ちゃんと記憶できていますか?
以前の日本で行われていた詰め込むだけの学習は、意味がないものです。
現在では、実生活に活かすことが重要視されています。
その中で、必要最低限の知識は、記憶しなければなりません。
そもそも、記憶するってどういうことなんでしょうか?
記憶することは、
知識を理解して定着させること
です。
知識は、理解していなければ使いこなすことができません。
さらに、応用することもできません。
知識を詰め込むだけでは、時間が経てば忘れます。
知識を理解して定着させること(記憶すること)で、さらに多くの知識を積み重ねることができます。
上手に記憶することで、学習がさらに効果的なものになります。
3つのポイントを意識して、さらに記憶を定着させていきましょう。
1.理解する
例えば、社会科で歴史の人物を覚えるときに、単に名前だけを覚えていては、すぐに忘れてしまいますよね。
その人物が何をしたのか、なぜそのことをしたのか、歴史に名を残す上でそのことはどんな意味があったのか、時代の流れはどうだったのか。
名前だけでなく、人物に関連することも同時に理解しながら記憶することが大切です。
2.反復する
100個の単語を一度見ただけで暗記できる人はほとんどいませんよね。
何度も何度も繰り返すことで、覚えることができるはずです。
人間の脳は、繰り返し出てくる情報を「これって何度も出てくるから重要なんだな」と、判断して覚えるようにできています。
どんなに短時間であっても、繰り返すことで記憶することができます。
3.イメージする
漢字を覚えるときに、書き順だけを覚えるだけではすぐに忘れてしまいます。
その漢字の意味を十分に理解した上でなら、イメージすることができるようになります。
『イメージ記憶』と呼ばれるものでもあります。
年齢が上がってくるに従い、イメージ記憶がとても大切なものになってきますよ。
まとめ
正しい記憶の仕方が、学習では大切になります。
理解すれば、それを使いこなすことができる。
「数学の公式はわかるのに、問題文だと解けない」と感じている子どもがいますが、それは十分理解できていないからです。
十分な理解ができていれば、必ず使いこなすことができます。
正しい記憶法を身につけ、さらに学習をレベルアップしていきましょう!
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