遊んだり、呑んだり、
あるいは仕事をすることが
僕の中で多拠点生活をする一番の魅力だし
多拠点生活をやめない理由になっている。
一方で以前のnoteでも書いたけど
どんなに高いコミュニケーション能力や
推進力を持っていても移住者は孤独だ。
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俊さんやミズトさんでも
白馬で心許せる繋がりが生まれるまで
2年近くかかっている。
村ガチャが作りたい世界観
そんな中、僕たちの作る村ガチャは
回せばローカル民と面白おかしく繋がれる。
2年かかるものが1回の動作で実現できる。
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ここにだけひたすら向き合っている。
それは、僕が俊さんとの出会ったこの経験を
他の人にも届けたいと強く思っているから。
俊さんもADDressを通して
白馬・小谷に住みながら
全国各地のいろんな人と繋がっている。
ここに魅力を感じているからこそ、
僕らが村ガチャを作る時、
方向性に迷いはなかった。
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1回500円と高額の村ガチャではあるが
お試し期間で運用した8~10月だけで
テレビ取材やスポンサーが決まるくらい
多くの方に回していただいている。
村ガチャの中には、
・村民カード
・特典チケット
が入っていて、村民カードの裏面にある
QRコードを読み込むと
その村民に会える場所がわかる。
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実際に特典チケットを持って会える場所に訪れると
特典チケットに記載された特典がGETできる流れだ。
この特典と村民がまさに白馬らしいもの。
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まず村民のみなさんが本当に協力的で
最初7村民で始まったものが
スキージャンプ選手
DJ駅長
白馬の木工オタク
村民に愛される食堂のおばあちゃん. etc
今回のリリースで26村民に。
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特典チケットの特典も
村民のみなさんに考えてもらっているが
どれもこちらが想像つかないような、
「本当にそこまでやってくれて良いんですか!?」
という特典ばかり。
カービング講座
スキージャンプ選手によるジャンプ場ツアー
酸素ルーム利用券
バイクツアー(ガイド付き). Etc
白馬ローカル民だからこそできる特典。
「やるなら、とことんやったほうが良いじゃん!」
白馬ローカル民の楽しむ力は本当すごい。
村ガチャでの気づき
村ガチャを作ってみて分かったことは
その地域に人が住んでいる限り
「人が何度も訪れる」理由になること。
そして、自分一人では絶対に
実現できていなかったということ。
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ローカル民のみなさんが面白おかしく
乗っかってくれたこと。
観光客も興味津々で
わざわざ東京や関西から回しにきてくれて
回した内容をシェアしてくれたり
村ガチャの運用もそう。
モンクリスタッフの皆さんが
1つ1つガチャに格納してくれて
動画をつくってくれたり。
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俊さん・トモさんが、
村民カードの方1人1人ヒアリングして情報を集め
関係を築いてくれているからこそ実現できている。
またカプセルトイ本体を
買うお金をどうするか
工面に悩んでいた時のこと
白馬ローカル民や白馬ファンから
「本体の支援するよ!」と
スポンサーになってくれた方が何人もいた。
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みんないろんな楽しいアイディアや
今できることを出してくれて
一緒に作っている感じが本当に楽しい。
5月に大町での飲みの席で生まれたアイディアが
まさか半年間で
最も向き合ったコンテンツの1つになるとは笑
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僕たちはカプセルトイを作っているけど
カプセルトイに囚われていない。
あくまでローカル民と繋がれる手段の1つであり
他にもっと面白おかしく繋がれる方法があれば
迷わず選択するだろう。
だからこそカプセルトイの固定概念に縛られず
突拍子もないアイディアが生まれ
また「ふざけている笑。面白いからやるか!」で
動き出すと思う。
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「白馬ローカル」「移住者」「関係人口」など
面白くすることに肩書きや立場は関係ない。
「誰がやるか」が大事ではなく、
「どれだけ楽しくするか」
誰もがフランクに関われて、
ちょっとしんどい時は離れてもよい
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関わり方を自ら選択できる状態で
熱中するほど楽しんで作れば
周りも面白がっていろんな
アイディアやサポートをしてくれる。
みんなで作っていくガチャであり
みんなに愛されるガチャであるからこそ
もっと面白いことができそうだ。
日々、村ガチャと向き合う中で
段々確信になっている。
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実はスノーピークランド ステーション白馬でも
設置が決定!
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いつも買い物しているところに
自分達がつくったガチャが置かれるのも
本当に感慨深い。
大好きな村民ばかり。
22日からリリースするので
白馬にいらっしゃる際、
よかったら回してみてください*
【白馬の下記4ヶ所で回せます】
HAKUBA COFFEE STAND
大衆酒場 ニューフジヤ
農かふぇ
スノーピークランド ステーション白馬
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