ゆっきー

国際結婚して中国に住んで20年。日中国際児を育てる母として、日本語教師として、コーチとして、何者でもないただの私として、日々を暮らす中で心動いたことを綴ります。

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マガジン

  • わたしの中国日常生活

    中国で暮らして20年。毎日起こるあれこれの記録。

  • 考えごと

    わたしの中で生まれた考えを書いた記事をこちらにまとめています。

  • 中国で手に入る材料で料理

    中国で手に入る材料でできる簡単な料理の記録。

  • 異文化理解

    中国で生活する中で異文化を感じた出来事や、わたしの心の中での異文化理解などについて書いた記事をまとめています。

  • ★note★ まとめ

    毎週末に、その週の記事リンクのまとめをUPしています。週ごとにまとめて記事を読みたい方はこちらからどうぞ!

最近の記事

中国のベランダで~白いキンモクセイの香り漂う

南四環にある花の卸売市場で、 小さなキンモクセイの木を買いました。 わたしは家に観葉植物がほしいなと思っていましたが、 夫がキンモクセイというので、こちらに。 花色は白。 朝起きて寝室から出ると、 ベランダからリビングにかけて キンモクセイの香り。 そういえば、実家の庭にはキンモクセイの木が2本あって、 毎年この季節には玄関を出ると キンモクセイの濃厚な香りに包まれたことを 思い出しました。 当時は、数十年後に、中国でキンモクセイの香りに 包まれるなんて、思わなかったな

    • 関西国際空港のトイレの秘密

      この夏、北京から関西国際空港に降り立ち、 初めて入ったトイレがこれ。 なぜかトイレットペーパーホルダーの下に ちぎったようなトイレットペーパーのかけらが いっぱい散らばっている。 「きっとここのトイレはマナー知らずの外国人が多いから、  こんなに散らかっているんだわ。」 きれいなトイレを探そうとその横、またその横と覗いてみたが、 そこにあったすべてのトイレのトイレットペーパーホルダーの下は まったく同じように、ペーパーのかけらが散らばっていた。 マナーを知らない外国人

      • 意味ある人生を行く

        北京郊外で、案内役の女性と昼食を食べながら 彼女の生い立ちを聞いたつづき。   ↓前の記事 彼女の告白はさらに続き、 孤児だったお父さんは亡くなり、 お母さんはそれがきっかけでうつ病になったうえに 今は癌を患っているという。 その笑顔からは想像もしなかった厳しい環境で 頑張ってきた彼女。 なんと言葉をかけてよいか分からなかったが、 なにか言葉をかけたいという思いで、   「お父さんお母さんはあなたを愛してなかったわけじゃなくて、  表現の仕方を知らなかっただけじゃないかな。

        • 初対面の若き中国人女性の生い立ち

          北京郊外から戻ろうとしたら車がパンクし、 修理場でデリバリーを食べながら、 案内役の女性が急にしんみりして話を始めたつづき。 ↓前の記事 なんでも、彼女の両親はいつも喧嘩してて、 そういう争い事の絶えないギスギスした雰囲気の中で 食事をしていたらしい。   お父さんは数年前に亡くなり、 その後、お母さんはうつ病を患って、 彼女が家に帰っても無表情でベッドにあおむけになっていて それを見るのがとてもこわく、 家に帰りたくなくなったとのこと。   話を聞きながら、 家庭でお母

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          北京郊外で車がパンクし、初対面の女性と語り合う

          NHK Eテレ「こころの時代」の再放送で フランクルの特集を見た翌々日、 夫とともに北京郊外に用事で出かけました。 小一時間かかる道中、 大学を出たばかりかとも思われる まだ学生っ気が残るような若い女性が案内役として 私たちの車に同乗してついてきてくれました。 さて用事を済ませた後、帰ろうとしたら、 なんと車のタイヤがパンクしています。 こんな地下鉄もバスもないような郊外で タイミングよくパンクするなんて なにかの運命でしょうか。 運良く修理場が近くにあることがわかり、

          北京郊外で車がパンクし、初対面の女性と語り合う

          こころの時代:ヴィクトール・フランクルの人生に触れる

          中国のカレンダーでは 5月1~5日がGWでしたが、 学校の日本語授業が前倒しで終わったため、 GW少し前からすでにテレビ三昧だったわたし。   ある朝7時NHKニュースを見て、 その後、朝ドラを見て、 続けてあさイチを見ていたら、 門脇麦ちゃんがゲストで出ていました。 かわいくて、個性的で、しっかり自分を持ってて 素敵な俳優さんだなと思いました。 そういえば、数年前の朝ドラ「まれ」では 主人公の友人役でいい雰囲気出してましたね!   そしてその門脇麦が土曜日のEテレ「こころの

          こころの時代:ヴィクトール・フランクルの人生に触れる

          中国で作った、なんちゃって柏餅

          ゴールデンウィーク休暇最終日は5月5日、子供の日。 ちまきでも作ろうかと思って 葉っぱとこしあんは準備していたのですが、 旅行翌日で、やる気が失せ気味のわたし。 いちおう子供に聞いてみようと 息子に、 「今日は子供の日だし、ちまき作る?」 と聞いてみると、息子、 「それより柏餅っていうのはどんなの?」 という。 そういえば天津旅行の時、裏山に登りながら 柏の葉っぱは冬でも落ちないから、 子供の日には柏の葉っぱで包んだ柏餅っていうのを 食べたりするんだよ~と話したんだ

          中国で作った、なんちゃって柏餅

          のんびり天津一泊旅行

          ゴールデンウィークは 北京から車で1時間半ほど走ったところにある ホテルで一泊しました。 そこはいちおう天津ということになっていますが、 天津市内からも1時間ほどかかる田舎。 「携程」という飛行機やホテルの予約アプリで 夫が偶然見つけたところを予約しました。 さて、どんなホテルなのかとドキドキしながら到着。 中に入ると・・・ 気持ちのよい吹き抜けのロビー。 カフェの向こうに広がるデッキテラスからは、 きれいな景色が見渡せます。 そして、部屋もひろびろ。 ベランダのすぐ外

          のんびり天津一泊旅行

          車窓から見える中国の大地に思う

          ゴールデンウィーク、どこも混むけど、 まったく出かけないのも子供がかわいそうかと思い、 郊外で一泊することに。 北京から郊外へ向かう車窓からみえる景色は 道の両側に植えられた高くそびえるポプラの木立ち、 その向こうに広がる地平線が見えそうな大地。     わたし、ほんとに遠くにきちゃったよねぇ。。     こんなに広い、どこまでも続く、 生まれ育った土地とは全く違う、 こんな見知らぬ土地で、 わたし、暮らしているんだな。   「中国ってほんとに広いよねぇ~」   思わず私が

          車窓から見える中国の大地に思う

          新年1週間

          2024年になって1週間あまりが経ちましたが、 皆様いかがお過ごしでしょうか。 日本では年明け早々、いろいろなことがあり、 大変な年明けになったようですね。 平穏な日常のありがたさを身に染みて感じます。  中国の今年のお正月の祝日は元旦のみ。 12月30、31日が土日だったので、 それと合わせて3日。 新年2日には学校も仕事も始まるという、 なんとも短いお正月でした。   私も新年早々に大学の期末試験があり、 テスト内容の準備にバタバタしていましたが、 今週テストもなんとか

          上海ガニを食べました

          週末、夫の上海の友人から送られてきた上海ガニをいただきました。 正確にいうと上海ではなく、陽澄湖というところのカニだそうです。 海のカニのように大きくはないけど、 身が甘くて美味。 そして何より、今の季節は1年でいちばんカニが肥える季節で、 メスは甲羅の部分には卵がいっぱい詰まっているし、 オスもメスに劣らずカニ味噌おいしいです。 南のほうでは紹興酒とともにいただくのかもしれませんが、 私は赤ワインとともにいただきました。 お・い・し・い~♪ 1人で3匹も食べちゃいま

          上海ガニを食べました

          北京、秋の記憶

          あっという間に冬モードに入りつつある北京ですが、 11月前半の秋模様の記録。 もうちょっとだけ、 秋の名残を楽しめるといいな。

          北京、秋の記憶

          北京、冬突入

          金曜日、日本語の授業が終わってから 食堂で授業の復習資料を作成。 午後5時半ごろ建物の外に出ると、 外はまっくら。 そして、寒い~~~💦 いちおうコートは着ているけれど、 手袋がない手が冷たい。 歯がガチガチ鳴った。 ぶるぶる震えながら帰宅。 この日の北京はー2℃~6℃。 数日前まで感覚的に秋だったのに、 北京は突然冬突入。 マイナスの世界に突入です。 でも、セントラルヒーターが入っているので うちの中はあたたかです。

          北京、冬突入

          北京、セントラルヒーターのお湯が入る

          今日の夕方、うちでごろごろしていると、 セントラルヒーターからごろごろという音が。 触ってみると暖かい。 すでにお湯が通りはじめたよう。 うちの家のあたりは、いつも少し早めにお湯が通り始めます。   まだ本格的な暖房開始ではないようですが、 天気予報を見ると、今週から 北京の最低気温は一気にマイナスに突入する模様。   秋から冬に突入する一足先に セントラルヒーターのお湯が入り、 うちの中は暖かく過ごせそうです。

          北京、セントラルヒーターのお湯が入る

          コーチングでコーチを選ぶとき

          急に自分がコーチングを受ける クライアントになった気分になって、 自分はどういう基準でコーチを選ぶかな ということを考えた。   私の場合は、まず縁。 世の中にあふれるコーチの中で なぜかピンときた、なぜかクリックした、 なぜか出会った、なぜか言葉を交わした、 袖ふれあうも多生の縁といいますが、 やはりここには何らかの力が 働いているのではないかと思います。   それから、 ニュートラルに話を聞くコーチかどうか。   基本といえば基本だけれども 私にとって、これは大きなポイン

          コーチングでコーチを選ぶとき

          週末、偶然見つけた北京の教会カフェ

          ある週末、とってもお天気がよかったので、 娘と自転車に乗って遠くの図書館へお出かけ。 故宮と景山公園の間を通り抜け、 北海公園を横切り、西城区の図書館まで 自転車こぎこぎ30分。 やっと着いたと思ったら、 図書館はなにか内部イベントがあったようで閉館中。 しょうがなく、また来た道を戻る途中に 気になるカフェが。 古い教会っぽい建物の入口に1901という看板。 入って聞いてみると、 1901というのは、教会が建てられた年だそうで、 カフェ自体は10年ほど前からやっているそ

          週末、偶然見つけた北京の教会カフェ