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ホラクラシー→オートノミートレーニング


オランダ🇳🇱アムステルダムのホラクラシー・プラクティショナー・トレーニングを終え、ドイツ🇩🇪のハイデルベルクにやってきました。
この街には、医学領域で20年以上にもわたる研究成果の末に体系化されてきたセッション療法【オートノミートレーニング(Autonomie training)】の提唱者:ロナルト・グロッサルト=マティチェク博士が住んでらっしゃいます。
http://autonomy-training.jp/about.html

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日本において、オートノミートレーニングの実施及び普及啓発を積極的に行われている鷲見 典暁 さん(ワッシー)に、パートナーと共に被験者(クライアント)として、そして日本で共に活動する仲間として、研修会に招待頂き、グロッサルト博士にお目にかかることができました。

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『オートノミートレーニング』は、人を『本来的に快・幸福・安定を求める存在』と考え、自らその人自身を取り巻く環境に働きかける力を取り戻す、そして促進していくことで、持てる能力を最大限発揮していく力を身につけることをめざします。

その体験をトレーナー(いわゆるカウンセラー・コーチ・医師といった治療者的立場の人)とクライアントとのセッションの中で、その人にできる小さな一歩を見つけていくことで実現していくのですが…

この『自ら、小さな一歩を踏み出すことで自身を取り巻く環境に働きかけ、最大限能力を発揮できる状態を作り出していく』というプロセスが、『ティール組織』の根底の価値観に本当に親和性が高い!!!と感じていて…

家庭、職場、個人的な葛藤等、様々な要因がその人の人生に絡んでくるものの、それを紐解き、その上で、

『今、この瞬間に何を大事にし、始めるべきか?』

という問いに、クライアントは向き合うことになる。

この問いは、先日の #ティールジャーニーキャンパス で、フレデリック・ラルー氏が発した問いそのもの。

そういった根底に通じるものを感じ取られたためか、今回の研修会の終盤で、ワッシーはグロッサルト博士と 嘉村 賢州 の再会&対談を設定して、私たちも同席することができました。

私自身も対談の中で、グロッサルト博士に率直に質問を投げかける機会を得られたのですが、何か言葉になりきらない可能性を感じたように思います。ビジネス・経済領域でも、医学・社会学領域でも、目指さんとしているもの・扱わんとしているものは、同じものなのかもしれない…。

研修会が終わった後、グロッサルト博士の本棚を眺めていると、
『あげるよ。持って行きなさい』
と、博士の未邦訳の本も頂くことに!
何か、大切なものを託されたような気持ちになりました。

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多くの方の協力と助けをいただく中で、ハイデルベルクの滞在が実現できました。

お招き頂いたワッシー始めオートノミートレーニング研修会日本チームの皆さん、専門用語も飛び交う日独翻訳を実現してくれたトシさん、そして休憩時間には自らサンドイッチも振舞ってくれる等、心遣いに溢れたグロッサルト博士。

皆さんに感謝申し上げたいです。
ありがとうございました。

この日の学びは、是非とも日本に持ち帰り、また新たな活動に繋げていければと感じます。


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大森 雄貴 / Yuki Omori
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