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エッセイ #2|「唐揚げとハイボール。」

なにも考えないのは、意外とむずかしい。

頭はいつだって賢くセカセカと働いてくれていて、溢れかえっている情報収集に忙しい。

だから、あっという間に過ぎていく毎日の中で、一日ほんの一時間でいいから、「何も考えない時間」が欲しい。

そんな時、決まって私は、大好きな食べ物とお酒とタッグを組んで、自分自身に戻る。

その中でも定番は「唐揚げとハイボール」。この2つの組み合わせが嫌いな人っているのだろうか?とさえ思ってしまう。

じゅわわわー・・・パチパチ・・・シュワシュワ・・・

あぁ、もう無理。お手上げ。そんな日は、”ハイ カラ”で決まりっ!

「さぁ、明日からも頑張るぞ!」唐揚げとハイボールの力を借りるとほんの一時間でこんな気分になれる。まるで魔法だ!と感激できる、至極シンプルな自分の脳のつくりが愛おしい。

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夕起あずさnote(夕起あずさ書店)
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