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下落局面のサバイバル戦略#2

はじめに

涼みたい。ただそれだけの理由で水族館に子どもたちを解き放つ。最近の水族館の展示は工夫が凝らされていて外と内の区別がつきにくいエリアや水遊びが出来る場所もある。水族館と言ってもフクロウや野ネズミまで展示されているのだからもはや水族館なのかどうかさえ怪しい。つまり、ずっと涼しいわけではない。大水槽の前で鮨が食べられるというわずかなモチベーションは長い行列に掻き消され、瀕死の形相で路線バスに乗る。子どもの頃に培った貧乏性は全く治らない。

Keep buying

前回のNoteに書いた逃げ切り戦略と違って今日は買いのテクニックについて書きたい。私の周りには下落局面であっても辛抱強く買い続けるという人も多い。もといポジション調整をしないという人でも買いリスクを相対的に小さくする調整することは出来る。かつては買い注文ごとに細かな手数料が取られたり、管理料も複雑だったりだったが、証券会社やテクロノジーの進歩のおかげで手数料はほとんど無料になっており、あまり気にする必要はなくなった。買い下がりを続ける場合のテクニックとしては、まずは買い頻度の調整である。月に一度の頻度で積立をしていた人は月に二度ないし毎週に買い頻度を買えて一回の注文額を落とそう。大儲けをすることも無くなるが、不安定な相場で平均的な買いを入れることが出来るようになる。月に一度という注文はギャンブルだ。手数料は無料なので買い頻度を調整してリスクを平準化しよう。

Amount adjustment

それでも更にリスクを小さくして運転したいという人は買い金額そのものを小さくするといい。上昇相場でなければ、売却益は出ない。だから、買いを小さくすることに何の問題もない。もちろん、反発のインパクトで利益を出しにくくはなるが、大きく勝つことよりも時間を味方にして長期的に勝つことの方が圧倒的に勝ちやすい。前にも書いたけれど、私たちの敵は意地悪な税務署と無駄な手数料だ。税や手数料に影響がなければ、何ら買い戦略を変えること躊躇してはいけない。

まとめ

これを書いている間に、どうも日経平均がブラックマンデー以来の下げ幅になったらしい。これだけ短期間の反動は予測していなかったが、日経平均は徐々に適正価格に近づいている。ただし、日経平均は適正価格よりも下がるという特性があるので、相場としてはもう少し我慢が必要かもしれない。そもそも国内銘柄の安すぎるPBRなど上げ相場でなくては参考にすらならない。今夜のNASDAQとシカゴ日経平均先物に注目しよう。少しだけ未来が見えるだろう。このNote が少しでも困っている人の役に立ちますように。

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