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はたらく=たのしむ=じんせい
普段こうして文章を書くことがほとんどないのに、これを書いている訳は前に住んでいた街のカフェが閉店してしまうからだ。
一見、働くことと関係ないようだがとてもある。
自分はずっと、よく行くお店というものに憧れを抱いてきた。もちろん、食べることは好きだし、どちらかというとよく食べる。でも食通でもないし、そもそもあまり外食はしないが、通いたいなと思うお店に会ってこなかった。
おそらく、外食が特別なもののイメージが強いのでよほどおいしかったか、雰囲気がとてもよかったと思わないと足が重いのだと思う。あと、無意識でなんとなく緊張してしまうのだろう。
そんな中、たまによく行くお店ができた。今になってそういえばよく行ってたなと感じる。引っ越してしまったこととコロナもあって最近は全然行けていない。行こうと思い立った日は定休日だったりする。
でもたまにFacebookをチェックしたりしていた。
ハローオールドタイマーというカフェで、厚手のマグカップを使っていて(すごく好み)、サンドイッチがすごくボリューミーでとてもおいしい。店内はうるさ過ぎず静か過ぎずちょうどいい空気が流れる。
行けばわかるが、滅多にない居心地のいい場所だった。
色々あって今年いっぱいで閉店予定。全然行けてないし、常連でも何でもないけど本当に惜しい。。閉店ではなく移転するのは難しいらしい。
今の自分はやっとやりたいように生きて、少しでも楽しい時間を積み重ねようとしている。
はたらくってなにかを考えた時に、働くという概念が好きじゃないなと思った。
自分は絵を描いたり、ものをつくって生きていきたい。まだそれで生きてはいけてないけど、自分がやりたい事とか楽しいと思うことが結果それにあたると思っている。
わざわざ働くとか遊ぶとか分けなくてもいい気がする。何かの本でも見たけど、シンプルに、難しく考える事ない気がする。
そういう思考なので、バンドマンとかの表現者とかパン屋さん、カフェとか自分で自分のしたい事してる人にすごく憧れと尊敬と、理想をみる。
自分もそういう人生を歩もうとしているし、そういう人たちが色んな意味で希望。というか。
コロナになって、最低限必要じゃないものたちが、より苦しくなっている。でもコロナになって最低限必要じゃないものの必要性も強く感じたと思う。
社会のしくみはよくわからないけど、どうしてうまく回らないのかな。もっと単純に。技術の進歩はとてもすごいけど、もっと単純に。もっと単純に、それぞれが得意で楽しいことやって、困ってたら助けて。。
いかに人が人に助けられたり、つながりが、気持ちが大事なんだなと。結果働いている“ひと”同士で世の中が回っていて、色んな人が色んな人の人生に繋がってる。
お金じゃないよ。
と言いたい。でもお金で解決できることもあるのも事実。
生き生きと働いてない人をよく見てきた。だから憧れる人たちはみんな生き生きと働いていた。なのに生き生きしてる人たちは経済面は苦しい。そして辞める日が来る。
どうやったら助けられるのか。今お金に執着して生き生きとしてない人たちに希望を見せてるのは生き生きしてる人たちじゃないか。その人たちが辞めていったら、あまり明るくない世の中が目に浮かぶ。
やりたいこと特にないとか言うなら、やりたいことやってる人に投資してほしい。きっと自分を何かしらの方法で笑顔にしてくれる。それって最高のリターンじゃないか?
うう。移転できるだけの資金をあげたい。でも持ってない。無くなってほしくはない。
久しぶりに会いに行こう。
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