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なぜ日系幼稚園ではなく中国現地幼稚園へ通わせたのか

3歳まで母子べったりの世界で過ごし、
中国で暮らしながら、中国語はそれほどできず、
口から出る言葉は9割がた日本語だった娘。
その娘が3歳になって中国の現地幼稚園に通い始めたら
みるみるうちに兄弟の会話が中国語に切り替わっていった
という話を前回書きました。

中国語ができないのにいきなり中国の現地幼稚園に行って大丈夫かな、
と心配するほどだったのですが、環境への適応はあっという間でした。

ここで中国現地幼稚園ではなく日系幼稚園に行かせれば
少なくとも幼稚園時点で子供の言語が
日本語から中国語に切り替わるといったことは
起こらなかったと思います。

ただ、わが家は将来的に子供を
中国の現地小学校に通わせる予定をしていました。

言葉の面で考えると、小学校入学の2年前には、
小学校での学習に使われる言葉の環境になじんでいるのが望ましい
という話をどこかで聞きかじっていたので、
中国の現地小学校に入れる予定なら、
中国の現地幼稚園に行かせるのがいいのだろうな、
と思いました。
中国の現地小学校で中国語で授業を受けるなら、
その2年前には中国語環境に浸っているほうがスムーズだろう
ということですね。

幼稚園を日系に通わせて、小学校から中国現地校というのも
なくはないのでしょうけど、
小学校1年生から、学習で使う言葉の面で
多少なりともハンディを持つ可能性があると思い、
わが家はやはり中国の現地幼稚園に行かせることにしました。

それよりなにより、
日系幼稚園はうちから遠いし、費用も高いので
近くの現地幼稚園に通わせた、
というのが一番現実に近いかもしれません(笑)。

では、そもそもなぜ、
子供を中国現地小学校に入れることに決めていたのか。

それは次回に。

→つづく。


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