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「オケバトル!」 86. シューマニアーナの目論み


86.シューマニアーナの目論み




「バトル・オブ・オーケストラ!」、通称「オケバトル!」も、いよいよ2週目に突入となる。
 総勢118名からスタートし、1週目を終えた段階で、脱落、及び離脱者は、Aチーム13名、Bチーム18名。
 そして番組の計画では、半数となった時点から、いよいよ個人戦が展開される予定であった。

 朝9時にホールの客席に集合せよ、との指令を受けた両チーム。言うまでもなく、集合時刻きっかりには全員が揃っていることは鉄則である。
 次なる課題の発表に備えての期待と多少の不安も抱えつつ、特にチームごとに分かれることもなく、思い思いが適当な場所に着席していた。
 舞台にオーケストラ用のセッティングはなく、中央にフルコンサートのグランドピアノが一台鎮座しているのみ。〈道化師の朝の歌〉で有出絃人が素晴らしいピアノを聴かせてくれたベーゼンドルファーの最高傑作モデル、ヴィエナ・コンサート280VCである。

 9時きっかりに下手から、黒のスーツを上品に着こなした中年男性が現れ、すうっとピアノに向かい、挨拶のお辞儀をすることもなく、いかにも自然な様子で、幸せそうに弾き始めた。
 いとも美しい音楽が、かなりゆったりめのテンポにて、優しく静かに奏でられる。凛と輝く宝石のように澄み切った音色でありながら、繊細で温かな極上ピアノの特質も活かされて、残響のとても豊かなこのホールに夢のように鳴り渡る。
 これがロマンティック・シューマンのピアノ曲であると、初めて聴く者でさえ誰もが気づく。そしてBチームの全員は、昨日のシューマン大会の、夕べのお開きの贈り物として、絃人さんが弾いてくれた曲ではないか、ロビーのスタインウェイもダイヤモンドの如く煌めいて素敵だったけど、やはりホールの響きは魔法のヴェールがかけられたように格別だし、このピアニストも、絃人さんに負けず劣らず、美しい音色を響かせてくれるではありませんか、と素直に感動するのだった。

 うっとりと幻想の世界に誘われる。
 なんという美しい音楽なのだろう。

 およそ3分弱のひとときが、永遠のようにも感じられる。夢から目覚めたように、弾き終えた奏者が立ち上がったところで、客席のバトラーたちから控えめながらも、心からの称賛の拍手が送られた。
 ピアノに手を置いたまま軽く会釈をした後、下手のスタンドからマイクを取って来てピアノの傍に戻り、彼は「ありがとうございます」と、自ら語り出す。ピアノの語り口と同様の、とてもソフトな口調である。

 確かにここでお馴染みの司会者、宮永鈴音がいつもの調子でヴァイオリン片手に「はあい、皆さーん! 美しかったですねえー」なんて明るく登場したりすれば、敬虔とも言えるこの雰囲気は台無しにされかねなかったろう。

「この曲を弾かれたことのある方は?」
 当然の如く手を挙げたのは、客席後方に落ち着いていた有出絃人、ただ1人であった。
「絃人くんだけ? まあ、そうでしょうね」

 落胆を隠せない様子より、彼が「絃人くん」と、いかにも旧知の仲であるように喋ったことに、客席の一同はおや? と思った。
「彼、シューマン協会の一員ですしね! ヴァイオリンだけじゃなく、ピアニストとしても通用するレベルですものね」
 と、謎の人物は己の紹介より有出絃人について語り、懐かしそうに個人的に話しかけた。
「協奏曲で共演して以来かな? ハイデルベルクで。5年前?」
「お久しぶりです」
「彼とは、日本シューマン協会のツヴィッカウ・ツアーで知り合いましてね。2010年、生誕200年の」
「その節はお世話になりました」
「あの頃はまだ高校生だったよね?」
「それより、ご自身の紹介を」
 と、絃人は先輩格の彼に促すと共に、ハリのある声で予め一同にさらっと伝えておく。

「森脇 遊(ユウ)さん。ロベルト・シューマンの権威にして、ドイツを拠点に活躍されてる、僕が心から尊敬している大先輩のピアニストさんです」

 絃人の紹介により沸き起こった拍手に応えながら、森脇遊氏は「権威ってほどでもないし、誰も知らないよね?」と、少々はにかみつつ続けた。
「今回、課題がシューマンということで、長岡さんから出動要請がかかりましてね。単発で審査させて頂くことになりましてね」

 一瞬、冷ややかな沈黙が客席を支配する。

 審査員だって?
 やはりアントーニアは交代なのか!
 もう登場してくれないの?
 だからの涙、お別れ涙だったんだね?
 で、代わりに、こ奴がゲスト審査員?
 そして課題は、やはりシューマン!
 少年時代からの絃人くんを知ってたなんて!
 そしたら彼、益々有利になるんでないの?

 複雑な思いを抱きつつ、番組スタッフに促されずとも、改めて歓迎の拍手で新たな審査員を迎える一同であった。
「よろしくお願いします」
 森脇が明るく言い、さらに盛大な拍手となる。

「さて話、戻しますけど、さっきの曲が何であるか、知ってる方?」
 有出絃人を筆頭に数人しか手を挙げないので、森脇氏、今度は少し強い口調で促す。早くも審査員モードだ。
「ここから既にバトル審査、始まってるんですよ? 知ってたらいさぎよく、はい!」
 この質問からして審査対象とは! Bチームの残り殆どが慌てて手を挙げる。曲名を知らずとも、素敵な演奏を昨日聴いたばかりだし「知ってる」うちにも入るのだ、と開き直っての挙手である。
「おや? 意外と皆さんご存知なんですね」
 森脇は感心して続けた。
「チームごとの人数、把握したいから、じゃあ、Bチームは手を下ろして」
 手を挙げ続けている者が途端に数人に減ってしまう。いぶかしがる舞台の彼に、客席前方に居たBチームの1人が素直に白状した。
「きのう、有出さんが我々Bの皆に聴かせてくれたんですよ。ロビーのピアノで」
「トゥシェ!」
 ヤラレタ! というニュアンスの悲鳴を発して森脇は天を仰ぎ、有出絃人に一本取られたとばかりに、大げさに肩をすくめた。
「クライスレリアーナとか、謝肉祭なんかの不思議かつ、力強き一曲目とかも考えてたんですけどね。この辺りの曲って、有名でも実は背景の意味を把握してないと分かりにくい曲ですし、やはり純粋なロマンティック・シューマン路線で行こうと厳選したってのに。まったく筋金入りのシューマニアーナですね! 相変わらず絃人くんは! 僕、負けました」

 ちなみに、この中に、有出絃人くん以外にシューマニアーナはいますかな? 誰もいないの? あ、言っておきますけど、シューマニアーナって、よくシューマン狂とか変人とか誤解されるけど、決してそうじゃなくて、盲信とかじゃなくて、シューマンをちゃんと理解して、心から愛してやまない種族のことですからね! などと一気に喋ってから、話を戻す。

「今のは言うまでもなく、シューマンの《ダヴィッド同盟舞曲集》作品6の14曲目だけど、こうして単独で弾いちゃったりしたら、シューマンさんに、ごめんなさいってところだけど、アンコール・ピースなんかにも最高なんですよ。心休まる、世にも美しい曲でしょう?」
 うっとりと穏やかにシューマンを語ってから、今度はキリッとした口調で審査員視点に切り替える。
「絃人くんが仲間に、この曲を弾いて聴かせた時点で、Bチーム、既に有利ですよね? Aチームの皆さんは、昨日ライブラリーでシューマンの音楽や映画を鑑賞してたそうだけど。往年の『愛の調べ』、1947年の。あれは実に素晴らしい映画だよね。ルービンシュタインがピアノ担当してて。だけど、他のシューマン映画は観ちゃダメですよ。全然なってないんで。あ、ここだけの話ね。オフレコでお願いします」
 と、撮影カメラに向かって、首を切る動作。
「といっても、ここのライブラリーは趣味が大変よろしくて、厳選された名演奏、名画しか置かれてないから、変なものは紛れてないから、安心して観れるんですけどね」
 と言ってから話を戻す。
「鑑賞に徹したチームと、実際に奏でて体感したチーム、さあ、どちらが評価されるべきか? 加えてBのシューマン大会において演奏された楽曲について、絃人くんの熱きうんちくが、いちいち展開されたそうじゃない? 更にシューマンの世界に誘うべく、僕が厳選したピアノ曲も、Bの皆さんは既に聴いていたと。つまり生粋のシューマニアーナ、有出絃人が存在しているチームの勝利は、この段階でも目に見えてるわけですよ。なので ———」
 いくらノリの良いBチームであろうと、さすがにここで喜びの奇声は上げられなかった。そして対するAチームは完全にしらけモード。

「有出絃人さんは今回、チームから抜けて頂きます」

 Bチーム全員による悲鳴と大ブーイングの中、当の絃人は、椅子から転げ落ちるところであった。
 というより、反乱気分で本気で転げ落ちてしまおうかとも。
「遊さん! 僕はシューマンを奏する為に生まれてきたって言えるくらいシューマンの音楽に惚れ込んでるんですよ。それを知ってて、そんな酷い仕打ちするんですか? いくら何でもあんまりじゃないですか!」という抗議の言葉を呑み込んで、いやいや、彼はシューマニアーナの想いをちゃんと分かってるはず。何か理由があるに違いない。信頼しよう。そうだ。もしかしたらコンチェルトを弾かせてくれるのかも知れない! あわよくばピアノとヴァイオリン、両方で! それぞれのチームで。そうに決まってる。遊さんなりの筋の通った目論みがあるに違いない。
 と、瞬時に前向き姿勢に切り替え、絃人は文句を言うのも、椅子から転げ落ちてみせるのも止めて、毅然と振る舞うことにした。

「失礼ですが、我々Bチームの事情はですね」
 客席の中央付近から、ヴァイオリンの別所正道が立ち上がって強い口調で発言した。
「有出さんを味方にすべく、Aチームから引き抜く為に若きヴァイオリニストくんが一名、くじでギセイになってるんですよ。罪もなき尊い命が。全ては彼のカリスマ、ずば抜けた能力を見越してのことで、負け続きから脱却する為に、わざわざ有能なライバルを招き入れた我々の事情も察して頂きたいものですがね」
 と、Bの皆の考えを代弁するのだった。
「そして一致団結の我らの快進撃に、この期に及んで釘を刺そうとされるのですか? そうした小細工は、せめてAとBの脱落人数が同じくらいになってから計画して欲しいものですがね」
 ベートーヴェン課題では主役の有出と浜野を立てて、静観していた別所であるが、Bチームの要でもあった「一喝オヤジ」の上之忠司がAチームに移動させられた後は、こうして折に触れて重要な場面で意見すべき立場をわきまえての、冷静な抗議であった。

「事情、分かってます。ですがシューマンとなると、話は別。有出チームの勝利は目に見えてるんで。勝敗の決まったバトルなんて無意味ですねと、昨夜、長岡さんとも検討して決めました」
 新たな審査員、森脇遊氏は、異議申し立てに何ら動じることもなく、和やかなにうなずいた。
「というわけで有出絃人くんには、両チームのアドバイザーになって頂きます。選曲の段階から仕上げまで、彼の意向に従って下さい。絃人くんはオケメンバーとしては本番に乗れないルールとしても、各チームから要請さえあれば、協奏曲のソリストや、指揮なら、共演も可能ということで」

 会場は静まり返り、当の絃人も複雑な表情で様子を見守りゆく。

「いいですか? 今回のオケバトルは、バトルシリーズ番組史上、初のチーム戦として開始された訳ですが、来週辺りからは、シリーズ恒例の個人戦になっていくんですよ。個人どうしの容赦なき闘い。有出絃人くんには個人レベルのご褒美高得点も、ちゃんと用意されてるんです」

 個人戦という言葉に、一同はっとしてしまう。

「彼の使命は、シューマンの魅力を世に最大限に知らしめると共に、両チームの実力を最大限に引き出すこと。分かります? チームどうしのバトルなんてセコいレベルの話じゃなくて、これは我々シューマニアーナによる、音楽界への逆襲なんです!」
 森脇は突如、早口気味になり、声高に訴えてゆく。
「三大ヴァイオリン協奏曲って、何ですか? チャイコフスキー、メンデルスゾーン、ブラームス? 何でシューマン入ってないの? すごい名曲なのに」
 一応お尋ねしますが、ヴァイオリン協奏曲、知ってる人〜? シューマンの、ですよ? と一同に尋ね、やはりの殆ど反応ナシに落胆しながら、
「名曲とされるのは、本当に名作というだけでなく、とどのつまりは良く演奏される有名な曲ってことなんですよ。まあ、チャイコフスキーは別格として、もしシューマンのヴァイオリン協奏曲がメンデルスゾーンやブラームスより頻繁に奏されてたら、どっちかを蹴落として三大協奏曲に君臨していたでしょうに! そんな並行世界、あったっていいはずなんですよ」

 え? なんか論点ズレて来てない? と、客席のバトラーたちは謎のシューマニアーナが本性を剥き出し熱弁を奮う様子に、ポカンと呆気に取られてしまう。
 完全にシューマニアーナの独壇場ではないの。司会の宮永鈴音さんやプロデューサーの長岡委員長が登場しないのも、シューマニアーナの企みなんですかねえ、と。

「何で同い年に生まれたショパンばかりが我が国では有名なの? おかしいでしょ? 今、僕が弾いた曲みたいに、こんなに素敵な曲ですら、音楽家の間ですら、知られてないなんて。なのに何故か名の知られた曲は、意外ととっつきにくいイメージで。損してるし、虐げられてるんですよ、シューマンは。何だか知らないけど、変なレッテルばかりがやたら注目されて、そのせいで崇高な音楽ですら、偏見のヴェールをかけられて聴かれてしまう」
 そこで興奮演説をいったん区切り、今度はゆっくりと低い声で、お告げのように言い放つ。

「その偏見を、この番組を機に拭い去るのです。それこそが我々シューマニアーナと、演奏家の皆さん課せられた使命なのです」

 彼、我々を洗脳してるつもり?
 誰か何とか言ってくれないのかな? そろそろ長岡委員長が、まあ、まあ、まあと、登場してくるとか。

 客席のバトラーらが話に乗ってくるどころか、完全しらけた反応に、悲しそうに少ししんみりしてから、森脇は再び別人明るめトーンに切り替える。
「さて、本題に入りましょう。課題についてですが、本日は音出しもしながら、有出絃人くんと相談して、じっくりプログラムを組んで下さい。休憩なしの1時間、演奏会形式で。オール・シューマンの選曲は、両チームの自由......、と言っても条件がいくつか」

・シューマンの魅力を最大限に伝える構成で
・メインは交響曲か協奏曲を全曲
・サブについては単楽章のみでも、曲集中の一曲でも可
・管弦楽曲以外もOK
・両チーム間での奏者の貸し借りは禁ずる
・明日は1日リハーサル
・明後日の本番は、先行チームがマチネ、後攻がソワレ

 といった説明の上で、
「当然のことですが、足りない楽器を補う為に、スコアとは別の楽器の音で表現するのはやむを得ないとして、原曲のオーケストレーションに問題があるとかぬかしての勝手なアレンジは、何びと足りとも、ユ、ル、シ、マ、セン!」
 と、再び厳しいお怒りモードに変貌。
「たとえ大御所マエストロであっても、スコアに手を加える権利なんて、な、い、の、で、す! 陰謀が発覚した暁には、首謀者、関係者、責任者 ———首席や指揮者のことですよ ———もろとも、即刻脱落ですからね。あるいはチーム全体が失格にされるかもね」
 緊迫する空気を前に、少し穏やかになって一応付け足しておく。
「パート譜のミスプリとか、どうしてもこの版のスコアは、通常版と違うので納得できないとかなら話は別で、その際は絃人くんに相談して下さいね」

 つまり有出絃人はシューマンのあらゆる曲をスコアレベルで熟知してるってことですか? 
 あーあ、こんなんじゃ、オケマイスター、下々の我々に勝ち目なんてないかねえ。
 いっそのこと、有出さん、このまま審査員にでもなっちゃったらいいんでないの?

 といったバトラーらであったが、森脇の次なる発言に、更に複雑な思いを抱いていく。

「絃人くん個人の得点については、両チームが引き分けとなった場合のみ高得点が与えられます。片方が勝利した場合は、無得点。そして両チーム共に、何らかの事情で審査員陣より不可とされた場合、絃人くんは脱落です」
 
 つまり有出本人も、命がけで課題に挑まねばならないことになるわけだ。
 むしろ、これは彼の為の個人戦ではあるまいか?
 それにしても、これまでの活躍ぶりからか、絃人さん、随分と実力を買われたものじゃないですか。
 彼が居るチームは間違いなく勝利するって? きーっ! いくら有出でも、そんなの悔しいっ!

 羨望と同情の注目を一身に浴びて、有出絃人は挑戦的に言い放った。
「分かりました。受けて立ちます。両チーム共に最高のシューマンをお届けします。お覚悟を」

 わあっと拍手に応えて、絃人は一応立ち上がりバカ丁寧なお辞儀を返してから、
「確認しておきたいんですけど」
 と、森脇氏に問いかける。
「ピアノ協奏曲の場合、遊さんが弾いて下さるのは可能ですか? 前回のゲスト審査員、アントーニア・リーバーさんも、歌やバレエで共演してくれましたし、どうでしょう?」
「ピアノなら、絃人くんが弾けるでしょ?」
「仮に自分が指揮に回ったとしたら、まあ、依頼を受けたらの話ですが、シューマンで弾き振りは、ちょっときついので。ソリストの助っ人があると助かるんですが」
「助っ人ソリスト、ルール違反には、ならないか。まあ、その時はその時で、考えますわ」
 あっさり言ってから、森脇氏はさっと話をまとめてゆく。
「この後は皆さんで、段取りご自由に決めて下さい。但し絃人くんは分身の術なんて使えないので、相談は交代か、両チーム一緒でね。あ、それも面白いかも」
 そう言って、森脇遊はマイクを舞台袖のスタンド戻しにゆく。
「僕、これからレコーディングさせてもらえるんで。ここ、素晴らしい音響ですし、ベーゼンドルファーも最高ですし、主催者のご好意に甘えて」
「何を弾かれるんですか?」
 との絃人の問いに対し、
「ファンタジーと、シンフォニック・エチュード。後は時間次第かな。皆さんの選曲の様子も伺いたいし」
 さらりと答える森脇氏。
 絃人は思わず、
「聴いててもよろしいでしょうか!?」
 と叫んでしまう。

 もちろんオーケイですが、という返答を得て、絃人は一同に、シューマンの理解を深める為にも、ぜひ聴いた方がいい、彼、本当に素晴らしいピアニストなんで。幻想曲だけでも絶対、聴くべきですよ! と、半ば命令調で強く勧めるのだった。




87.「シューマニアーナの挑戦状」に続く...


♪   ♪   ♪    今回初登場の人物    ♪   ♪   ♪

森脇 遊(モリワキ ユウ) ゲスト審査員
         シューマン好きのピアニスト




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