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僕が読書をしている時に考えていること
こんにちは、Yukiです!
今回は、僕が読書をしている時に考えていることを、ご紹介したいと思います!
これはあくまで、僕のことなので参考程度にしていただけるとうれしいです。
僕が考えている2つのこと
僕が考えているのは、
1.これってどういうこと?
2.本当にそう言えるの?根拠は?
この2つだけです。至ってシンプルだと思います。
また、特に目新しいことを考えているわけでもありません。おそらく、多くの思考法に関する書籍で言われていることだと思います。
ではなぜこんなことを考えながら読書をしているのか?
それは、僕自身の思考力、つまり考える力を鍛えたいからです。
これに関して、是非ご紹介したい本があります。
ショウペンハウエル(著)『読書について』です。
そしてショウペンハウエルは本の中で、こんなことを言っています。
読書は、他人にものを考えてもらうことである。
いかがでしょうか?僕はこれを読んだときに「ギクッ」とまるで自分のことを言われてるようでした。
そもそも、本とは著者の方の考えをまとめたものです。それを読むと言うことは、ショウペンハウエルが言うように他人に考えてもらったものを、読んでいるということを意味します。
他人に考えてもらっているということは、言い換えれば、自分では考えていないということです。
また、いろんな本を読んで、それぞれの本の中から他人の考えを拾って、1つの考えをつくる。これは、寄せ集めの部品で作った人形に過ぎない、とショウペンハウエルは言っています。
別の言い方では、他人から学んだだけの意見は僕たちにくっついているだけであって、整形で人工的にくっつけた鼻のように生きてはいない、とのことです。
ショウペンハウエルが指摘するように、僕は他人に考えてもらうばかりで、自分で考えることをしませんでした。挙げ句の果てには、他人の考えを寄せ集めて、あたかも自分が考えたかのような錯覚に陥っていました。
このままでは僕は、他人に考えてもらうことに慣れて、自分で考えることを止めてしまうかもしれない。また、他人の考えをあたかも自分の意見であるかのように振る舞ってしまうかもしれない。それはなんとも味気ない、面白みのない人生だ。そうはなりたくない!
このような危機感が僕の中にありました。そのため、僕は読書をしている時に上記の2つのことを考えています。
思考力を鍛えるための2度読み
1.これってどういうこと?
2.本当にそう言えるの?根拠は?
この2つが、僕が考えていることです。この2つは一言で言えば、著者の考えに対し疑問を持つ、ということです。
ただ、この疑問を持つと言っても、慣れていないと1回読んだだけでは難しいなと感じています。
そのため、僕は2回本を読むようにしています。
初めて読む本というのは、当然ですが本の内容にも初めて触れます。そのため、読んでいて本の中身に新鮮味が感じられるでしょう。
僕の場合、初めて読む本の場合、新鮮味に溢れていますから、著者の考えをほとんどそのまま受け入れてしまいます。もちろん、中には最初から受け入れられないような箇所もありますが、だいたいは受け入れてしまいます。
1回読んだだけだと、受け入れたままでそれこそ他人にものを考えてもらっただけです。
しかし、2回目に読むときは、新鮮味もある程度失われているので、かなり冷静になって読むことができます。そうすると、1回目では理解していると思っていたことを実は理解していなかったり、なんとなくスルーしたけどよくよく考えたら納得できないような箇所が出てきたりします。
このように、新鮮味溢れ無条件に受け入れてしまう僕にとって、1回だけでは疑問を持つことは難しいため、2回読むようにしています。
2回目の冷静になって読むときに、1と2のようなことを考えながら読んでいます。
そしてこの疑問を持つさいにもポイントがあって、積極的に疑問を持つということです。
先ほども言ったように、疑問を持つというのは難しいです。最初から、立派な疑問なんて出てきません。そこで、「この疑問は無理あるなぁ」というような疑問でも良いから、疑問を持つことを癖づけることが大事だと思います。
なので、僕もまだまだ不格好でいいから、とにかく疑問を持つようにしています。
このようなトレーニングを積み重ねていくことで、自分でものを考えられる人間になると信じています。
終りに
ショウペンハウエルの警句は、読書家の人にしてみれば耳が痛い話だと思います。
しかし、考える力が大切だと言われている今の時代だからこそ、彼の言葉はある意味では、ありがたいアドバイスなのかもしれません。
僕自身、まだ他人にもの考えてもらっていることが多いように感じています。なんとか、自分で考えている割合を増やせるように、この戒めを心に留めておきたいと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
また、貴重な時間をいただきまして、ありがとうございました!
今後もがんばっていきますので
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