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ミニ大谷翔平‥なんていうのはたぶん失礼

◾️矢澤宏太選手の可能性と成長:貴重な取材の振り返り

昨日、北海道日本ハムファイターズの矢澤宏太選手が、クライマックスシリーズ(CS)初出場ながらも見事な初安打・初打点を記録しました。特に、3回の1アウト2塁・3塁の場面での内野安打は、彼のスピードと機敏さが際立ったプレーでした。三塁前へのゴロを俊足で駆け抜け、同点の1点をもたらした瞬間には、思わず「速っ!」と声を上げてしまいました。

さて、矢澤選手はご存知の方も多いと思いますが、2022年のドラフトで日ハムに1位指名され、入団した選手です。ただ、ピッチャーだけじゃないんです。彼の特筆すべき点は、実は“二刀流”だけでは収まりきれないんです!ピッチャー兼外野手として新庄監督にリストアップされた異色の選手であり、さらに足が速い、肩も強い、守備も巧い。そして何と、字も美しい(!)。「6刀流?いや7刀流?」という声が出ても不思議ではありませんね。


私が矢澤選手を取材したのは、ちょうど2年前、ドラフトの直後でした。
藤沢市のコミュニティFMラジオ、レディオ湘南のスポーツコーナーで、彼にオンラインゲストとして出演してもらい、高校時代、大学時代、そしてドラフトについて語ってもらいました。
この時に「6刀流、7刀流」の話もしてもらいましたが、彼の話は“強いメンタル”に尽きます。

彼のメンタルが鍛えられたのは、高校時代の藤嶺藤沢高校でのこと。
藤沢市という箱根駅伝8区のあたり、坂がいっぱいある場所にある高校なんですが、ここで彼は何度も何度も「坂道ダッシュ」を繰り返していたそうです。想像するだけで息切れしそうですよね!そして、学校では仏教教育の一環で座禅を組む“修養”も体験していたんです。坂道ダッシュ+座禅=超人?!


さらに、彼が印象的だったのは、1年生のオープン戦でのエピソードです。試合に負けた時、フライを打ち上げてしまった数×10本の坂道ダッシュが罰として課されたそうです。本人曰く「マジでキツかった」とのこと。でも、その厳しい練習が、今の彼を作り上げたんですね。

そして打撃の面でも、彼は小柄ながらもパンチ力が凄まじい。引っ張ると30メートルのネットを超えてしまうので、逆方向への打撃しか許されなかった、という面白いエピソードもあります。それが逆に彼の打撃を開花させたんですね。

ちなみに、昨日のCS初ヒットも三塁方向へのゴロでしたよね?彼のスピードがフルに活かされた、まさに「これぞ矢澤!」という場面でした。このポテンシャルに「ミニ大谷翔平」なんて簡単に呼んだら失礼に当たると思います。

今思い返しても、この取材は本当に貴重な経験でした。
これからも矢澤選手の活躍に期待しています。
ファンの皆さんも、ぜひ彼のプレーに注目してください。
そして、もし新しいエピソードや情報があれば、ぜひシェアしてくださいね!

ここまで読んでいただき、
ありがとうございます。
ぜひまた読んでください。それでは、さようなら!

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