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【体験記録】Holacracy Practitioners Training3日目

※本記事は、2019年9月16日(月)〜20日(金)にオランダ・アムステルダム にて開催された『Holacracy Practitioner Training with Brian Robertson - Amsterdam - September 2019』に参加した際の体験記録です。2022年11月、以下の記事へと5日間の学びを再構成しました。

3日目は、前日までの流れからガラッと変わり、一気にフリー・ディスカッションやインタラクティブなやりとりが増えた(英語)。
ロールプレイとはいえ、生物(なまもの)のやりとりをプロセスすると一気に頭の許容量を圧迫する。
十分咀嚼しきれていないのですが、備忘録として以下に気づきを箇条書きにしておきます。


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以下、気づき・学びの抜粋です。

▪️大前提として、頭だけでの理解ではなく、体感・体験による学びの獲得が、ホラクラシー・システムにおいては重要。

▪️組織へのホラクラシー導入に際して、ホラクラシー憲法(Holacracy Constitution)及び、スムーズに物事を流していくための基準(criteria)の理解と体感は不可欠。

▪️特に、組織のプロセスをホールドするファシリテーターロールの役割は重要。

▪️ファシリテーターは、中立的なエネルギー(Neutral Energy)を保つことと、明確な判別基準及び、基準の根底にある『組織として望ましいプロセスの状態』を意識しておくことが求められる。

▪️ファシリテーターが必要以上にプロセスに介入し過ぎれば、特定の個人を攻撃したような印象を与え、結果的に自由闊達に意見を出せる雰囲気が阻害されてしまう。

▪️かといって、場から距離を取りすぎると、プロセスが混乱しカオスが生まれてしまう。

▪️結果、中立的なエネルギーを保つことが、プロセス及びスペース(space)、器(container)をホールドすることに繋がる。

▪️スムーズにプロセスが営まれている基準(criteria)の理解は、どうすれば進むのか?

▪️一つは、実際にホラクラシー・プロセスが行われている組織に見学に出かけてみること。もう一つは、自分自身の現場で実践してみること。そして、このプログラムに参加してみること。

▪️結局の所、この実践に尽きるように思う。

▪️参加者からは、『情報量が多い』と言った声も聞かれる。

▪️この、左脳的な言語処理と、↑のファシリテーターのあり方のような右脳的・感覚的な側面の、両面があるところにホラクラシーの面白さ・興味深さを感じる。

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大森 雄貴 / Yuki Omori
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