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グラコロを食べながら「マクドナルド禁止の家庭」について考える

先日マクドナルドが無性に食べたくなり店舗に行ったら、グラコロが始まってました!
わーい♡グラコロだあいすき♡

グラコロとポテトで幸せをかみしめながら、ふと、以前取材した方を思い出しました。
その方は「子供にマクドナルドは一切食べさせなかった」と仰っていて、自分も一切食べないそう。

それを聞いて、東京に住んでいながらマクドナルドを一切食べずに生きてこられるもんなんだな、なんて感動すら覚えたものです。

有害なモノから子供を切り離したいのが親心

マクドナルドって添加物たっぷりだし、塩気が多すぎるし、あんまり体によくなさそうだなというのは分かるんです。

でも、食べちゃう。だって、美味しいんだもの。

だから、子供に禁止しつつ自分も食べないでいる方は、本当に意思が強いんだろうなと、私なんかは思います。
(単純にハンバーガーが好きじゃないだけかもしれませんが)

マクドナルドだけじゃなくても、子供に禁止したいモノってありますよね。

ゲームとか添加物たっぷりのお菓子とかも、その類かなと思います。

ゲームとかお菓子って依存しやすいとも言われているし、徹底的に取り除きたくなる気持ちはとてもよくわかる。
与えたら最後「依存したらどうしよう?」という不安と常に向き合っていないといけないですし。

でも子供が成長して、親が管理しきれなくなったとき、どうなるんだろう。

禁止された子供は、そのまま禁止されたモノと一切関わらずにいられるんだろうか?

社会との乖離は、なるべく少ない方がいいかもしれない

子供って、生まれた家庭の常識を常識と思って育って行くから、
ある意味、生まれた瞬間に「〇〇家の方針」という宗教に入信するようなもんだなと思っています。
(そんなこと考えているの、私だけかもしれませんが。)

マクドナルドを禁止しても、子供がストレスを抱えないタイプだったら全く問題ないと思うんです。
むしろ、私のように定期的にジャンクフードに駆け込みたくなる民としては、食べたくならないなら絶対そっちの方がいいよね!とも思います。

でも、子供も高校生にもなれば「帰りにマック寄っていかね?」なんて話に、当然なりますよね・・・。

そのとき、マクドナルド食べなくても友人関係に支障をきたさず、かつ、己に葛藤を抱えずに生きられる子供って、いったいどの程度いるんだろうと考えちゃうんです。


親がずっと子供の生活を管理し続けることはできないから、いつか親が害悪だと思うモノとも、子供が出会うことになる。

一定数いる、超絶器用に世の中渡っていけるタイプの子供以外は、
一切禁止してしまうのは、子供にとって予後が悪いんじゃないかなと、感じてしまいます。
それよりも、そういったモノとうまく付き合っていく方法を教える方が、後々いい。


ただ、依存性の高いモノと子供がうまく付き合っていくのって、すごく難しいんですよね。

子供に一度マクドナルドを食べさせちゃったら、マクドナルド通るたびに食べたがりますし。

だから、一切食べさせず味を覚えさせない方が、子育てとしては楽だと思います。

でも、そこで親が楽をすることによって、成長後、子供に葛藤を与えてしまうかもしれない。(葛藤しない子供もいますが)


宗教だって過激なモノよりも社会との乖離が少ないモノの方がどんな人にも馴染みやすくて、ほかの宗派の方たちともすんなり付き合っていきやすいと思うんです。

子供が生まれると、
「我が子に悪影響を与えるモノはすべて排除したい!」という想いに駆られがちだけど、
社会一般の常識と乖離しすぎない方が、成長後の子供が、すんなりと世間に馴染みやすいのかなとも思います。

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