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《創作交換日記》 心身の乱れを一度カラダで沸々させてから放出する

創作交換日記「今日もぼちぼち」
絶賛創作に奮闘中の宮脇有紀(@YukiMiyawaki)です。


前回大学の同期でもある、たばちゃん(@tabamaru17)の日記を読んで、日々の暮らしで心身を「煮る」。
ちょっと違う側面から、日々沸々していることって沢山あるけど、無意識に頭ですごく一生懸命沸々と考えて、心身乱れてしまってることあるなと。

私、日中は普通に会社員として働いています。
仕事をする上で充実感や達成感、お客さんの声からでもの凄く良い方向に心身踊ることはあるけれど、もちろん真逆に凄く良くない方向で心身が乱れてしまうことも沢山あります。
でもやっぱり仕事で人同士のお付き合いですし、簡単に思いっきり放出するっていうのは難しくって。
これは、特に会社員であろうが、なかろうが、
皆、日々暮らしている中で体験していることだと思いますが、正直自分は切り替えがあまり上手な方では無いです。

これをどうにか限られた平日の仕事後の稽古前に変換するする方法はないかと・・ここ最近、試してみたことをシェアします。


心身が乱れている日の仕事終わりは、大体稽古場に入れる時間も遅くなるので、稽古場に一歩足を踏み入れた時も「あ〜、時間が少なくなった〜」と、また頭の中で沸々と勝手に乱れ倒します。

ここからカラダへ転換開始です。

  1. 必要以上にオーバーな動作で、派手に稽古着に着替える

  2. 相棒のストレッチボール(2ボコが1つになっているやつ)と一緒に、稽古場の真ん中に移動し、肩甲骨に相棒を当てて、大の字で寝転がる

  3. 心身が乱れている時は呼吸が浅くなっているので、
    胸骨をガンびらいて、
    肋の隙間から空気が噴火してくるくらい、
    骨・肉・皮膚が剥がれるように深い呼吸をする

  4. 落ち着いてきたら、自分の内側に溜まっているだろう水分を少し仰ぐように、
    指の間・脇・股・内腿・足の裏・首の筋・口の中を開いたり閉じたりする

  5. 相棒を好きなところに転がして、
    あぐらで座って、頭蓋骨の隙間を狙って、手の指の腹で刺激。
    ポイントとしては、同時に、顔・頭皮・口を思う存分、変えまくる。
    きっと頭で暴れまくっているだろう乱れに向かって、
    細かく振動を与えたり、
    長く押したり、
    声を出したり、
    一部を摘んだり、
    色んな方法で刺激
    「遊び疲れたな」ってなったら止めて、とりあえず立ってみる



    == この時点で結構、頭が軽くなって、視界が明るくなる実感がします ==


  6. さっき一緒に遊んだ乱れの粒達を呼吸を使って、下っ腹の方がぽっこりしてくるまで集結させる。
    たまに体制や場所を変えながら、やると変に集中しすぎないのでお勧めです。
    何度か繰り返すと重たくなってくる。

  7. そしてこのカラダの状態を使って、
    「 放出系ウォーミングアップ 」
    まあ、いわゆる即興なのですが・・
    とにかく下っ腹でたっぷり沸々させて、その力に任せて動いちゃう。が基本です。
    たばちゃんの日記にもあった「待つ」を意識すればするほど、下っ腹からの沸騰具合がめちゃくちゃ感じやすくなる。
    その後お任せした時には、いつもより少し重心も低い範囲から、自分の中心から外れたかなり遠い範囲まで力が勝手に作用してくれる感覚。


    動いている間は乱れの終結、沸々の力のおかげで、あまり無理に力を込めている感じがない。


    終わった後は、カラダに2トンの泥を浴びたんじゃないかっていうくらいの疲れの戻りがある。笑
    これは、なかなか新感覚。

  8. 余韻の汗が流れ始めた頃に、今日心身が乱れたと感じていたことをもう一度頭に戻してみる。

    不思議で、全然沸々はしなくなる。
    どちらかというと巡る感じで、相手のことを思い出せたり、その時の自分に軽い気持ちで話しかけることができる気がしてくる。

きっと無意識に感覚を表現することに蓋をすることで、心身って乱れて沸々したりしているのかな。とか。

こんな感じで、うまく切り替えられない時には、もうそれ自体をカラダの力としてお借りして、踊らせてもらって、丁寧にお戻しする、ってのも悪くないなと思えた、最近のトライでした。

次は、放出系からの発展を何か見つけてみたいな。
まだまだ、リサーチあるのみです。

その日のウォーミングアップ終わりには、お揃いの色の子を見つけて「調子どうよ?」って絡みにいきました。


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