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ちゃんと、鳥取に生きていたんだな。

やまゆーの卒業アルバム編。

写真を撮る側の人間は、いつも写真には写らない。

鳥取でたくさん写真を撮ってきたけれど、そのほとんどに自分はいない。
友達に写真を撮ってもらうまで気づかなかったけど、
どうやら僕も、ちゃんと鳥取に生きていたらしい。

みんなからは、僕のいる風景がこんなふうに見えていたのかと、
なかなか馴染めてるんじゃない?と、
写真を眺めながら嬉しくなりました。

ゆーせいの写真で、一本借り物noteを書いてみようと思います。
このnoteで出している写真は全て、ゆーせいの写真です。
ぜひ他の写真も、見てみてください。
全てにエピソードがある、最高に素敵な写真たちです。

それでは、やまゆーの鳥取卒業アルバム編。

まずはトマシバ。

この景色がめちゃくちゃ好き。
心が疲れた時はよく一人で来て、夕暮れにごろごろしてた。
トマシバのテント撤去。
写真で見て初めて気づいた、「俺こんなに楽しそうな顔するんや。」
今年ラストのトマシバを片付ける。
「働いてる」って感覚はあまりない。
みんなも行かないと!!

一仕事した後は、お昼ご飯。

琴浦で出展してたひとむすび。
おにぎり君のおにぎりを食べよかなと思ったら、
なぜか毎回手伝ってしまう。
一仕事した後に、一仕事。
でも多分鳥取はそんな助け合いで回ってる。
割と本気で、世界で一番美味しいおにぎりだと思っている。

結局この日は完売してしまい食べれなかったので、翌日お店でリベンジ。

月、火、水だけやってるお店。
せやのに毎回めっちゃ混んでる。
おにぎり君とあらっきー。
ベストコンビすぎてもはやカップル(まりごんごめん)。
最強のおにぎり定食。
昨日働いた分でタダで食べさせてくれた。
おすすめはサバとおかかクリーム。
全員ソウルナンバー”1”
「君もおにぎり教に入信しないか?」

https://www.instagram.com/omusubiya.hitomusubi/

紅葉の時期なので、大山寺の方へ行ってみた。

まーしー一推しの豪円山ののろし台。
通称「ずどーんスポット」
SIGMA-fpで撮ってみた。
ピントがシビアで難しい。けどこのファインダーいいね。
ゆーせい撮影→やまだがレタッチ。
同じ場所でこんなにも雰囲気変わるものか。
楽しそうで何よりです。(誰目線なの)

ただ、天気がイマイチだったので、朝早起きしてリベンジ。

大正解すぎた!
寒い季節が好きな理由は、世界が澄んでいるから。
もうすぐ冬だぜ。
そのまま大神山神社の金門へ。
空気感が気持ち良すぎる。
紅葉がいい感じ。まさに金門。
朝散歩。起きる瞬間に全ての憂鬱が凝縮されてるけど、起きてしまえば幸。

朝ごはんは、駅舎の中にあるカフェで朝カレー。

レトロな下市駅。
山陰本線はほとんど全部無人駅。
喫茶ニコ。駅舎の中にある。
朝カレー¥700。
優しい味で、大山の人たちに大人気。
窓からは電車が見える。
この「キハ47」という電車はめちゃくちゃレアらしい。
ちなみに、これは気動車で、厳密には電車とはちょっと違うらしい。
初知り。
待ち時間に昨日汽水空港で買った本を読む山田。

ちょっと足を伸ばして、鳥取県の東部の方へ。
そして唐突にアルティメット。

大学を辞めて、アルティメットも辞めたけど、
鳥取に来てから月に一回やってる。
久しぶりにやるとめっちゃ楽しい。
ヤラセ(笑)
手長いな!!
神奈川でもアルティメットできるといいな。
仲間絶賛募集中。

そしてそして、みんな知ってる鳥取砂丘。

すごいアップダウンがあって、意外としんどい。
砂が入るから山田は携帯。
ゆーせいすまぬ。

運転してたらなんとなく辿り着いた小さな港。

人がいないって、本当に贅沢だと思った鳥取生活。
鳥取のいいところもっと知って欲しいけど、
けどこれ以上知られなきゃいいのに。
裸足が気持ちいい。
鳥取で靴下履いてた時間めっちゃ少なかったかも。
ゆーせい「斜め上見て」
山田「太陽やで」
ゆーせい「ちょっと見といてくれ」
山田「・・・」
※どんな会話してたか忘れた。
いい場所開拓した!

鳥取で一番有名な本屋さん、汽水空港へ。

湯梨浜の綺麗な池の横にある、小さな本屋さん。
この場所を求めて、全国から人が集まる。
後ろにはギャラリーが。
いつか写真展してみたいな。
この横にある池がよくってよ!
めっちゃ写真撮った。
ちょっと前にレンズが割れたので、ずっとガムテープで補修し続けてる。
使えてるので、修理の予定はなし。
逆光が綺麗。全部プロフ写真に使えそう。

大山町の次に好きなまち、三朝温泉へ。

オレンジの街灯がかっこいい温泉街。
コンパクトでいい感じ。
かわりょーが経営する三朝ヨーグルトへ。
あっつい風呂上がりに食べる(飲む)ヨーグルトは格別。
温泉で外側から、ヨーグルトで内側から健康になれるまち。
写真撮って、投稿することを条件に、かわりょーにご馳走してもらった。

夜は、わたげ荘であらっきー送別会。
あらっきーも間も無く旅立ち。

5月から7ヶ月間一緒にわたげで過ごしたあらっきー。
次は大山寺エリアのゲストハウスの仕事に就くらしい。
いつもみんなが集まる土間に鍋。
この空間が、いつしか自分の「快」になっていた。
あらっきー考案の「わたげー」。
みんなで歌って暴露トーク会。
話に飽きたら、「こんぐらいでいいや〜🎵」
いえーーーーい!
みんなが帰った後は、大人のボードゲームの時間。
最近は百均のゲームをよくやってた。

ゆーせいの旅立ち。
最後は皆生の砂浜でのんびり。

ゆーせい「俺の想像してた鳥取の風景そのもの」
20代で死ぬことがあったら、この写真を遺影に使ってください。
大山と日本海。鳥取には贅沢にも山と海が両方ある。

ゆーせいが来てくれたおかげで、ちゃんと鳥取に生きていたんだなと、
そして、自分は本当にたくさんのいい出会いに恵まれていたんだなと、
改めて実感できました。

改めて、鳥取をきっかけに出会ってくださった皆さん、
本当にありがとうございました。
そして、僕に会いに県外から来てくれたみんな、
遠いところまではるばる、本当にありがとう!

皆さんには、離れるのが寂しくなるような、大事な場所はありますか?
「この場所で、自分が生きた証を残したい」
ゆーせいに撮ってもらった僕の写真を見て、
少しでも「いいな」と感じた皆さん、
その写真、僕たちに撮らせてくれませんか?

「これからも、そんな旅をしていきたいね」と、
そんな会話をしたような、してないような。

どっちかがカメラで撮ってると写れないので。
最後はあらっきーにお願いして、多分史上初のツーショット。

写真っていいですね。
旅が終わってからもしばらく遊んでいられる。
もっと写真が上手くなりたいと思った、良い三日間でした。

山田の鳥取生活は、いよいよこれで一区切りです。
こんなにも、「旅立ちたくない」と思えたのは、鳥取が初めてです。

力をつけて、また帰ってきます。
それまで皆さん、どうかお元気で。

では。


2024.11.15 山田悠喜


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