ブラックボックス化しがちな「目標設定」のナレッジ。組織の上位方針と個人の衝動をミートさせ、「物語」を駆動させるには?
新年度のバタバタが落ち着いて、組織やチームとして新たに設定した目標に向かって走り出しているところかと思います。1年間のチームの歩みに影響を与えるという点で、非常に重要な意味を持つ目標設定と、その伝え方。
しかし、そのナレッジはブラックボックスになりがちであり、「うまくいかない」と相談を受けることも多くあります。
相談の詳細を尋ねると、多くのマネージャーが、上から降ってきた目標をそのままチームに下ろしていることで、さまざまな問題が生じていると感じます。この"伝言ゲーム方式"の目標伝達では、メンバーのやる気が引き出されることはまずありません。
一方で、上から降ってきた戦略やロードマップなどの「上位方針」と、一人ひとりのメンバーの「衝動」をミートさせることができれば、目標はチームの羅針盤として、強力な効果を発揮します。
そこで今回は、目標設定において「上位方針」と「衝動」をミートさせるためのポイントと、目標のクオリティを左右する「物語」という考え方について解説します。
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