【有料カウンセリング級】変わろう!と前のめりになっている方へ【別居中に意識したこと4つ】
夫婦の再構築において、
「相手を変えるには自分が変わる」
という文言を見たことはありませんか。
たしかに、この言葉は真理ですが
一方で
「相手を変えるため」にスポットを当てすぎると
自分自身を苦しめることになってしまいます。
「わたしはこんなに頑張っているのに
なんで相手は変わってくれないの?!」
と相手を責めるような気持ちになってしまったり、
どんなにたくさんのカウンセリングを受けても
「わたし毎回同じところで躓いている…」
と、
ネガティブになってしまっていませんか。
何度も発信して申し訳ないのですが、
いま、わたしの夫は
「ゆきみちゃんは本当に変わった」
と言ってくれます。
いまは家族3人、
本当に平和で安定した日々を過ごせていて
かけがえのない日常を送っています。
別居期間中に努力した自分も讃えつつ、
勇気を持って再同居を申し出てくれた夫にも
とても感謝しています。
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今回は
・夫から「変わった」とお墨付きをもらうまで
どのようなことをしてきたのか、
そして
・「変わる」をどのように受け止めるのか、
についてお話していきます。
🍀プロフィール
ツレウツカウンセラーゆきみ
・元 夫を適応障害/うつへと追い込んだ妻
・日本統合医学協会認定心理カウンセラー
・現役高校教員(私立校)
▶︎公立小中学校〜高校含めて11年目。
・教育現場で教育相談を担当。
▶︎生徒、保護者のカウンセリングを実施。
・夫のうつをきっかけに心理学、
▶︎パートナーシップ、メンタル疾患について研究し、夫との関係を劇的に改善。
・心理カウンセラー資格取得済。
🍀ゆきみが実際に叶えたこと▼
・ゆきみを原因にうつとなった夫の寛解
・夫の復職
・安否すら分からなかったが毎日のラインが来るように(別居時後半~)
・夫が娘を溺愛し、家族で過ごす時間が劇的に増えた
・夫婦間で素直なコミュニケーションがとれるようになった
・夫の背景にある幼少期の傷について話してくれるようになった
・「離婚宣言」から2年、お互いに感謝をし合い、愛を実感できる
・再同居をスタートし、強固な絆が築けたと感じる
・育児、家事を協力的に行い、スムーズな日常を送れる(大事)
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「自分を変える」ということは、
「自分で変わるぞ!変わるぞ!よし、変わった!」
というような、
即効性のあるものでもないし、
自己評価できるものでもない、と考えています。
変わりたい気持ちが
前のめりになってしまうと
焦りが生じてしまいますし、
焦りが出ると自分を苦しめることになり、
それらは確実に夫婦関係にも影響してしまいます。
では実際に、わたしが別居期間中に
どのように思考・行動していたのかを
下記に沿って解説していきます。
① 感情の深掘り・自己分析をする(感情の整理)
② 過去のことを振り返る(思考の整理)
③ 習慣を身につける(行動に移す)
④使う言葉を換える(言葉が思考を作る)
こういったことを
意識的に取り組んでいた結果、
「変わった」と夫から評価されるようになりました。
4つともすべて、
あなた自身がひとりで出来ることですから、
空き時間や
ちょっとした隙間時間にでもできます。
積み重ねがきちんと習慣となりますから、
ぜひ実践してみてくださいね。
ひとつずつお話していきます。
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① 感情の深掘り・自己分析をする(感情の整理)
夫婦円満を目指す方は
どのようにネガティブな感情と向き合っていくか、
どうすれば怒りのコントロールができるのか、
を知る必要があります。
なぜなら、わたしが夫との再同居を迎えて
最も役に立っているのがこの
「ネガティブな気持ち・怒りのコントロール」
だからです。
あなたがパートナーとの間で
ものすごく腹が立つことが起こったとします。
そのときに、感情を「怒りのまま」にせず、
その怒りの根底に何があるのか?
を考えてほしいのです。
たとえば、ですが、
飲み会などで帰りの遅くなった夫に対して
「帰りが遅いよ!何時だと思ってるの!!」
と怒る奥さんをイメージしてみてください。
このとき、彼女の怒りの根源には
(夫が心配だ。早く帰ってきてほしい)
という心配する思いがありますよね。
この根源にある気持ちを第一次感情と呼びます。
みなさんにも怒りがワーーーー!!!
とこみ上げてきたときに、
一旦、冷静になって
(わたしのいまの第一次感情はなんだ?)
と考えてほしいんです。
最初はもちろん、そんな余裕ないよ~
と思われるかもしれませんが、
やってみれば習慣になるのです。
ほんと、やるしかないんです笑
実際にわたしがそうでしたから!
ネガティブな感情のコントロールが身につけば
パートナーシップにおいて
最も早く効果を出します。
あなたの本当の気持ちを素直に伝える
ということは
あなたの気持ちの根底にある、
第一次感情を伝える
ということです。
大人なら、第一次感情を怒りに変身させて
パートナーにぶつけてはなりませんよ。
あなたの第一次感情が
怒りに変わってしまいそうなとき、
(この怒りって何に対するもの?)
(わたしは本当はどうしたいの?)
と自身に問い、
そこに未来のことを考える余裕があれば
(どのように伝えたらパートナーに正しく伝わるのか)
を考え、練習できると良いですね。
② 過去のことを振り返る(思考の整理)
わたしはよく、
「そのままのあなたで良い」
「過去ではなく未来に目を向ける」
などの記事については、
再構築を望むもの向けではない、
と発信しています。
なぜなら、
そのままのあなたで良かったのなら
いま、
あなたはしあわせなはずですし
過去から学ばずに
再構築できる未来が手に入るわけがない、
と考えるからです。
再構築、修復はまさに【忍耐】です。
我慢しなければならない場面、
夫婦ともにその時々によって変化していかなければならないこと、
協力してお互いがお互いのために、という信頼関係を築くこと、
何十年とパートナーと一緒にいるためには
絶対に努力と忍耐が必要ですよね。
これはもう夫婦を経験された方、全員がうなずけるのではないでしょうか。
他人同士が一緒に暮らすために
努力や気遣い無しにうまくいくわけはないですよね。
だからこそ、
パートナーにとっての正解を導いていくために、
過去を振り返ってほしいのです。
過去は確かに変えられません。
しかし、学ぶべき材料はたくさんあります。
過去から学ぶんです。
向き合うとは、そういうことです。
(あのときパートナーはどうしてほしかったのか?)
(なぜあのとき怒っていたのか?)
(わたしはどうするべきだったのか?)
(わたしのあの行動はベストではなかったのかもしれない)
など、振り返って
その場面場面を思い出してください。
少しずつ、そのピースが繋がっていって、
パートナーを理解する手立てになります。
未来を見据えてこうしたい、と思うのは
過去から学んだあとです。
過去には必ず再構築のヒントが潜んでいますから。
続けていくと、
分からなくなってしまったパートナーのことが
少しずつ分かるようになっていきますよ☺️
③ 習慣を身につける(行動に移す)
習慣を身につける、
とは小さなことでも構いません。
あなたが普段しないような
善い行いをしてみてください。
わたしが行ったことは、
超スーパー小さいことすぎて
紹介するのも迷う程度なんですが・・・笑
・ゴミを見つけたら拾う(見て見ぬふりをしない)
・募金をする
・他者の助けになれるように親切心を心がける
(後ほど詳しく)
ベースがかなり面倒くさがりやのわたしです。
何よりも要領重視、スピード重視だったので、
丁寧さには欠けますし、
ゴミが落ちていても
(他のひとがきっと拾うさ!!)くらいの気持ちでおりました。汗
でも、思い切って拾ってみたり、
思い切って募金をしてみたりしたんです。
最初はコンビニに設置されている募金箱に
お金を入れることにさえ緊張いていたんです。
おつりを全部、募金箱に入れよう!と思っていたのに
実際にその場面を迎えると
後ろに並ぶ人のことが気になってしまって
ワタワタになったりで。笑
ですので、
ユニセフに月額で募金できるように変更しました。笑
きれい事じゃないですが、
自分のやれる範囲、行動が広がると
色々な場面と繋がる瞬間が訪れるんですよね。
これを何と言い表すのか
難しいところなのですが、
本や記事を読む限り
あらゆる成功者の方々が経験していることなので
ぜひ、みなさまにも試していただきたいです。
お金に関連してもうひとつ。
臨時収入的に舞い込んだお金は他者のために使う、
ということも決めています。
少額だとしても500円あれば
スタバのコーヒーを一杯くらいは奢ってあげられますし☕️
また、誰か困っている方を見かけたときに、
見て見ぬふりをしない(2回目)も心がけています。
例えばスーパーにひとりで行けたときは
後ろに子連れの方が並んでいたら順番を譲ったり。笑
(すみません、書きながらちっちゃ!!!と突っ込んで笑えてます)
挙げたのはほんの一例ですが、
つまりは、
【人と関わるときは最大限心遣いをして、
親切にしよう】
という意識を持つことで、
行動はどんどん変わっていきます。
また、自分の身に起こることも
少しずつ変わっていって、ラッキーと思えることも増えていきます。
スピリチュアルはちょっとだけ苦手なのですが、
言葉にできない不思議な体験、
目に見えない力というものはやはりあるな、
と感じます。
そして、身についたときに
最も驚かれるのはあなたのパートナーかもしれませんね。
まあ、冷静に、現実的に考えても
他者に親切にできない者が
パートナーに対して思い遣ったり
親切にできるわけがない、
ということですね。笑
パートナーに実践する前に
他者にたくさん親切にして習慣にしておいてくださいね。
④使う言葉を換える(言葉が思考を作る)
①の自己分析の箇所と、
③の習慣とも関連しますが、
人間の脳は、「普段使う言葉」によって影響を受けます。
脳科学については省略しますが、
代わりにリンクを貼っておきますね。
▶脳科学の権威が解説!ポジティブな言葉が効果的な理由
(メンタル疾患にも効果がある、という箇所がありますのでぜひ。)
そして、パートナーシップにおいて
言葉遣いはとっても大きな役割を果たします。
もちろん、ご自身が使う言葉も
やさしくてポジティブなものが良いですが、
たとえば
(パートナーのこんな物言い好きじゃないな~)
と思ったことはありませんか。
(せめてこんな風に言ってくれたらな~)
とかとか。
そのときに、
(じゃあ自分はどうだったかな)
と振り返ってみてくださいね。
前向きな言葉を使ってください!
ということではなく、
パートナーを思いやる言葉を使ってほしい
ということです。
上手に伝わる方法や言葉選びを
ぜひ模索してみてください。
わたしの夫は、
知り合った当初はなかなか「ありがとう」の言えない男でした。笑
それが、いまとなっては
ことあるごとに
ありがとうと言ってくれるようになりました。
パートナーにばかり、
こうして!ああしてほしい!こう言ってほしい!
と求めるより先に、
あなた自身が振り返って、
パートナーに伝わりやすい言葉、
心に落ちやすい言葉を考えていくほうが手っ取り早いです。
ぶっちゃけ・・・
思ってなくても言っていい、
という場面もあります。笑
思ってなくて言っていても、
本気で思えるようになるときが来ますからね。
(こちらに関しては色々パターンがありますのでぜひ個人カウンセリングで笑)
わたしは再構築を叶えるまで、
上記4つを徹底して行ってきました。
色々なことを試したけれど、
もっとも自分自身、かつ夫婦関係において
効果をなしたもの、をご紹介いたしました。
模索しまくった中で得たものです。
これがゆきみメソッドです笑❄️
そして、意識していけば必ず習慣になります。
まずは3日、そして1週間。
お休みする日があってもいいです。
とにかく続けてください。
この記事を読まれている方は、
夫婦関係が大ピンチ、
崖っぷち、である方が多いと思います。
しかし、
大ピンチのときに得た知識は
かなり効率よく吸収されます。
崖っぷちにいるなら、
なんでもやってみようと思えませんか。
どうせ関係なんか変わらない、
と思っていても
誰もあなたの人生のハンドリングはしてくれません。
親も、子も、先生も、誰も。
あなたの人生はあなたが責任を持って舵を取るのです。ですよね?
そして最後に。
冒頭でもお伝えしたとおり、
前のめりになって「変わろう!」
と思う必要はありません。
変わる、変わらない、は後で分かることです。
勝手に誰かが評価してくれます。
わたしは、
今までやったことのないものに挑戦したことが、
新たな視点を持つ、ということに繋がったのだと思います。
カウンセリングでは、
【変わること】よりも
【あらたな視点を身につけて武装する】イメージを、
とお伝えしています。
もし、あなたが
変わらなければ、と焦っているのなら
下記のことを伝えたいです。
過去のあなたのすべてがダメだったわけではないのです。
あなたの良いところはそのままに、
改善すべきところは自己分析して振り返り、
どうすれば良くなるのかを考え、
新たな視点を身につけてパワーアップしよう
ということです。
過去のあなたからすべてを変えよう、
と思う必要はありませんからね。
過去のあなただってとっても素敵だったはずです。
実は、わたしも
昔の強気だった自分が嫌いではないんです。
過去の自分も良かった、
だけど
時が来たからアップデートしていかなければ、
という気持ちでいてほしいと思います。
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