質問するって難しい・・・
先週に続いて、今週は「質問」についての課題に取り組みました。
・・・が、これが難しかった。
「うまい質問しないと!」とか、
「4つの方向の問いをバランスよく聞こう!」とか
そんなことを思えば思うほど、
うまく質問できないというのが実感です。
質問のスキルを学ぶことは必要ですが、
それを意識しすぎて、
その人に心を向けて湧いてくるような質問ができない
というのが今のわたしの状態。
質問のことを意識するというのは、
結局自分に意識が向いているので、
相手に集中することが疎かになるのかもしれません。
「聞く」ことだけに集中し、
質問には意識が行っていなかった先週のほうが
まだうまく質問できた時もあったような気がします。
よく聞くことができると、自然に質問が浮かんでくる、
だから、いろいろ学んだことは一度脇に置いて、
やっぱり目の前の相手に心を向けることが
一番大切なんだな、と思った次第。
では、「よい質問」とは何か。
共創コーチングの実践の場で共に学ぶ受講生仲間から出てきた意見は、
★じっくり考えさせる質問
★考えているうちにワクワクする、感情が動く質問
★相手が聞いてほしい質問(それが言いたかった!)
★自分だけでは思いつかなかったことに気づかせてくれる質問
など。なるほど!
一般的には、その人の主体性や創造性を引き出す質問、
その人に気づきをもたらす質問が良いとされるようです。
ちなみに、わたしが思う「よい質問」は、
★目が上や横に向いてちょっと考えてしまうような質問
です。「じっくり考えさせられる質問」とほぼ同じかもしれませんが、
わたし自身、
「これは考えたことがなかった。よい質問だな」
と思う質問を投げかけられた時、
目が空を泳ぎ、しばらく頭の中で答えを探しています。
こういう質問を受けた時は、
ちょっと考えさせて、という気持ちになります。
だから、「間」というか、
黙って待っていてもらえるとうれしいですね。
そして、オンラインの画面で他の方を見ていても、
やっぱり考えさせられる質問を受けた時には、
目が上や横に行っています。
ちょっと考える「間」がほしいような質問は、
これまでに受けたことがない質問で、
新たな領域に踏み込む質問じゃないかという気がするのですが、
どうでしょうか。
それって、普段は聞かれないのでそこまで考えたことがなかったり、
思い及ばなかったような質問なのではないかと思います。
だから、すぐに答えが出なくて、
頭の中で答えを探したり、
自分の気持ちを整理して言葉にしたり、
といった時間が必要なんですね。
他にも「よい質問」はいろいろあると思いますが、
その方にとって意味のある質問ができるようになりたいですね。
けれども、それが難しい。
ふさわしいタイミングで、ふさわしい質問ができるようになれば、
質問によって、人に気づきを与え、
成長や変化のきっかけを作ることができるように
なるんじゃないかという気がします。
これは、「聞く」ことよりもさらに頭を使うし、
感性と創造力をフル回転させる作業だなと感じます。
難しい。。。
質問のベースは「好奇心」だそうです。
「こ・う・き・し・ん」
心に書いておこう。
まだまだまだまだ修行中です。
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