個人的パワーソング【地獄でなぜ悪い】
私を救ってくれた個人的No.1パワーソングについて書こうと思います。
約7年前、上司からのパワハラ等で私のメンタルはめっためたにやられていました。当時は広くもない1Kで一人暮らし、彼氏もおらず「誰かマジで抱きしめてくれませんか…」と泣きそうになることもしばしば。
そんな時出会った星野源さんのこの楽曲。いや〜、良いですよね。源さん。好きな曲沢山あります。
1番好きな曲は?と聞かれたら、SUN、時よ、Week end、Family song…あ〜〜!選べん!と頭を掻きむしっちゃいます。
でも、パワーソング部門では全ての楽曲で「地獄でなぜ悪い」が1番です。
この曲は、源さん自身も出演している同名映画の主題歌で、園子温監督のパワー溢れるとっても面白い映画なので見たことない方は是非ご覧ください。(あ、後ハセヒロファンの方にもおすすめです。)
特に心にゴーンと響いた歌詞は
無駄だ ここは元より楽しい地獄だ
嘘で何が悪いか 目の前を染めて広がる
ただ地獄を進むものが 悲しい記憶に勝つ
そっか〜、この世は地獄なのか、じゃあ辛いのは当たり前だね。この地獄を進んでいくしかないんだ。
と、辛い状況もスッと腹に落ちたんです。(それがいいか悪いかは別として)
これって、仏教の四苦【生老病死】と同じですよね。生まれたこと自体が苦行。だからしんどくて当たり前。ほんと生きるってめちゃめちゃ大変です。(これは曲の考察ではなく感想です)
地獄みたいな辛い日々の中でも、自分を救えるのは結局自分だなと気付きました。救い方は、何かをきっかけに考え方を変える、誰かに頼る、など人それぞれだけど。
この曲と出会ってから、しんどいことがあっても辛くて当たり前、幸せな今は寧ろラッキーって思えることで心が軽くなりました。
物凄く前向きな考え方では無いかもしれないけれど、自分を助ける考え方を持てたと言うことは、とてもラッキーだったと思っています。
エンタメの力は偉大ですね。
何だか心がサクサクしてしまうこの頃ですが、日々が楽しくなれるよう音楽、映画、絵画など色んなことに触れつつ自分と向き合い、癒やしてあげようと思います。