生きる術と適合性
街の各所で見つけたキッチンカーならぬキッチン手押し車。
串焼きだったり、バナナやとうもろこしの丸焼きだったり。
そして、肉好きのきっかけとなった、豚(チャンチョとエクアドルではいう)の丸焼き=オルナード(hornado)です。
刺繍が好きになった街オタバロで初めて食べてから、はまっった、はまった! 忘れられない味。
そのまんま豚の丸焼きで、 紫玉ねぎや白いトウモロコシ(チョクロって言ってたかな)とかお野菜も一緒に食べる。
表面の皮はパリっ、 中のお肉はジューシーだったり、パサッとしているところがあったり・・
店先に綺麗なキャラメル色で焼かれていたら、
焼き立ての匂いもたまりません。
見るとぎゅるるるるってお腹が鳴るのです。
肉嫌いだったとは思えないほど、よく食べた!
体重もありがたく増加しました。
そういえば赤道上で体重はかると、若干軽く表示されるって聞いたな~と、
そんなの忘れてよく食べた!
帰国したときに体重の増加幅にびっくりした!
エクアドルに来る前は未知の世界だったけど、
そこに住んでいるひとがいるということは
何かしら生きていく術があるということだね。
自分のことと違うからと否定的にみるのではなく
自分がやったらどうなるか!を見定めていたような感じ。
結果、私はありがたいことに、
自然体にここでの生活に馴染んでいったと思う。
生きる術があっても、その人に合うか合わないか…あるもんね。