遊郭かくかく革命前夜_2024/10/13
9月はインターネットでサイゼのメニューを見ていたりしたら終わった。
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世界素晴らしい期はまだ続いている。
18時にベランダでmekakusheを聴きながら世界のことを考えてたら、なんだか泣けてきました。
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「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」観た!
半年ぶりの映画鑑賞だ。
「ベビわる」シリーズはキャラクターどうしの関係性(日常パート)と泥臭アクション(戦闘パート)の2つの軸があって、そのどっちも最高だからぜひ観ていただきたい!! 観ていただくしかない!!
映画を観てると(小説やマンガでもそうなんだけど)、「関係性〜〜〜!!!」と叫びたくなるときがあります。人間の関係性について。
すなわち、私の頭のなかのギップルが騒ぎだすときが何度かあって、それは普通なら私にとって映画の評価を下げる要因になるんだけども、「ベビわる」においてはそのかぎりじゃなく、むしろ、そのわざとらしさすらも織りこみ済みなんだと思う。
現実でも、あえてくさいセリフを言ったりするとき、あるじゃないですか。あれです。あれが映画にある。
前も書いた気がするけど、「ミッション・インポッシブル」とか「インターステラー」と同ジャンルでかつこれらを超える作品というのは、邦画からはおそらく出ない。
これはべつに邦画が洋画よりも劣っていると言いたいんじゃなくて、得意分野が違う、というだけです。
洋画においては、まさにそういうスケールの大きいストーリーや予算のかかる映画をつくれるのが長所だ。
対して、邦画の強みは、邦画であることにあると思う。すなわち、日本人が日本の生活に基づいてつくった映画である、ということにある。
私たちの身近な現実に(ある程度)則した物語世界のなかでの人々の関係性、に邦画の長所は現れる。
ヒューマンドラマのように機微が大事な映画は、洋画よりも邦画のほうが向いています。洋画だと、文化の細かい部分とかがわからないから、それはそれで魅力的でもありつつ、やっぱり倒錯的な楽しみ方しかできない。いっぽう、私たちは日本で暮らしているから、邦画だと完全にフィーリングで楽しむことができる。
「ベビわる」はその邦画の長所をぞんぶんに活かしきっていて、さらに本格的なアクションが加わることで、よりエンタメとしてもおもしろくなっている!
ただ、1、2があっての3だな、という感じもしました。
戦闘がガチなぶん、日常パートは前2作に比べて削られてるから、そこのバランスという意味では前作のほうがよかったかも。
あと前述のくさいシーンとかも、1と2で2人の関係性を捉えたうえで観たほうがいい気はする。殺し屋協会のことだとか2人のパーソナリティ的な部分についてもあまり説明されなかったので、やっぱり1と2を経てから観るのがおすすめ。
本作単体で観ても楽しめないことはないと思うけど、頭で補完しないといけないところが多いし、補完できたとしても最大限は楽しめないんじゃないかね。前2作はサブスクで配信してるらしいので、履修したうえでぜひ劇場に足を運んでみてください。かなりいい、ので。
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新しいALTが陽気じゃない。
前に、ALTが陰キャだ、みたいな話を書いたが、新しく来た人もそっち寄りだった。
アメリカ人は陽気、という偏見が自分のなかにあってしまっていたのを強く感じた。日本人は勤勉、がみんなに当てはまるわけないのと同じく、アメリカ人はみんな陽気、じゃないのだ。
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謎かけをしましょう。
運動会とかけまして、火事場のジャニー喜多川とときます。
その心は……ゆうしょうしたい(優勝したい/You 焼死体)
傘とかけまして、早退とときます。
その心は……かぜでかえる(風で返る/風邪で帰る)
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寿司食った。以下感想メモ。
サーモン→最近のサーモン、冷凍感が強い気がする
いわし→長っ、脂っ、うめっの三拍子
まぐろ竜田→味濃くておいしい。魚風味の鶏から、という感じ
かれい昆布締め→淡白
明太小柱→明太子がのってるのかと思ったら違った。なんかの魚に明太子がまとわりついてるだけだった。あれ何?
焼き芋天→たしかに「さつまいも天」ではなかった。柔らかかった。焼き芋ならもうちょっと甘くあってほしい感はある
しめ鯖→分厚いしかなりいける
海老天→おいしい
こはだ→薄くて堅いしめ鯖、という感じ
旨だれサーモン→タレの味が微妙。しかもサーモンの味も薄い
チーズケーキ→やわこい系のやつだ。スフレ?って言うのかな。チーズ感は薄め
全体的に光り物がうまかった。原価が安いのか、ごつくて食べごたえもあって、非常にいい。これまではサーモンとかまぐろとか食べてたけど、これからは光り物+サイドメニューというデッキでもいいな。
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『日本の近代小説』読了。
難しすぎると「入門」ではないし、かといって易しすぎるとボクの知能指数をなめんなっ!って感じで憤慨しちゃうけど、これはちょうどいい塩梅でした。
明治・大正の日本の小説がひととおり網羅してあって、なんとなく文学史の概略を掴むことができます。家に一冊あると役立ちそうな類の本。
私はいわゆる「文豪」系の小説にはあんまり明るくないので、ぜひともこれから読んでいきたいね。
『みんなの〈青春〉』読了。
青春についていろいろと考えていて、なにか先行研究ないかな〜と探してたらこれを見つけた。
革命!革命!の〈青春〉について論じてる本はそこそこあるんだけど、アオハル!アオハル!の〈青春〉についてはまだあんまり研究がされてないそうだ。
この本は、後者の〈青春〉についてその成立や変遷を社会学的に明らかにした本で、学術書じゃないから読みやすいです。
以下、引用文中の太字は私。
わ! 私もおんなじことを思ってました!
友人Tくんはこの本について「負け組が自分を正当化しようとしているだけ」とバッサリだったが、私はけっこう楽しく読めました。私がかねてより考えていたことを見事に研究してくださっていて、嬉しくなるばかりだった。
Tくんは、青春における勝ち組/負け組の根拠が幻想にあることを認めつつも、「人間は相対的にものを見るから、そういう勝ち負けが出てくるのは当たり前。だから、負け組はどこまでいっても負け組であって、この本もそれを正当化しているにすぎない」と言っていました。
私は、やはりその勝ち組/負け組という組分けを認めることはできません。
勝ち負けの根拠が幻想という極めて不安定なものにあるかぎり、いくらでも価値観の移動はできるわけで、さまざまな価値の視点をもっておいたほうが精神衛生上「良い」からです。人間はたしかに相対的な見方をしやすく、それゆえ青春においても勝ち組/負け組という分類が生まれるのだろうけど、ならばその分類すらも相対化し、自分の快い方へ価値観をシフトしていくのがいいんじゃないでしょうか。
あるワンパターンの勝ち負けしか認めない、というのは、それこそ絶対的価値観に基づいており、だとしたらあえて勝ち負けを決めずとも各々が自分を絶対的に肯定できることになり、いずれにせよ矛盾している。
現在の青春は、引用文中にも出てきたように「規範化」と「自己目的化」がキーワードな気がしていて、あとはやっぱりスマホやSNSによる影響も大きい。
べつに青春を否定しようとかそういうつもりはないんですが、規範化・自己目的化した青春に振り回されてしんどくなる人がいるとしたら、やだな~と思います。みんな幸せであってほしい。
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ほとばしる食欲を解消する!
翌日。サーターアンダギーを食いました。
次の日。また作りました。小ぶり。
外食や買い食いを是としない(べつに否としてるわけでもないんだけど、少なくとも積極的には外食や買い食いをしないような)家庭に育ったからか、今になって食欲の萌芽が来ています。美味しいものの情報をください。
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21時にがくんと寝ちゃって4時に起きた。
厳密にいうと一回0時に起きたんだけど、ここでシャワーとかしたら今度は寝れなくなりそうだな、と思って、睡眠時間の辻褄を合わせるために4時にアラームをかけた。
早朝っていいよね。鳴いてる鳥とか、走ってるバイクとか。
そしたらこのサイクルが案外私に合っているっぽくて、この頃、22時半寝→5時起きという生活をしている。
【5時起きの良いところ】
・起きさせられている、という気持ちを感じずに起きられる。自分の意志である。
・朝食をしっかりとした意識のなかで食べれる。おいしい。
・朝の外の音を聞きながら勉強できる。
・コーヒーを飲むのに適した時間(諸説あーり)にコーヒーを飲める。
人によって適当な起床時間は違うらしいので、手放しにおすすめはできませんが、自分わんちゃん朝型くさいぞ、という方はお試しあれ。
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奈良県大和郡山市の遊郭跡がもうすぐ取り壊されるとのことで、見に行ってきました。
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中学時代の親友(こう言っても恥ずかしくないくらいには親友だった)のLINEアイコンが片目界隈みたいな写真になっていて、うっっっと呻いた。
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Siri、ネーミングミスってるよな。
という話をしていたら、前の席の人にも聞こえていたらしく、彼女は振り向いて「それな!」と言うみたいに私を指差した。
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「女性は精神的な成長が早い」という言説がある。科学的な事実は知らないけれど、私の体感でも、わりとそうなんじゃないかと思う(本当は「女性」「精神的な成長」の定義は何か、という問題から考えないといけないところではある)。
私の通学路はその地域の小学生たちの通学路にもなっていて、毎日すれ違うたんびに、女子のほうがキャラが立っているな、と思う。キャラというのは自分を社会化した末の産物なわけで、すなわち彼女らは社会に適応していっている。
男性よりも社会的な力が弱いぶん、早く成長することでその差を埋めようとする力が働いているんだろうか? あるいは、社会的な役割を意識させられることが多いから、大人になるのが早い、とか。
話は変わる。
私の学年にどうやらゲイの人がいるらしく、そのことを教えてくれたTくんはそんな彼のことを「きもい」と言っていたが、ゲイをきもいと思う理由が、性欲が自分に向けられているかもしれないからだとしたら、女性はずっとその感覚に生きていることになる。
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コミュニケーションにおいて、オン/オフというものがあるとわかった。
私は今までずっとオフだったが、最近はスイッチを切り替えられるようになってきた。
オンがかなりオンの人もいて、その人のオフはちょっと怖かったりする。
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とある若手歌人の方がうちの高校出身だそうで、司書さんが「講演会とかワークショップみたいなのやりたいね〜」と言っていた。
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自分の好きなものについて人に喋るときにもごもごするの、やめたい。
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PlayStoreのゲームが95%OFFとかいう狂気のクーポンをもらったので、「クロノ・トリガー」を買いました。楽しい。
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有名人の訃報のツイートにいいねを押すのはどうなんだろうか。
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もうすぐ衆議院選挙だ。
18歳になってはじめての選挙ということで、枢軸国連合(私が登校を共にしている集団)も盛り上がっている。革命の日は近い。
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