お金があるフリをすると人生が狂う
ゆきだるまです。
簡単な自己紹介をします。
・28歳独身(未婚)男性
・借金総額300万程度
・ギャンブルや風俗が大好き
・見栄や承認欲求により散財し借金
・現在、借金返済に向け倹約を開始
今回は、私がお金を持っているフリをしてきた話をしていきたいと思います。
東京に進出したのに手取り16万
大学を卒業して、地方から夢の大都会東京へ進出が決まりました。期待に胸を躍らせ、穏やかな春を迎えたかと思いきや。どう考えても無理ゲーな生活が始まったのでした。俺の初任給は20万で手取りが16.5万円くらいでした。
新卒の給料ってどのくらいなんだろう？
俺の新卒時(2019)の初任給を調べてみたところ…
初任給額は大学卒（一律）208,826円、高校卒（一律）168,617円
という感じだった。あら平均と同じくらいか。
みんな同じように苦労してるんだよね。ただし！！俺の場合、まーじでボーナスなんてほぼなかったようなものだった。5万円も出てなかった気がする。笑
とはいえ、やっぱりみんな大体そんなもんなのかもしれない。
固定費の支出がデカすぎ問題
当時の俺(というかつい最近までの俺も)は、支出を最小化するなんて頭はなかった。通信料金、住居費(賃貸)、奨学金の返還、そのほか固定費、とにかく払えればいいやというくらいにしか考えていなかった。
通信料なんて、大学生から社会人になるタイミングで、俺は働くんだから自分で契約して自分で払えばいいよね。って軽く考えてたし、金額の大小なんて、なんとかなると思ってた。結果、なんともなるわけがなかったよね。家賃は都内で5.5万円とかなり格安の物件ではあったけど、4畳っていう、人権ギリギリの居住空間しかなかった。とはいえ、奨学金2.3万円の支出はデカいし、そのほかライフラインの固定費も加えたら、食費ギリあるかな？くらいしか手元に残らなかった。
なのに、
「田舎から東京に出てきた俺、シティボーイデビューするわ。」みたいな感じで、かなり気取っていた。暇さえあれば、渋谷、新宿に行って飲み明かし、楽しく毎日を過ごしてた。お金があるフリをしながら。
彼女にも見栄を張ってた
お金がない男と、お金がある男だったら、仮にそれが最重要項目でなくとも、お金はあるに越したことはないはずだ。余裕がないと思われたくなかった。だから余裕があるフリをしていた。東京に進出して初めてできた彼女は、銀座コリドー街でナンパした大学生だった。彼女の家庭は、特別裕福でも貧乏でもなかったと思う。でもとりあえず、社会人1、2年目であろうと社会人の彼氏は、大学生の彼女にお金なんか払わせるわけにはいかなかった。(というかそう思ってた。)結果、かなり無理をしながら、デート代はクレジットでなんとかその場を凌いでいた。支払いが滞ってしまったりというのは、その頃からあった。
社会人1年目の貧乏社会人は、一般的な女子大生とは付き合うことはできないだろう。条件が悪すぎる。
ゴルフ、パチンコ、風俗
友達に誘われて始めたゴルフ。クラブセットは、友達の父親が使わなくなったものを、譲ってもらえた。興味はあったし、初期投資ほぼゼロで始められたので、何回か行った。でも、ゴルフは金が有り余ってる人がやる遊びだし、わざわざ金のない貧乏社会人がやるスポーツではないと思った。1回のラウンドは、関東であれば1万を下回ることはないだろう。そのほか、交通費やウェア代などなど、お金がかかる場面はたくさんあった。そこでもとりあえず、交友関係を維持するためにも、お金があるフリをしていた。
ギャンブルも風俗も、友達と一緒に行ったりしていた。友達の影響ってわけではないし、俺自身、どっちも好きだし。でも友達と一緒なら、「え？お前行くの？(しゃあない付き合ってやるか)」くらいの感覚で、もはや人のせいにしてギャンブルも風俗も言ってた気がする。
酷すぎたお金使いたい病
俺は重度の【お金使いたい病】を患っていたと思う。お金は使ってなんぼだと思っていたし、いつか返ってくると思っていた。若い時にしかできないことにお金も時間も投資すべきだと考え、浪費を正当化して生き続けてきた。
ただ、28歳をすぎてようやく気づいた。クレジットカードのリボ払い地獄の2回目の借り換えをして、ようやくだ。ここまでの人生も長かったけど、まだこれからの方が長い。
今が良ければいいや。そんな気持ちで浪費を続けていた結果、その【今】も苦しくなり、生きづらくなっていた。常にお金の事が心配で、どうしたらいいんだろうと悩んでいた。もちろん、今も借金を抱えていることに変わりはないんだけど、倹約を意識し始めて、無駄な支出を抑え始めてから、確実に心が豊かになっている。
まだ何もなし得ていない
まだ俺は倹約を意識し始めて間もない。大きな結果も出ていない。だけど確実に歩みを進めている。これからも小さなことから確実に積み上げていきたい。