恐さの正体をただ観る
504日目。
いろんなことが始まるのだ、と文字にしていたけれど、きっと本当にはわかっていなかった。
昨日辺りから、急に恐さがわらわらと湧いてきて、苦しくなってきている。
これもまた、単なるクセだ。
そうすることで自分を守ろうとしてきたクセ。
そう、もっと分解すると、恐さを感じていれば、できなかったときの言い訳になると思っているのかも。
いやいや、できないからといって、何か自分に危害が及ぶのか?ただ「できていない」という事実があるだけだよね。
できていないことで自分を責めたり貶めたりするのだとすれば、そこには過去の記憶(信じ込み)が絡んでいるのではないか?
この恐さの正体、何が恐怖を引き起こすのかを観る。観察する。そこに感情を持ち込まずにただ観る。
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過去の記憶にくっついて離れないと思い込んでいる感情を、少しでもそこから離して眺めてみる。
傍観するのでもなく、介入するのでもなく、よりそいながらも巻き込まれない。
あ、あと、必要以上に恐さにフォーカスしすぎているのかも!
恐い恐いと言っていると、それに抵抗しようとしてしまうってことだよね。「大丈夫、恐くないよ。」っていうのとも違うし。
あー、でもでも、「私は今、恐さに反発しようとしているから恐さが大きく感じているだけだ」と発見したら、スーッと恐さがおさまったよ。
ふう、よかった。
これからやるべきことは変わらないけど、恐さに取り憑かれながらやるのと、そうでないのとではちょっと違う気がする。あ、これは未来への期待になっているのかも。
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今日の写真は、2022年12月8日、木更津に向かう高速バスの中から見えた東京の空と建物と海。
この写真を撮る少し前に、私の写真の師匠の一人でもあるHABUさん(羽部恒雄さん)の突然の訃報を知った。
空の写真家として活躍されたHABUさん。
その写真と言葉にたくさん励まされ、大切なことを教えていただきました。
空を見上げてその瞬間の美しさを見出し、心のままにシャッターを押すこと。
今も続けています。
たくさんの愛を写真と言葉を通じてこの世界に送り出してくださりありがとうございました。
どうぞ安らかにおやすみください。