【子育て】思っていたより早まる2回目の手術。
いつも機嫌良くいたいのに、
周りに感謝し、不平不満を言わず
前を向いて、ただ毎日楽しく生きていたいだけなのに。
そんな思いは一瞬でへし折られる。
#大袈裟
#メンヘラBBA
先日、2週間に1度の次男の診察に行ってきた。
眼球14針を縫ったその目は
順調に回復し…
ているといえばいえる。
いえないといえばいえない。
#どっちやねん
白目の端が裂けていて、縫うのに時間がかかったと言っていたその糸が、2針緩んでしまっているそうだ。
大人なら部分麻酔で、今すぐにその2針を抜糸したいところ。
しかし、まだまだ9歳の次男。
抜糸には全身麻酔が必要らしい。
来年春、抜糸と事故の衝撃で起きてしまった白内障の手術を予定していたけど、
👨⚕️『んーこれは急いだ方がいいな。緩んでいる2針だけ抜糸したい。次男くん目痛いでしょ?白内障の手術も一緒にやってしまおう。11月上旬に手術の予約を押さえましょう。残りの12鍼は来年春に抜糸しましょう。』
…
え!!来月!!!
急に!急展開!
待って!!
早い!!
👨⚕️『来週また来たときに、手術の説明をしますね。普通の白内障と違うから、少し難しい手術ではあります。次男くんの今のレンズに裏までヒビが入っていたら人口レンズを入れられないので、それは手術してみないとなんとも言えないんですが、まあそれを含めて次回じっくり説明しますね。』
をい!!!
どさくさに紛れて!
急にネガティブな情報!!
これは一旦スルー!
先生ごめん!!無視!!!!!
次男は特に驚きもせず、落ち込むこともなく、ふーんと聞いていた。
診察が終わり、会計を待ちながら
『来月、白いの取れるって!早まって良かったね!今度の入院は2回くらいのお泊りで帰れるって!あっという間だね!』
とってつけた様な嘘くさい私の励ましなんて次男には響かないだろうか。
気の利いた言葉が出てこない。
こんな時、私はどんな声を掛けたらいい?
お母さんは、どんな声を掛けるべきなのか?
私にはさっぱり分からない。
『えーまた入院かよー。春休みって言ってたじゃん。麻酔が吐きそうになるんだよなー。モカに会えないのやだなー。』
少しだけ次男は、自分の気持ち吐き出した。
そもそも、9歳に人工レンズって大丈夫なのかな?
でもそんな事言っても白く濁ってる以上…早急になんとかしてあげたいし…やらなきゃいけないんだよなー。
全身麻酔も入院も1回増えちゃうのか。また次男1人で入院か。やだな。キツいだろうな。うーん。でも白内障が無くなったら今より快適になるのかな?
帰りの車の中、運転しながら色々な思いが押し寄せる。
来年春の手術だと思っていたから
再手術に対する心の準備をすっかり忘れていた。
あーあ。
もう手術か。
やだな。
後部座席でクレヨンしんちゃんのDVDを見ながらゲラゲラ笑っている次男を見て
また涙が止まらなくなった。
やだなー入院。
やだなー全身麻酔。
もう手術なんてやりたくねーよ。
急にネガティブな涙が押し寄せてきた。
ウジウジしている私を他所に、帰宅後のオットは次男に満面の笑みでこう言った。
『次男!良かったなー!来月、目の白いの取ってくれるって!これで今より見やすくなるぞ!何事も前倒しが1番良いんだぞ!次男はとことん運が良いな!』
ほほう。
心の底から思っていると、私と同じ事を喋っていても相手にしっかり伝わるのか。
こんなにも言葉に説得力があるのか…。
なるほどなるほど…。
俯瞰して2人のやり取りを見ている私がいた。
しかしあれだな
なんか大袈裟に考え過ぎていたな私。
白く濁り、全く見えてない右目が
見える様になるのか。
緩んだ糸のせいで痛み出してるのも
無くなるのか。
早まっただけか。
むしろ早まって良かったのか。
ってゆーか、もっと早くしてもらいたいくらいだ。
#え
そんな訳で11月4日に再手術が決まりました。
12/8のクロスカントリーの大会に出たいです!と次男が先生に言ったら、それをカルテに書いていてなんかクスっと笑いました。
#おしまい