敏腕プロデューサーは同時に、スーパービジネスマンだった:『佐久間宣行のずるい仕事術(佐久間宣行)』
敏腕プロデューサーは同時に、スーパービジネスマンだった。「ゴッドタンで、プロデューサーなのに演者のごとく出てる人」。
本書の筆者である、佐久間さんに対して抱いていた印象だ。
テレビ関係者でもなんでもない自分にとっては、これまでは失礼ながら、そのくらいの印象しかなかった。
本書を読んで、その印象は「超絶デキるビジネスマン」へと変貌を遂げた。
一般的に、尖った個性や、卓越したクリエイティビティを持つ人は、いわゆるサラリーマン的な「組織の中でうまくやっていくスキル」には少々欠けて