ズレた世界で生きていく
私は、違う世界で生きている
「変わってるね~」なんて言われ続けてきた34年間。
学生時代は血液型(B型)のせいにしてた。
確かに該当箇所も多いし、そんなもんだろ、と。
社会人になって、気づく、上司とぶつかる回数が多いことに。
現在3社目だが、全社で上司(取締役クラス)とぶつかっている。
なるほど、私がズレているのか。
見えてる(考えてる)世界が、違うんだ。
いままでは『個性』の一言で片づけていた問題が、輪郭を帯びて形になってきた。
さて、どうしよう。
つまり、共感をやめる決意&勇気だ。
また、一般的に『普通』と呼ばれる行為から、完全に逸脱する決意でもある。
「人と違うものが好き」
否!
「人と同じことができない」
このように解釈することもできる。
ズレた世界ってどんな世界?
コンビニ人間:村田沙耶香
第155回芥川賞受賞作
気づかされたね、自分のズレを。
まだ30ページしか読んでないけど、わかってしまった。
いしかわゆき(ゆぴ)さんがオススメしてたのも頷ける。
読む前に感想を見るのは初めてだが、今回は他者の感想が気になって、ざっくり目を通した。
予想通りすぎて、言葉が出なかった(笑)
「おもしろい?」
いや、共感しかない。
そして、著者インタビューをみてさらに衝撃。
「自分をどれだけ主人公に反映されていますか?」
という質問に対して
「私は、自分とは全く違う主人公を設定しないと物語が動き出さない」
いや、嘘だ。
確かに主人公とは違うが、この人もまた異常(普通じゃない)
しかも、著者本人もそれに気づいていない(気づかないふりをしている)のかもしれない。
つくる、つながる、とどける
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