【参議院選挙2019年】一生だまされて高い金を払い続ける側の人生で本当にいいのでしょうか?
#世界最速で日経新聞を解説する男 の2年ぶりの新作の選挙記事です。
《今日は3年に1度の参議院選挙の投票日》50時間以上かけて死ぬほど情報集めて、気合い入れて書きましたので最後まで読んでもらえたら物凄く嬉しいです。
こちらは前回の2017年の衆議院選挙の時に書いた記事です。ぜひnoteを読んでいただけたら嬉しいです!
■なぜ投資家としてこの記事を書こうと思ったのか
僕は投資家なので常に『リスク』『リターン』を考えて行動しています。
前回、大反響いただいた投資記事はコチラ。2万人以上の方に読んでいただきました。
日本国における投資について調べれば調べるほど、いまの仕組みのままだと 【節税】が日本最強の【ノーリスク&ハイリターンの投資】という結論になってしまうのです。
理由はいまの議会が健康な身体ではないから。
みんなが今日ちょっとでも投票に行けば、国が、議会が、健康な組織になると思います。せっかく日本に生まれたからさ、ワクワクしながら税金をおさめたくなるような国になったら楽しくない? …というわけでみんなの力で議会を健康にしましょう!
■なぜ選挙に行ったほうが良いの?
▽名作「ドラゴン桜」第1巻、桜木が叫んだこのシーン覚えている方もたくさんいるのではないでしょうか。
「給与システム・年金・税金・保険…。ロクに調べもしないやつらから多くとろうという仕組みにしている。」
「バカは騙されて損して負ける」
「一生だまされて高い金払わされる」
など、僕はこのシーンを2003年の中学2年生の時に読み、衝撃を受け、いまだに脳裏にこびりついています。
では、主人公・桜木が言う「頭のいいやつ」「社会のルール」とは一体何なのでしょうか?
それは参議院と衆議院(国民による選挙で選ばれた議員)で構成されてる国会が作っている、法律や国家予算などなどのことを指します。 そして本日行われる選挙は3年に1度の参議院選挙です。国会議事堂を正面から見て右側ですね。
税金や年金などの仕組みは、ドラゴン桜に書いてあるとおり、思考停止してる人には分かりづらいように作ってあります。
貴殿の人生は、一生だまされて高い金を払い続ける側の人生で本当にいいのでしょうか? バカはだまされて、損して負ける。 そして思考停止してるやつは一生搾取から逃げられないのでしょうか?
※『ドラゴン桜』の第1-3巻はKindleのスマホのアプリで無料で読めるのでぜひ読んでください。
▽次はこちらの動画です。僕の崇拝する池上彰さんの講義、冒頭の15分間でもぜひ聞いてください。
池上彰の特別講座 2017 若い人たちの投票で何が起きるのか?
◎2つの大きな選挙
・トランプ当選→まさかの結果
・イギリスのEU離脱→まさかの結果
これが起こった理由は「"自分が投票しても何も結果は変わらないだろう"と思って大多数が投票に行かなかったから」です。
逆に、注目度が高い選挙だったため"初めて投票に行った"という層が大量にいました。そして投票の結果は、事前の世論調査とは真逆の結果となったのです。つまりは「自分なんかの一票で何も変わらないだろう」というのは間違いなのです。貴殿の一票で世の中は変わります。
貴殿の一票は
超超超重要なのです。
◎デンマークの話
デンマークの消費税は驚愕の「25%」です。日本が8%から+2%上昇することによって大揉めしている間にデンマーク人は25%の消費税を毎日おさめています。
身の回りの生活に直結している社会保障として
✓医療費:無料
✓幼稚園~大学まで学費:無料(しかも大学生には月7万円のお小遣い)
…など制度が整っており、「消費税25%が高いと感じる」と回答する国民は1人もいません。
その分、デンマーク人の「税金」に関する関心の高さは非常に高く、投票率は【80%】を超え、史上最年少で21歳の現役大学生がEU議員になったりするほどです。ベテラン議員が重宝されるのではなく、若くて情熱がある議員の方が重要視されます。
これが僕が目指している”健康な議会”です。(つまり投票率が80%を超えて、若くて情熱がある議員が当選すること。)
■現政権について
では、民主主義である日本国が現在「期間限定の独裁政権」を託している現政権のことを考察してみましょう。
僕には現政権について許せないことが多々あります。過去の報道だと思って忘れてしまっている人も多いのではないでしょうか。
僕が現政権が健康ではないと考える理由はこちらの3点です。
1,止まらない金融緩和の暴走
前回の衆院選の記事やスルガショックの記事でも紹介したとおり、アベノミクスと呼ばれる日本銀行による金融緩和は止まるどころか更に暴走を加速しています。出口戦略の無い後戻りできない暴走、皆様の税金と年金を使った「株(ETF)の買い支え」は限界に達しています。いったいいつまで続けるのでしょうか。経済大崩壊のリスクが日に日に増して大きくなっています。
日経新聞の記事でもこの暴走に関する批判がどんどん大きくなっております。「金融緩和」というドーピングには「副作用」が必ず付いてきます。その副作用の問題を先送りにするだけのいまの日銀は異常です。(断言しますが、この副作用によって株価が大暴落するタイミングが必ず来ます。)
今の日本経済(日経平均株価)はかなりリスクを抱えた時限爆弾です。 今までは日本株はアメリカ株と同じような動きをしていました。しかしこの1ヶ月で状況は大きく変わり、アメリカ株が上がっても日本株が全く上がらない状況になってしまいました。先週木曜には「日本1国だけが暴落」という状況が起き、日米の株価はついに『過去最大の開き』になりました。
日本株は10営業日連続での「閑散相場」を記録。日本経済に明るい材料が無さすぎてそもそも 売買代金が少なくなってるのも危険です。 「好き」の反対は「無関心」。もはや海外投資家から関心を持たれていない日本市場。悲しいですがこれが日本経済の現実です。
2,金融庁が試算した「老後2000万円問題」
日本国民の未来のことを真剣に考え、正義感の強かった金融庁の三井局長らプロの金融の有識者たちが作った「老後に2000万円が必要」という資料が、現政権からの圧力によって潰されました。
しかも「抹殺」をした張本人の麻生太郎は自分の年金をいくら毎月受給しているのかも把握していない「素人」なのです。プロの有識者たちが集まって何度も議論を重ねた結果を、まるで子供のように「受け取らない」という解決策しかできないのです。あまりにも金融のプロたちの経験と知見を愚弄をしており、こんな大臣がトップにいる現政権、もはや僕は国として恥ずかしいと思っています。
3,森友学園・加計学園の一連の事件。
安倍首相の個人的な友人に対して、森友学園の国有地を格安で売却(本来9億円の国の土地を、8億円の値引き)した件、公文書の改ざんを命令された政府の人間に自殺者まで出る事態となったのに全く報道されていません。自殺されたご家族の話など聞くと胸が痛くなります…。(上からの命令だったのに、上から指示されたとは言えなかったのでしょう。)
首相の個人的な友人に、国の資産を勝手に値引きして売却することができるなんて、それを許したら今後どのようなことができてしまうか容易に想像がつきますよね?(国の資産を私利私欲のために勝手に使えるということです。)
▼6月28日に公開されたばかりの映画『新聞記者』 をご存知でしょうか?
映画『新聞記者』 https://shimbunkisha.jp/
どうかお願いですから上記URLをクリックして、1分間の予告編を見てください。
『松坂桃李かっこいい!』『本田翼かわいい!』とかそういう理由で良いです。 お願いですから日本国民全員にこの映画を絶対に見てほしいです。
東宝は自民党を恐れて上映できなかったです。(東京では限られた映画館の有楽町や池袋や豊洲で上映されています。それだけで大人の事情を察することができますね 。)
そして映画の内容が全て『事実』であることも鳥肌モノです。 現政権がいかに問題があるか。自民党がメディアにどんな圧力を掛けて、いまの世の中の情報を統制しているか。
松坂桃李は『政府の人間として、自民党に都合の悪いニュースを消す仕事』をさせられます。 『国のために』という情熱を持っていたのに、自分がやっていることに対して葛藤をします。『国のために』ではなく、ただ与党に都合の良い内容だけを世の中に発信し、都合の悪いことはもみ消すという情報操作をする仕事。松坂桃李の悲痛な涙は、実在する人物をモデルにしているのです。
映画の最後に出てきた言葉 『この国の民主主義は形だけでいいんだ』 がぶっ刺さりました。悲しいですが、このままだと日本はもう民主主義の国ではありません。
問題は森友学園だけでなく、加計学園の獣医学部を新設するための約100億円のお金は国からの補助金(=皆様が毎月納めている税金)であること。 そして加計氏は安倍晋三の個人的な友人です。 そして何故、加計学園にこんなにもお金を大量に投下することを安倍晋三が決めたのか?それは映画『新聞記者』に全て描かれています。(→軍事目的の研究施設を作らなくてはいけなかったからです。 )
個人的な友人に税金を100億円使うことを決める政権を選んだのも、日本国民の皆様ですね。
加計学園問題は、安倍首相が長年の友人に対する不公正な利益供与を行なった政治的スキャンダルである。軍学共同と関連した「生物化学兵器の研究」の拠点作りという新たな側面が浮上。
僕は与党によるメディア統制に関しても憤りを感じています。
選挙前に、不自然なタイミングで芸能ニュースが出てくる。まるで「このネタあげるね、ほらこれで庶民の皆様の注目が集まるから視聴率取れて儲かるやろ。感謝しろよ」とか言ってるように思えます。
具体的な案件名は伏せますが、芸能人のアレとか大手事務所Jとか大手事務所Yのアレとか、変なタイミングでニュースになった件は全部、国会提出法案とか予算案の閣議決定とか国政選挙のタイミングでメディアに出てきています。ここ10年くらいそういう視点で芸能ニュース見ていますが、間違いなく毎回そうです。
意図は『芸能ニュースで、ニュース欄を埋め尽くして、政治から関心を遠ざけて、投票率(注目)を下げたいから』です。 投票率が下がったほうが現政権に有利だから。 メディアの”忖度”に毎度、反吐が出ます。こんなくだらないメディア統制のために税金が使われていることも、「庶民なんてチョロい」と思われていることも、悔しくないですか?僕は悔しいです。
▼日本は本当に民主主義の国なのか?
こちらの動画、再生を押してください。衝撃的な動画ではないですか?北朝鮮ではありません、これは日本です。
では同じことがアメリカで起きたらどうでしょうか?ライバル党の支持者からの批判的な声に対してもオバマ氏は「我々の国では表現の自由を尊重する。彼に敬意を。」と明言した上で、正々堂々と自分の考えを述べています。
以上から皆様ご察しの通り、日本国が現在「まともな民主主義」かと言われたら甚だ疑問です。以上、これらの理由から僕は現政権はあまりにも常軌を逸した暴走を続けてしまっており、この政権を継続させるのは全ての日本国民にとってリスクであると考えます。
■政治とか投票ってなんとなく難しそう
でもやっぱり初心者すぎて政治とか何も分からないんだけど?選挙って難しそうじゃない?という方は、こちらの3点をご覧ください。
①たきれいさんの「選挙についてのぼやき」
ここに書いてあるとおり、「神様の言うとおり~!」で、ノリで投票して良いのです!投票のハードルは低く考えてください!(何もしない思考停止が一番NG)
②投票所は全て手ぶらで良い
*手元に投票用紙が無くても投票できます!
*候補者に関する知識が無い状態でも投票所に掲示物があったりするので大丈夫です!
とにかく自宅近くの投票所に行ってください!
「なんとなく」「雰囲気」で決めてももちろんOKです。知識ゼロの状態で全く問題ないので、まずは近所の投票所に足を運んでみましょう。
③漫画で超わかりやすく税金について学べる
政治の財源である「税金」に関して、「漫画」で分かりやすく学ぶことができます。日本国民全員に必ずこの漫画を読んでほしいです。一生役に立つ知識が付きます。
皆様のお手元にある毎月の給料明細から目をそらさないでください。所得税・住民税・雇用保険・厚生年金・健康保険など、それらの税金がどのように給料から徴収されていて、そしてその税金が政治家によってどう使われているかを知りましょう。
前回の選挙記事で『ノリで投票しろ』と僕が何十回も言ったのは、それが【考えるキッカケ】になるからです。 今回の選挙がキッカケとなって、搾取される側から抜け出すための第一歩になればと思います。
《補足》ノリじゃなくてガチで選びたい!という情熱に燃えている貴殿へ。
・「NO YOUTH NO JAPAN 参院選2019」のInstagramや、「選挙ドットコム」などが最も良くまとまっていますのでぜひご覧ください。
■選挙キャンペーン
それでもまだ選挙に行きたくならないな~、という貴殿へ。
①若者よ、選挙に行くな
個人的に最高なキャンペーンの動画。皆さんに必ずこの動画を見てほしいです。
②指原莉乃も投票行ってるよ!
「さっしーが将来のこと考えてちゃんと投票に行っている!」もうこれだけで十分ですよね!全員投票いけよ! と大声で言いたくなります。参議院の選挙でいまの候補者たちを次に選ぶのは6年後です! 6年後の貴方は何歳でしょう?計算してみてください!
③一風堂のキャンペーン
そして投票が終わったら、外食に。 僕の大好きな一風堂は今年もセンキョ割を実施します。(社会的な存在意義の大きい会社!) 投票済証を持って一風堂で美味しいラーメンを食べましょう。
♪選挙の日って ウチじゃなぜか~
投票行って 外食するんだ~
④オバマのスピーチ
Don’t boo, VOTE!
文句を言うより、投票をする人生のほうがきっと楽しいよ。
■最後に
冒頭紹介した「ドラゴン桜」の女主人公の水野の結末はどうなったでしょうか?水野は努力を続けたことで、桜木が言った「一生だまされて高い金を払い続ける側の人生」から抜け出すことができました。
この記事を読んでいる貴殿は
一生だまされる側か、だまされない側か、
どちら側の人生を送りたいですか?
以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。今回の記事が、皆様の政治に対する「まっ暗闇」から抜け出すことの手助けとなっていたら幸いです。資産運用やお金に関する情報は引き続き発信させていただきますので、今後ともご注目いただけたらと思います。
貴重なお時間を使って読んでくださりありがとうございます!僕の活動への支援としてこのnoteにハートマーク(スキ)も付けて貰えたら嬉しいです!(スマホだと画面右下にあります)
毎日欠かさず《お金》《株》《経済》《不動産》《起業》《税金》などを各種SNSで解説中!
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「社会的に価値がある正しいお金の知識を広めたい」というモチベーションで毎日活動しており、全ての情報を無料で発信しています。私1人がお金を得ることを目的としていません。
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