見出し画像

作ることと売ることは違う仕事

こんばんは。山路裕希(やまじゆうき)です。

なんとインフルエンザにかかってしまいました…今年は流行りの時期もかからず乗り切れたかなぁと思っていたのですが。
正直、飲食店は不特定多数のお客さんが出入りするのでそういうのを完全に防ぎきるっていうのは難しいんだなぁと改めて思います。

いい機会なのでしばらく休養。平日もしかしたらピンチヒッターがお店を開けてくれるかもしれませんが…インスタグラムやtwitterをチェックしていてくださいね。

僕は当分休みますです。

僕はパン(屋さん)が好きだし、お酒も好きだし、餃子の王将も好きだし、レストランも好きだし、もちろんカフェも好きで、まぁ飲食店が大好きなんです。

自分自身でもお菓子やケーキを作ったり、カフェメニューを作ったりが大好きなので、こういう仕事(カフェと焼き菓子屋の経営)をしているわけです。

で、10年くらいやってきて気づいたんですけど「作ることと売ることは全然違う仕事じゃん…」っていうことです(もっと早く誰か教えて欲しかった)。

いい商品は作れるけど、届け方を知らないといい商品かどうかさえお客さんに確認してもらいようがないっていうことになる。
美味しいレストランや美味しいラーメン屋さん、美味しいカフェがどんどん潰れていくのはそういう裏事情があるからなんですね。美味しく作れるけど、売り方を知らない。売り方を知らないから届かない、売れない。売れないっていうことは売り上げにならなくて、利益が出ない。利益が出ない飲食店はお店を畳むしかない。

僕も若い頃そんな感じで「美味しいものを作っているからいつかはお客さんが沢山来る!」って信じていたんですけど、ずーっとヒマで。なんとかしなきゃなぁって思って色々カイゼンしてきた事が実は売るっていう方向性に舵を切っていた、と気づいたのは最近のこと。全てが一本に繋がったわけです。
「あの時期お客さんが増えたけど、そうかぁあれが良かったのか…」みたいな感じです。知らず知らずのうちに方法論に沿っていたみたいです。奇跡。

だから本来僕(というか飲食店)の仕事は美味しいものを作ることじゃなくて売ること、な訳ですね。最初は作る事がただ好きで始めただけだったんですけどね、最近ようやく売ることも楽しくなってきたのでなんとか続いてますね。

確かにマーケティング部とか広報とかそれぞれの部署があったりしますよね大きい企業さんは。きっちり仕組まれてるんですねやっぱり。

「作ることと売ること」が全然違う仕事じゃんって、どこかのタイミングで気づかなかったら…と思うとゾッとしちゃうなぁと思うゆうきさんであった。

それでは〜〜!

そんな売り方なんかを書いてる定期購読マガジン「カフェを経営して暮らしていくこと」はこちらです。




お店にも来てくださいね〜〜!!