穴掘り大会
通勤の電車では本を読むようにしています。
乗り換えのタイミングでふと、本読みは穴掘りみたいだなと。
生きている間に、思考とか感性の穴を掘っているような気がしまして。
掘り始め(子どもの頃)はまだ土が柔らかくて掘りやすい。誰かも手伝ってくれるかもしれない。
で、どんどん下に掘り進めていくわけですね。
だんだんと硬くなったり、途中カチカチの層が現れたりすると思うんですけど、自分の思想とか感性が大体定まってくるのと似ている気がして。
でも、そこで本を読むと、知らなかったこととか感覚とかがあって、また掘っていける感じがする。そんなことを思いました、ふと。
ちなみに人との出会いとかは、穴を横に広く掘っているイメージです。
その横はその誰かが掘ってくれることもあるし、自分で広げることもあるかと。
結局この世を離れるときに、その穴にどれだけ雨が溜まろうか、そんなのが人生な気がしました。
最後の一文は自分でもよくわからん。
今日の思いつきはこんな感じで。