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収入の話をしよう#1

はじめに

ダウやNASDAQが史上最高値に到達したらしい。為替の影響もあるけれど、米国株やS&P500を持っている人にとっては朗報だろう。一方でバフェット指数は200%を越えており、未だかつてない状況だ。個人的にはあまり歓迎すべき状況とは思えない。なぜならば暴落が起きる時は、優良銘柄も勢いだけで買われてきた銘柄も同じく暴落するからだ。将来がある銘柄に集中的に投資している身としては、利益が出ていたとしても好ましいとは思えない。今日は収入の話をしたいと思う。

労働収入

自分の事業でもサラリーマンとしての収入でもいい。労働による収入は入金力の根幹だ。日本のサラリーマンの平均年収は約450万円、東京都の場合が約600万円と言われるけど、平均値なんてものは当てにならない。肌感覚で言えば、実際にはもっと低いものの、企業の福利厚生で差分を補っているという印象だ。収入が強ければ暴落への耐性も強くなるし、リカバリにかかる時間も短くなる。NoteでもYouTubeでも本や雑誌でも書かれていることだけれど、収入を劇的に増やすにはあなたの強みを徹底的に磨き上げることが、最短の近道になる。ここで言う徹底的にとは日本で10本の指に入るとか、その水準の話である。店舗や地域の中で一番という意味じゃない。確かに副業もいいし、投資も悪くない。けれど、筋の通った技能や情熱というのは困った時に必ずあなたの拠り所になってくれる。だから、収入を増やしたいという人には簡単に副業に逃げて欲しくない。もとい副業には副業の世界のヒエラルキーがあり、どれでもちょろっとやって儲かるような世界でもないからだ。

強みがないあなたへ

日本で10本の指になんて入れない!と思う人も多いだろう。そういう場合に必要なアプローチは強みを掛け合わせることだ。二つのジャンルで100本の指に入ればその2つの共通域であなたはトップクラスの人材になる。三つのジャンルで150本の指でもいい。それがあなたの強みを作り出す原資になる。例えばエネルギー業界での経験とソフトウェアの経験さらにプロジェクト管理能力を磨き上げればあなたはその業界で唯一無二の存在になれるだろう。そしてもう一つある。それは間違いなく外国語を習得することにある。英語が使える、或いはその環境にアレルギーがないかどうかで、給料は2倍変わる。もちろん、外資系企業に勤める必要があるけれど、人の入れ替わりが激しい世界なので募集は絶えない。今どき、AI でそんなものは必要ないという人もいるけれど、口頭のコミュニケーションを重視する欧米人からすれば話せるということは最低限の能力になる。日本人に英語が話せる人は7%しかいない。3カ国後話せるとなると1%と言われる。そんな人はアジアに山程いるが、東アジアの固有のビジネス慣習を知っており、日本国籍を持っているあなたが、世界的に相応のビジネスサイズを持つ日本で働けるということが、既にタレントとして魅力的ということは間違いない。強みを磨き上げ、掛け合わせ、語学を習得しよう。最後に必要なのは気前の良い雇用主だけである。この話もいずれ書こう。

まとめ

Noteには山ほど勉強法に関する記事かあるので僕はそこに触れない。流行りの脳機能を使った勉強法が学生時代にあったらと思うが、後の祭りだろう。僕は非営業だし、何のカリスマ的な才能もないが、2200〜2600万の給与収入をうろうろしているまた、言うまでもなく投資の収入は別にある。廻りにもっと稼いでいる人は沢山いるけれど、家族との関わりや日本の税制を考えるとトップを目指す気には全くなれない。この辺はまた別の機会に書くとして、強みを磨き上げ、掛け合わせ、語学で飛躍すればふつうの才幹でも高みに行けるということを覚えておいて欲しい。どうか、このNoteが少しでも困っている人の役に立ちますように。




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