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022【育児】 自分の育児レベル〜マズローの欲求階層説に倣って〜

僕は日々、育児をしているつもりだ。でもふと、本当に育児ができているのか?と不安に思うことがある。

妻が1日不在の時、僕は2人の子供の面倒を見る。ご飯を与え、オムツを替え、外に連れ出して遊ばせる。…これは、育児と言えるのだろうか?

要するに、育児にもレベルがあると思うのだ。面倒を見るだけのレベル、しつけをするレベル、能力を向上させるレベル等々…どこまでやれば、育児と言えるのか?理想は全てだ。

ここで、大学の心理学の授業で学んだことのある「マズローの欲求階層説」を参考に考えると説明しやすいのではないかと思いついた。

マズローの欲求階層説とは、アメリカの心理学者アブラハム・マズローが、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する」と仮定し、人間の欲求を5段階の階層で理論化したものである。

低次の欲求から並べると以下となり、低い次元の欲求が満たされると、より高い欲求を求める。

「1.生理的欲求」食事、睡眠、排泄など

「2.安全の欲求」安全性、経済的安定性、良い健康状態の維持、良い暮らしの水準、事故の防止

「3.社会的欲求/所属と愛の欲求」自分が社会に必要とされている、果たせる社会的役割があるという感覚。情緒的な人間関係についてや、他者に受け入れられている、どこかに所属しているという感覚。

「4.承認(尊重)の欲求」自分が集団から価値ある存在と認められ、尊重されることを求める欲求。

「5.自己実現の欲求」自分の持つ能力や可能性を最大限発揮し、具現化して自分がなりえるものにならなければならないという欲求。

Wikipediaの抜粋によると、この説の内容は以上である。これを、子育てに当てはめてみた。

1.生理的欲求

ご飯を与える、オムツを替える等がこれに当たる。生存に必要な欲求に応える形である。

2.安全の欲求

危険な箇所に行かないようにする、おもちゃを飲み込まないように見守る、などがこれに当たる。

3.社会的欲求/所属と愛の欲求

これは微妙なところだが、放置して1人で遊ばせたりせずに、一緒に遊んであげる、などが該当するのではないか。

4.承認(尊重)欲求

5.自己実現の欲求

この2つについては、ある程度子供が大きくならないと自主的には生まれない欲求だが、例えば、しつけをして社会に適応させる、言葉を教える、運動を教える、等によって、将来的な欲求を満たす助けになる。


自分の育児を振り返ってみて…うーん、1、2はできているかな。この2つは、どんなに忙しくても最低限親としてやらないとマズイですよね。

3は、たまに放置していることがあるので注意したいところ…

問題は4と5だ。僕は、つい最近まであまり意識してやってきていなかったと反省しました…

先日、学研のワークを買ってきて、2歳の息子と一緒に平仮名などの勉強を始めた。勉強といっても、気分が向いた時に少し進める程度で、全然無理強いはしておらず、息子も楽しそうにやっている。

自分は育児ができているか。

定期的に考え、見直したいと思う。







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