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ダブリンのスターバックスで働き始めた話

こんにちは。
今回はワーキングホリデービザでスターバックスで働き始めた話の備忘録です。職探しは運要素がとっても強いと思うのでこれを読んでいただいても必ず職をゲットできるという訳ではないです。
何かしらの参考になれば。


英語力について

他国のワーホリの「英語力0でもスターバックスに受かった方法✨」などの情報を見ましたが、大体スターバックス経験者でした。
あと英語力0ではなく、話すのは苦手であっても旅行レベルの英語であれば苦労せずにいけるレベルはあるのではないかと思います。
0って「ハロー!ハワユ!」レベルですよね…?流石にそれだとカフェジョブは厳しいかと…
体感ですが、スタバの経験があればB1、未経験であればB2は必要だと思います。本当に運次第なところがあるのでB2あれば必ず見つけられる、B1以下だからダメという訳ではありません。一つの指針として捉えてもらえればと思います。
かくいう私は今回語学学校へ行っていないので詳しいレベルは不明ですが、学生ビザ終了時に受けたIELTSのスピーキングが5.5だったので同僚にはかなり迷惑をかけていると思います…このレベルの英語力だとお店で一番下、ぎりぎり働けるくらいかなと。
マネージャーが意思の疎通がとれる程度の英語力があれば真面目に働いてくれる方を優先するという方針なのでなんとかやっています。

必要な経歴について

ダブリンのスターバックスがWeb上で募集をかけることはまずない(常にCVの持ち込みがあるため)と思うので具体的にどのくらいの経歴が必要なのかはわかりません。
他チェーン店の募集要項をみると大体1年バリスタの経験があることと記載があるので同じくらいではないかと思います。
学生ビザ取得時にエージェントの方に「ミスタードーナツでのアルバイト経験をバリスタと言い切り仕事をゲットしたケースもある」と聞いたのでコーヒーショップ勤務の経験でなくともバリスタとしてカウントしても良いのかもしれません…笑
私はカフェチェーン店での経験が8ヶ月、学生ビザ前にカフェレストランで2ヶ月働いていました。
学生ビザで滞在していた時に絶対にバリスタの経験が必要だと思い、日本でフリーターをしてワーホリで戻ってきました。

職探しが難航していた頃、1日バリスタコースを受講したのですがスタバの面接に呼ばれた際にその件を伝えたところ「うちは全て機械だからなぁ」と特に重視していないようでした。
実際に働いてみて感じたことは、フラットホワイト、ラテ、カプチーノの違いがつかない方は通っておくor事前に調べておくと良いです。
CVに箔が付くのと自信もつくので興味がある方は是非受講してみてください。

職探しについて

かなり難航しました。英語力はあるに越したことはありません。他国でワーホリ経験者も難航してました。脅したい訳ではありませんがダブリンでの職探しは本当に大変です。(もちろん手に職があるor英語力が高いなら別です)
来る前「ジャパレスならすぐに見つかるだろう!」と思っていた自分をぶん殴りたいくらいには厳しいです。
ダブリンのジャパレスは基本的に日本人オーナーではないので中国語ネイティブの方の方が雇われやすいのではないかと思っています。高い英語力でカバーできれば別ですが、そうでない場合ネイティブ同士の方が意思の疎通が取りやすいですしね。そりゃそうだ。
それでも職がない訳ではないので、CVを配ってみたり友人に聞いてみたりできることを続けながらあとは運に任せましょう。
特に初めてのワーホリでいらっしゃる方は最低3ヶ月は生活できるだけのお金も準備しておくと安心だと思います。

とはいえすぐに見つかっている方もいるので本当に運次第だと思います。ミートアップに通って情報収集してみても良いかもしれません。

で、具体的にどう職を見つけるかというと地道にCV配りが良いと思います。
私はカフェで働きたかったのでシティ周辺のスタバ全店舗にCVを渡しに行きました。それでもご縁をいただけずレストランで働き始めたところ運良く転職することができました。
転職以外のことも記載してますが詳しくはこちらに。

働く側になって強く感じることですが、忙しい時間は避けた方が良いです。
避けるべき時間帯というよりは突発的に混雑するのでスタッフがバタバタしている場合はお店の前で少し待ってみてください。
うちの店舗は今募集をしていませんが基本的にCVは受け取っています。
が、忙しい時に持ち込まれても対応することができず「今は雇っていない」で終わってしまうケースもあります。

また、今は雇っていないと言われても1週間後どうなっているかは誰にもわかりません。本当に働きたいのであれば何度も通ってみるというのも良いのかなと思いました。
例えばコーヒーを購入する時に「今って募集していますか?」とカジュアルに聞いてみるとかであれば鬱陶しがられることはまずないのかなと。

トライアルでの心構えについて

トレーニング中にマネージャーから「トライアル時は私はこんなにできます!という姿勢が大切。日本では言われたことを真面目にその通りにこなし、指示を待つ方が良いとされていると思うがここでは反対。どちらが良いとかではなくここはそういう国なんだ。」と言われました。
彼は奥さんが日本人で日本のことも大好きだと言ってくれています。なのでどちらが良い悪いではなく文化の違いがあるよねと伝えてくれたんだと思います。
私はトライアルの後仕事をゲットすることができなかったのですが、言われてみれば真面目に指示通りのことをしていました。(例えばラテの作り方を教えてもらった際も指導してくれた方から「やってみる?」と言われてから試すなど。自分からやってみたいと言った方が良かったのかなと思いました。)
初めての職場で指示にないことを積極的にやってみたいと言うのは難しいですが、今後トライアルを迎える方の参考になればと思います。

以上、ざっくりダブリンでの仕事探しについてでした。
英語力やバリスタの経験についてなど色々書きましたが、やっぱり運要素が強い気もするので諦めずにアプライし続けることが一番大切だと思いました。
まだ日本にいてダブリンでワーホリ予定の方でバリスタになりたい場合は英語かバリスタ経歴のどちらかは準備してくることをおすすめします。
バトラーズカフェのバリスタ募集要項の英語レベルはFluentです…厳しい…
あまり期待に沿えないと思いますが質問等あればコメントやXでDMください。https://twitter.com/yukimemonoyuki

最後にちらっとスタバの福利厚生について触れますが、
・出勤前、勤務中、終業後にフリードリンク
・月に1度好きなコーヒー豆がもらえる
・3ヶ月働くと1週間の有給ホリデー
・日曜日の出勤は時給アップ(雀の涙程度なので期待しないでください!笑)
だそうです。さすが大手企業ですね。

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