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たまに都会に行くと人の目を気にする概念が薄れて前向きになれる。

生まれも育ちも今の生活も地方の同じ県の中で過ごしてきた。
引っ越ししたことはあるが県内かせいぜい隣の県くらいまで。

今もそうだが、性格的にいつも人の目を気にして行動したり言葉を選んだりして何となく自分に自信がない。
おまけにインドアときて、主人が言い出さなければ遠出の旅行もなかなか行かないし、行かなくても特にどうということもない。

先日東京まで遊びに行った。

毎回行くと感じる圧倒的な人の多さ。
何回言っても定かにならない電車の駅の道順。
すいすい歩いてる人たちが異次元の人に見える。

そして必ず感じる、
いい意味での"自分"という存在のちっぽけさ。

世の中こんなに人がいる。
何者かになってる人ってほんとに一部なんだ。

人だらけの中歩いていると、
虚勢を張ってまで自分を大きく見せる必要性もなく、自分の今をしっかり生きて楽しめればそれでいいじゃんと、割り切りに近い感覚に包まれるのだ。
私はその衝撃をたまに受けるのが嫌いじゃない。

毎日同じ人としか会わない、しかも数えられるだけの人数の生活環境。
仕事から帰って見ている、SMSやテレビの人数の方が多いのではないか。

自分の生活の中に登場してくる限られた人たちの目を気にするくらいクローズな環境に染まりすぎて、そんな人たちへの印象ばかり気にして自分の心も窮屈になる。

大袈裟なことを言えば、世界中にどれだけの人がいてその数だけ性格もあって生活があって。

私なんてほんとに小さい存在なのだ。
いい意味で色々気にしたところ影響なんてないのだ。

であれば、もっと気持ちに正直に、周りの意見なんて深く受け止めずやりたいことをやろう。そんなふうに思い直す機会になった都会への訪問。

ただだからと行って都会に住むとおそらく人の多さに疲れて静かな場所を求めるのだろう。
私には旅行で行くくらいがちょうど良い。

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