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【ドラマ感想】MIU404 1話〜4話【スイッチが変える終着点】

こんにちは、星華みゆきです。
突然ですが最近、友人に強く勧められていたドラマ『MIU404』を観たんですよ。
いやあ面白い、本当に面白い、みていてすごく楽しかったです。
ドラマ『アンナチュラル』の主要スタッフが再び集まり、同じ世界線設定で作られた刑事ドラマ。脚本は野木亜希子さんで、今ちょうど上映している『ラストマイル』も同じ方が書かれているんですよね。アンナチュラルも全て観ているので(こちらも本当にすっごく面白かった)、ラストマイルを観に行くのが今からとっても楽しみです。

というのが前置きでして。

またまた突然ですが、わたくし、オタクです。
語るのが大好きなタイプのオタクなんです。
なのでどうか語らせてください私に、このドラマについて……。

ってなわけで、唐突に始めます。

あらすじ紹介がメインじゃなくて、本当にただの萌え語り記事です。ネタバレもゴリゴリに含まれた書き散らしになると思います。さらに、男性に対して可愛いを連呼するタイプの語りなのでご注意を。
(現在ではすでに全話見終わっているのですが、当時1話ずつ追っていた際の気持ちで書かせていただきます。ややこしくてごめんね)


全体のあらすじ

2019年の4月。警視庁内の働き方改革として新たに、起動捜査隊の第4部隊が増設された。その一員として招集された志摩一未は、当初知らされていたベテランの先輩ではなく、候補段階で落とされた伊吹藍と急遽バディを組むことになる。
自由人で、警察官として危なっかしいところも多い伊吹。彼の奔放さに振り回され続ける志摩。何度もぶつかり合いながらいくつもの事件を解決に導いていくうちに、2人のバディとしての絆は深く、固くなっていく。

各話感想

第1話『衝突』

・物語は主人公の二人、志摩と伊吹が出会う少し前から始まる。元々は旧知の先輩とバディを組む予定だったのに、突如全く知らない男と組まされることになる志摩。この時点で色んな人に「伊吹藍ってどんな人?」って聞き取りを始める志摩に優秀さを感じました。こんなんシゴデキ男やん絶対。
・そして誰からも「俺の口からは…」と濁される伊吹の底知れぬ恐ろしさ、他人事として見ると面白すぎる。悪口とかじゃなくて敢えて濁されるんだもんな。志摩視点から考えると、恐怖が煽られるだけで結局なんの情報も得られないのがまた怖い。
・そしていざ出会ってみると、相当おちゃらけた自由人だった伊吹。突然配属が決まり4機捜にやってきた九重も頭が硬くて扱いづらいし、志摩と陣馬さんの先輩ズが新しく来た人たちに振り回されてて可愛かったです。「大変そう」なのは、可愛いに繋がるんだよな、オタクからすると…。(クソデカ主語構文)
・伊吹、志摩と出会って間もないのに「手袋かして!持ってきてない!」って手袋おねだりしたり、勘だけで異変訴えて乗り切ろうとしたり、もうすでに自由さフルスロットルで驚きました。こいつさては甘やかされて育ってきたな???まあでもこんな可愛かったら甘やかしちゃっても仕方ない。伊吹藍、お前は自由に好きなように生きてくれ……。
・それはそれとして「こいつちゃんと聞き取りしないだろうな」って考え伊吹に黙ってボイスレコーダー仕掛ける志摩も、仕事はできるのかもしれないけど「人としてどうなの?」って感じがしますよね。相棒を信用してませんってもろに伝えてるようなもんだからね。
・でも最後、犯人に銃を向けているふりして「実はステッキでした!てへ!」をやった伊吹に対しては、志摩さんブチギレていいよと思いました。殴ったのも仕方ないというか、良い判断だったと思います。むしろもっと怒っていい。
・こんな無茶苦茶なことやらかす伊吹でも、機捜のことを「誰かが最悪の事態になる前に止められる」って捉えるのがすごく前向きで良い。素直に前をみて突き進んでいるんだよな、この男は。
・ちょっと?行動に問題は多いけど、志摩も1話にしてすでに情が湧いてる感じするもんな…。伊吹藍、可愛くて良いやつで可愛いから、情が湧くのも仕方ない。

第2話『切なる願い』

・「殴ったこと、まだ謝ってもらってない」と主張する伊吹、こいつまじ???となりました。あれは殴られてもしょうがないよガチで。むしろあなたが謝りなさいってずっと思ってます。
・九重くんも新人でありながら上司にバンバン発言するし、デリカシーもなさそうだし、新しくきた人癖強くて本当に大変だよ4機捜。でもみんななんだかんだ仲良さそうで可愛い。九ちゃんも陣馬さんが教えてくれたことしっかりと考えて自分の中に落とし込もうとしているあたり、素直でええ子なんよな。着実に成長していってる姿を陣馬さんも暖かく見守ってくれている、優しい世界だ。
・伊吹、「疑われがちな人の気持ちがわかる男」でいるの本当に良い。容疑者に寄り添えるというか、疑うところから始めるんじゃなくて、まず信じたいって言ってくれるんだよな。もう志摩もだいぶ、伊吹のまっすぐさに惹かれてそう。私もそう。一緒だね志摩…。
・今回は巻き込まれた老夫婦も良い人で、容疑者だって良いところはたくさんあって、でも事件は起きてしまって。本当に苦しいシナリオだった。どうしようもない、なんだか虚無感感に襲われる、辛い事件と幕引きだった。タイミングと出会いとちょっとした引き金で、人の運命って大きく変わってしまうんだな。
・そして最後の志摩さん、ちゃんと謝るんだ…この人もええ人なんや……となりました。実際、謝れるときに謝っとかないと、タイミングを逃し続けちゃったりするもんけ。伝えなきゃいけないことを後回しにしてもいいことなんて一つもないんだよなあ。

第3話『分岐点』

・実は1話時点から気づいていたんですが、桔梗隊長が大好きです。仕事ができて格好良すぎる女性、理想の上司だまじで。
・色恋沙汰の話で志摩に馴れ馴れしく距離を詰めてくる伊吹、お前は本当に、自分は許されると思ってそんな行動してほんと…可愛いやつめ…。もうすでに伊吹に対して甘め判定をしてしまう自分がいる。もう好きに生きてくれ、伊吹藍。
・伊吹、足が速い足が速いと一話から言われ続けていて、今回大活躍できる事件やん!と思ったら、結局容疑者に追いつけなくて一人縮こまりながら座ってるの、ちょっとあざとすぎる。ちゃんと凹んでしょんぼりしていて可愛いの、ずるい。
・そしてその姿見て嬉しそう楽しそうな志摩さん、ええ性格してる。でも普段伊吹に振り回されてる側やから、それぐらいしたっていいよね。むしろ志摩さんもっといじってもいいくらいだよ。
・ルーブ・ゴールドバーグ・マシン、よくそんな難しいワードを知ってるな…、九重も志摩もやっぱり頭が良いんだ。
・この時点で伊吹のことを「意外と買ってる」と話す志摩、そしてその理由を正義感とか勘の鋭さとではなく「自分にない物を持っているところ」って言い切れるのがすごい素敵。志摩さんもしっかり人の内側まで見ようとする人なんだ。そして二人の関係性がちゃんと作り上げられているんだと感じられて、良い。
・今回の事件、未成年が容疑者なのもしんどいけど、学校側の対応がクソすぎて辛い。高校生が受け取った賞状をシュレッダーするって、胸糞どころじゃなくてエグすぎる。その一枚の紙が学生たちにとってどれだけの価値があるのか、分かんないようなら教育者なんてやってんじゃねぇよって話だよな。子どもは守ってやらなあかん、って思えないなら学校に勤めるの向いてないよ本当。
・でも学生たちも虚偽通報という相当タチの悪い犯罪しでかしてるからなぁ。オオカミ少年になってしまったら、信用をなくして誰も助けてくれなくなっちゃうんよ。誰も何にも得られない犯罪だよこれは……。
・九重の未熟さが出た結果の成川くん逃亡エンド、これきっついよ。逃げてしまったあの子だだて、マネージャーが危ないって教えてもらえてたら、きっと助けるために一緒に走り回れたはずなのにね。でもこれがさ、分岐点、スイッチ、運命ということか…。
・最後のやべー男、菅田将暉。登場が怖すぎるし、不穏すぎる

第4話『ミリオンダラー・ガール』

・桔梗隊長、正義感もあり頭も切れて超絶有能な女性なの素敵すぎる。大好きです。本当にマジで。どけ伊吹志摩、おれが結婚してもらうんだ。
↑これが感想メモの最初に書いてありました。まさにその通り過ぎる。桔梗隊長大好き。
・タイガーマスク現象の波に乗っている伊吹、なんでこんなに面白いんだろう。根っこが素直な良い男すぎる。それはそれとして流行りと勢いで行動決めちゃう軽率さも兼ね備えちゃってるんだよな…。
・九重くん、急に呼ばれてもご飯は残さず食べきろうとするし、椅子はしっかりしまうし、育ちの良いおぼっちゃま感が出ていて愛おしい。丁寧な暮らししてそう。
・伊吹、感受性が豊かで結構考え込むタイプなのがギャップというか、大好きな一面の一つ。人の話が聞きたいとか、人のこと知りたいって思ってくれる優しい人なんだよな。そして警察官という仕事を通して、死んでしまったら何も分かってやれないということも重々理解している。重たい職業だね、警察官って。
・ファインプレイかまして男どもにもみくちゃにされている九重世人シーン、愛が感じられて大好き。「なに?!やめて!!」って言ってる23歳愛おしすぎる。もうみんなで可愛がって育んでいってるな。優しい世界。
・SNSで自分の言葉を残すって、結構大事なんだな。日記とかでも良い。それがあれば死んだ後、誰かに思いを辿ってもらえることもある。小さなつぶやきでも、拾い集めたら伝わる大きな思いがある。
・青池さんが死ぬ間際、絶望していたんじゃなくてよかった。希望を見て終わりを迎えられてよかった。生死を彷徨う最中で見せた本性、余裕がなくたって、誰かを助けたいと思えた青池さんは強くて素敵な女性だった。
・「がってん承知の助」やられたらやり返すし、言われたら言い返す志摩さん、もうずっと切り返しがうまいし頭の良さが滲み出ていて素敵。でも死を恐れない姿勢だけはまじで怖い。こんなに頭良くて自立した男性なのに、ここにきてこんな不安要素をチラ見せするなんて……。志摩一未、恐ろしいな…。

おわりに

一旦、このあたりで切り上げたいと思います。なぜなら止まらなくなるから()
いやあ〜〜〜、MIU404本当に面白くて素敵なドラマです。一話一話、見終わってスッキリする部分もあれば、「この先どうなるの?!」と気になる部分も残してくれるから、次回が楽しみで仕方なくなっちゃう、そんな作品でした。
そしてここまで読んでくださった方はお気づきでしょう、もうわたくし、伊吹愛が大好きになっておりまして。ずっと観ていたい、伊吹藍の生き様……。
ここから先もどんどこ熱く好き勝手に語っていこうと思います。ドラマ感想記事ってこんな感じで本当に大丈夫なのか?!って思う気持ちはあるのですが、初回ということで暖かく見守っていただければ幸いです。
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。またね!

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