外の自分と内の自分
自己紹介や、自分の肩書きについて考えていて、他の人の意見が聞きたいなぁと思い、人生を動かす共創コミュニティCo-Cu -こきゅう-の仲間に質問を投げてみました。みんなからの返答でとても幸せになりつつ、過去の自分を思い出しました。
私って多重人格?!
結論から言うと、多重人格(今では解離性同一症)ではないのですが、20代の頃は結構本気で悩んでいました。いや、悩んでいたと言う意味合いでは、小学校からかもしれません。
「ゆきちゃんはしっかりしてるね。何でも一人でできるね。賢いね。」
と言うニュアンスの事を、親、親戚、近所の人、先生、、色んな人から言われてきました。
幼い最初の頃は、褒めてくれているんだなと思って喜んでいたと思います。
でも、次第に「一体、皆は私の何を知っているの?」「でも皆の期待はその私なんだよね。頑張らないと。」と合わせていくようになりました。
そして私は様々な人の相談役になりました。
私が悩んで誰かに相談しても「ゆきちゃんなら大丈夫だよ!」と言われるようになりました。時に「私にはわかる!」「僕が保証するよ!」と言われることも。
だんだん腹が立ってきました。笑
「なんの根拠があってそう言ってんのよ。大丈夫!じゃなくて話を聴いて欲しいのに。解決策を一緒に考えて欲しいのに。」
内側には、弱くて、泣きそうで、甘えたくて、教えて欲しい私がいるのに。
誰にもわかってもらえない。大丈夫しか返ってこないなら相談なんかできる訳がない。
20代になる頃には、大丈夫っていう励ましの言葉が大嫌いになっていました。
(今は違います。当時の皆さんすいません。笑)
外も内も両方「私」で良かったんだ
人の相談に乗るばかりで、自分のことは話せない感覚がつのりました。
外と内の自分の乖離。皆から見られる私は本当の私じゃない。
一人でいたい自分と皆でいたい自分。
右脳派だと思っていたのに左脳派と言われる。
どの適正診断でも芸術系が向いていると言われるけど、やろうと思っていることは違う。
本当の私はどこにいるんだろう。
この悩みの突破口になった一つが、MBTIでした。
※MBTIとは、ユングのタイプ論をもとにした、世界45カ国以上で活用されている
国際規格に基づいた性格検査です。(日本MBTI協会)
内向的(I)/外向的(E)など、どちらの傾向があるかを見ていき、最終的に16タイプの分類をしていきます。
最初の質問紙に答えると、私はほぼ真ん中に出ました。(例:IとEの中間)
他の人はもっと明らかな傾向があるのに。。
MBTIの面白いところは、一旦出た結果を元に、本当はどう?とワークをしながら自分で判断していくことができる点です。
ワークを通して、私は「両側の自分がいるー!どっちも嘘じゃない!皆が求めていた私を頑張ってきたことで、どっちも自分になっていたんだ!」と言う結論に落ち着きました。
多重人格かもと疑っていた自分の謎がとけ、とても楽になった事を覚えています。
そうかどっちも認めてあげていいんだ・・
今の私はどう見えている?
冒頭の話に戻ります。
自分の肩書きや、自己紹介について考えていて、人の意見をもらおうと思いました。Co-Cuの仲間に「私って皆から見るとどんな人に見えますか?」と聞きました。
返ってきたものがこちら。メンバーからの愛を大公開。
外と内の統合、自己一致へ
もうね、愛ですよね。みんな大好き。ビッグラブ。
感動すると同時に、すーっと受け入れることができました。
何年も前に、10くらいのクライアントさんに「どうして私に依頼してくださるのですか?」とアンケートを取ったことがありました。
その時は皆さんの言葉を受け止めきれなかったんですよね。
たくさん褒めてくださっているのに、いやいや私はそんな奴ではありません、と。
今回くれた言葉たちは、本当そうなのー!大事にしてることなのー!お姉さん?そう私生まれつき姉御肌だから任せてー!みたいな感じでスルスルとハートに入っていきました。
(皆のお姉さん、相談役やっているのが苦しいって思っていたけど、苦しさの理由はその役割ではなかった。私はお姉さん側が好きだと今は理解しているのです。)
周りが見てくれる自分に自信を持っていい。
周りが向けてくれる愛を受け取っていい。
そう言ってもらえる自分を誇りに思っていい。
もちろん、不安がりで弱っちくて自信がなくなりがちな自分も自分。
全部自分なんだな〜とハグできた瞬間でした。
皆さんは、どんな人ですか?
どんな人に見られていますか?
自分と言う存在に、誇りを持っていますか?
ぜひ、周りの人の声を集めてみてください。
そしてたっぷり受け取り、自分をハグしてみてくださいね。
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