夢メモ 2022/11/29
そこの201号室の住民だった。
鍵を忘れたので家の人に開けてもらおうと思って部屋の呼び出し盤を操作する。数字のボタンで部屋番号を入力し、最後に呼び出しボタンを押すとその部屋のインターホンが鳴る。マンションに住む友人宅にあるのと似た呼び出し盤だ。
だけど「2」と押した後、間違えて呼び出しボタンを押してしまった。管理人に繋がった。
それでもいいか…と思い、開けてくださいと言う。話が通じなくて、何度も201号室の住民ですと言った。なんとか自動ドアを開けてもらい、エレベーターに乗り込む。
自宅に帰ると、外で何かの警報が鳴りはじめてうるさい。またか、こうなると外出ができなくなる。
玄関入るとはじめに迎えてくれる廊下が暗かった。それが怖くて不気味、酷いところだと感じた。こんなところに引っ越すんじゃなかった。
やがて警報は止んで、部屋の窓から青空が見えた。良い天気だったから窓から顔を出すと、すぐ下に屋根があった。
屋根の上にコインが積み上がっているのが見えた。それは長方形に角の取れた様な形、裏に漢字の様な文字があしらわれており、チープな銀色が日光に照らされ輝いていた。外貨?前の住人が残したものかな、と思った。取ってみようと手を伸ばすが、思ったより下にあって取れない。
右には同じく開いた窓があって、そのサッシに猫が3匹、三つ編みみたいにもみくちゃになって顔や胴体を外に出していた。体は白いけど、頭など随所に黒いブチがある。日の光に照らされたお腹の白い毛並みがツヤツヤしてきれいだった。
情報量の多さから誰かに共有したくなったので、後ろの彼に声をかけた。右の猫は可愛いね、下の外貨は何だろうと言った。赤いチェックの服を着ていたが、顔はよく見えなかった。
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