時をかける愛《想見你》(英語:Someday or One Day)
出演:柯佳嬿(アリス・クー)、許光漢(グレッグ・ハン)、施柏宇(パトリック・シー)
挿入歌: 伍佰&China Blue『Last Dance』
台湾放送:2019年11月 中視/衛視
尺:90分×13話
写真引用元:公式HP
あらすじ
黄雨萱(ホァン・ユーシュエン)は、アプリ開発の企業で働くキャリアウーマン。雨萱には王詮勝(ワン・チュエンション)という恋人がいたが、2年前の飛行機事故で行方不明になっており、表向きは明るくふるまっているも、彼を忘れられずに苦しんでいた。
冒頭の数話は結構話の流れが遅いので数話分先行して言ってしまうと、2019年、27歳の黄雨萱(ホァン・ユーシュエン)はとあるきっかけで1998年、自分と姿が同じ17歳の陳韻如(チェン・ユンルー)の体で目覚め、王詮勝(ワン・チュエンション)とそっくりの李子維(リー・ズーウェイ)と彼の親友莫俊傑(モー・ジュンジエ)と出会う。元の世界に戻ると陳韻如は既に亡くなっていることがわかり…。
過去の別人になってしまう
韻如と雨萱は見た目は同じでも性格が全く違います。韻如は人と距離を置き、自分の殻に閉じこもっているタイプ。一方で雨萱は誰とでも気さくに仲良くなれるタイプ。雨萱は韻如の死を防ぐため子維と俊傑を巻き込んで謎解きをしていきます。
俊傑はそんな「韻如」の変化に戸惑います。というのも俊傑は韻如に自分と似ている部分を感じて恋心を寄せていたから。一方で子維は変化に気づかなかったものの雨萱の入った韻如に惹かれていくことに…。
雨萱は自分のためというよりも韻如のために自分の性格を隠したり(結果隠しきれてないんだけど)、死の真相を探ろうとしています。一方で詮勝にも実は秘密があるのですが(ネタバレにつながりそうなのであまり詳細書けないんですが…)、なんか、自分勝手だなぁ~~~と思ってしまって、ちょっと気持ちが冷めてしまいます。雨萱を愛する気持ちは大事なんだけどね。
1998年の舞台が台南ということで安平とか、台南の素敵な情景が描かれています。wikiにはロケ地が詳細に掲載されており、また台南行く際にはチェックしておきたいなぁ。
伍佰『Last Dance』がキーとなっており、劇中で何度も使われるのですがめちゃくちゃ頭の中で回ってしまいます。伍佰の曲ってキャッチーなんですよね~~~。
映画が公開予定、韓国版リメイクも
最終話放送前に最終話流出事件が発生しました。正式な最終話を正規ルートで視聴するのを楽しみにしていたファンのために、製作陣は、急遽本来の結末に+αの結末を特典映像として製作しました。流出は決して許されることではありませんが、製作陣からの素敵すぎるサプライズですね。
2020年2月に最終回後の中継で映画版の計画があることが公開され、昨年コロナ禍で一時撮影休止なども乗り越え10月に撮影完了。今年には台湾で公開されるとのことでどういったストーリーの映画になるのか楽しみです。日本でも公開されるのかしら?公開されてほしいな。
また、こちらのドラマは韓国でもかなり人気が高く、リメイク化権も早々に韓国に売れました。どこが放送・配信権利を獲得するのだろう、キャストはどうなるのだろうと見守っていたところ、Netflixオリジナルでアン・ヒョソプ主演とのこと。