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セサミストリートに学ぶ「志は高く、敷居は低く」

セサミストリートを作ったのはテレビプロデューサーのジョアン・ガンツ・クーニーと心理学者のロイド・モリセット。目的は、就学前の基礎教育のための番組を作り、家庭収入の違いによる教育格差を縮めること。

当時の研究から、子供たちは保護者と一緒に番組を見ているときの方が、その内容に深く興味を示すということがわかっていた。そのため、『セサミストリート』では有名人たちを多く起用し、ママとパパが知っていそうな歌のパロディを流したのだった。

なるほど。子供の教育には親が番組を楽しんで見ること、それを見ている子どもたちが興味を持つこと。そういう仕立てをしていたわけだ。

志は高く、敷居は低くする。セサミストリートはそれを見事に達成している。

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