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我が家の就学準備(歯医者さんの練習)

同い年の子どもたちの中には、乳歯が抜け始めている子もいて、息子にも歯の生え替わり時期が近づいてきていることを感じる。

息子は歯ブラシを口に入れることはするものの、ブラシを噛んでしまってきちんと歯を磨くことが難しい。
毎日の磨き残しが積み重なって保育園の歯科検診で小さな虫歯が3本見つかった。
まだ乳歯なので、抜けてしまえば影響は無くなるが、これが永久歯になってしまうとそうはいかない。
歯をきちんと磨くことと定期的な歯科検診はできれば就学前に習慣化しておきたいと思い、11月から市の障害児歯科に通い始めた。

初回の診察で市の保健センターに行くと、待合室には私たちだけで他の患者さんはいない。
息子がウロウロ動き回っても受付の方は慣れた様子。必要以上に気を張らなくていい雰囲気がありがたい。

診察室に入ると優しそうなお医者さんが迎えてくれた。
息子は、診察用の椅子に座るところまでは順調だったけれど、お医者さんが口を触ろうとするとすぐに勘づいて逃走。そこからは警戒して椅子にも座らなくなってしまった。
「歯磨きするだけだよ」と歯ブラシを見せても警戒は解けない。
どうにも埒があかないので、必死に逃げようとする息子を私と看護師さんで抱えてなんとか初回の診察を終えた。

「最初はみんなこんな感じです。少しずつ慣れていきましょう」と励まされる。長い道のりになりそうだ。

毎回同じ医師に診てもらうほうが良いとのことで、翌月以降も同じ曜日で予約をとった。

今月もまた検診の日が近づいてきた。
今回は一瞬だけでも口を「あーん」とできますように。
いやそこまでできなくても、少しでも長く椅子に座れますように。

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